エピローグ
ユウト君のママはいつもお迎え遅いね。……そう、お仕事が大変なのね。ママのことは好き?
嫌いなの? どうして? ……酷い傷痕。大丈夫。ワタシはママに言わないよ。ワタシはユウト君の味方だから。ほら、見てこの傷痕。記憶にはほとんどないけど、ワタシもお母さんにやられたの。
もう、大丈夫よ。全然痛くないし、私のお母さんもお父さんもいなくなったから。ユウト君のママもいなくなっちゃえば良いのにね。
それは嫌なの? 優しいね、ユウト君は。でも、痛いことされるのは嫌でしょ? なら、先生と一緒にママから逃げよう!
出来るよ、ユウト君なら。ワタシも出来たから。怖くないから、先生と一緒にヒミツのアソビをしよう?
何ソレって思うでしょ。ワタシも初めての時はそう思った。すっごく楽しくて気持ちいいこと。あ、クスリとかそんなんじゃないからね……って、まだクスリなんて知らないか。良いの。今のは気にしないで。
ユウト君が怖いって言うのはワタシとヒミツのアソビをすること? それとも、ママにいじめられること?
なーんだ、そっちか。ソレなら、ワタシ良い対処法知ってるよ。一回、ヤったことあるから。
とっても面白いんだよ。あんな怖かった人達がぐちゃぐちゃトマトみたいになって倒れてるのって……そうだ! 今からやりに行こっか。そうしたら、ユウト君も怖くなくなるよね。ねえ、ユウト君。
よしっ、良い返事だ。じゃあ、お着替えして行こうか。ママを殺りに。……ね?
ーーさようなら、ママ
以下、チラシの裏だと思ってください。苦手な方はご遠慮頂きたいです。
はじめまして、こんにちは、太郎です。
これは元は短編向けて書いてたのですが、長くなり過ぎたので(一万文字程)連載としました。個人的に一万文字弱の短編は途中で飽きてしまうので。
まあ、連載で飽きてしまわれたら僕の実力がないというただその一言で終わりですが今は置いといて、ここまで来てくださった方、ありがとうございました。
どんな想いを抱いてここまで読んだかは知りませんが、とても嬉しく思います。自己満足乙ですね。すいません。
まあ、とにかく。お付き合い、ありがとうございました。