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災悪のアヴァロン【書籍7巻 コミック10巻 発売中!】  作者: 鳴沢明人


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176 英雄の片鱗

 第一弓術部と攻略クラン陣営の魔力と殺意が吹き荒れるど真ん中に、赤髪の青少年が単身で割って入った。


「お互い齟齬(そご)があるんじゃないですか。落ち着いて話し合いましょう」


 必死に「武器を下げてくれ」と訴える赤城君。しかし八龍である第一弓術部は冒険者高校において極めて地位が高く、普段は肩で風を切るように校内を歩く生徒達ばかりで構成されている。そんな彼らの顔面が殴り飛ばされているというのに、素直に相手の話を聞けなんて説得が通用するとは思えない。

 

 そも赤城君はレベル8にすぎず、貴族達の戦いに巻き込まれたら即あの世行きになる脆い立場。そんなところへ策もなく感情だけで割り込むのは勇敢ではない。無知無謀というのだ。

 

 慌てたカヲルがどうしたらいいのかと立木君に尋ねているが、さすがに参謀キャラであっても答えがない模様。それよりもピンクちゃんが「あわあわ」と言いながら涙目になって卒倒しかけており、誰か声を掛けて落ち着かせてあげてほしい。

 

 俺としてはこの場で誰かが死のうとスルーする気でいたのだが、さすがに赤城君が死ぬことは許容できるものではなく、いざとなれば全力で救う必要がでてくる。でもその前に頼もしき天使な後輩に交渉しておこうかね。

 

「(チーちゃん、もしものときあの赤頭君をバリアで守れたりしないかな)」

「(……一応、申し上げておきますが、そのスキルはわたくしの奥の手なんですよ?)」


 気安く奥の手を使わせようとする俺を、ジト目で睨むチーちゃん。さすがに断られるかと思ったが「この借りは高くつきます」と言いながらも、こっそりポケットから短杖を取り出して許諾してくれる。

 

 この子はHPダメージを自身のMP消費に置き換える《マナ・プロテクション》という超強力なバリアスキルを持っている。他人にも使用できるため使用用途が広く、こういった場面でこっそり支援するには最適な魔法なのである。やはりこの後輩は頼りになるね。


 とりあえずはこれで赤城君が即死する可能性は低くなったと安堵していると、続けてチーちゃんが「成海先輩が本気を出せば簡単に片付くのでは」などと口を尖らせて言ってきた。何を(おっしゃ)るのかと思えば……

 

 東京での俺を見てそう思ったのだろうが、あれは“やらなきゃ死ぬ”という限界ギリギリの状況でのみ出せる火事場の馬鹿力だ。本当の俺は小心者で()弱い存在なのだと後で言い聞かせねばなるまい。

 

 そんなやり取りをしながら即座にバリアを張れるよう、あるいはすぐに助け出せるようチーちゃんと共に野次馬を押しのけ、一定の距離まで近づいていく。何も起きないようにと祈りながら見守る中で、赤城君は巨大な魔力を向けられ冷や汗を流しつつも、果敢に笑顔で説得を続けていた。

 

「こちらの方々は“通せない理由がある”と仰っていました。命のやり取りをする前に、まずそれを伺って判断されてみてはいかがでしょうか」

「下郎の戯言を聞けと?」


 弓術部部長が真正面から容赦ない魔力と怒気を叩きつける。レベル差は優に10を超えており、常人なら恐慌状態に陥ってもおかしくはない。なのに赤城君は笑顔のまま震えそうな足に力を入れて踏ん張り、折れる様子を見せない。


 大事な人があの中にいるわけでもなく、しょせんは見知らぬ者同士の争いに過ぎない。にもかかわらず何故ああも体を張って止めようとするのか俺には理解できないが、赤城悠馬という人物は相手が誰々だから救う、救わないとかそういう脳みそはしてないのだろう。

 

 ダンエクにおいても傷つき血を流しながら、無償で見知らぬ他人に手を差し伸べていた。無鉄砲で愚かだと罵倒されることも少なくなかったし、救ってあげた人から唾を吐かれることだってあった。だがその半面、彼に惹かれ、付き従おうとする人も絶えなかった。そうやって最後には人々の光となり自分の理想を手に入れていた。

 

 ゲームならそれでもいい。

 

 どんなイベントでも必ず活路が用意されていたし、その攻略法も俺は知っている。困難なイベントを経験するほどに能力を開花させ、人を惹きつけ強くなるのだから、むしろ赤城君にはどんどん首を突っ込んでいただきたい、そう思っていた。

 

 だがゲームシナリオにはない争い事に活路なんてあるものだろうか。目の前で起きているこの厄介事だって俺やチーちゃんがいなければ殺されていたのではないのか。今後も赤城君を野放しにしていたら、次々に余計なトラブルに首を突っ込んでいつかは死んでしまいそうである。

 

 しかし今はそんな暗鬱(あんうつ)とした未来を(うれ)いているときではない。とりあえずカヲルとピンクちゃんが顔を青くしているので「チーちゃんがいるので大丈夫」とだけ言っておこう。もしものときは俺も全力で守るつもりだが、そんなことを今言っても説得力ないからな。


 第一弓術部の部長が、前を阻む赤城君に小さく首を振って苛立ちを募らせ、殺意を隠さず警告する。


「最後通告だ。どかねば――殺す」

「話を聞いてくれるまで、どくつもりはありません」


 どうか聞き分けの良い貴族であってくれと願うものの、やはりと言うべきか貴族と家来達の怒りは鎮まりそうにない。必死に説得を試みる赤城君に向けて弓を構えたことで、悲痛な声と同時に野次馬共の歓声が上がる。絶体絶命のピンチだ。


 とはいえ決闘でもないのに同じ学校の生徒を殺めてしまえば、どんな貴族とて無事で済むわけがない。ブラフだとは思うが……もしあの矢が放たれれば赤城君では躱すことができず即死である。

  

 チーちゃんに目で合図をして、俺も動き出す覚悟を決め――ようかというときに、見知らぬ巨漢のオッサンが紛れ込んできたではないか。

 

 上半身ははだけており筋骨隆々。頭はつるっぱげ。まるで修行僧のような無骨な恰好をしている。オッサンは無邪気に笑いながら赤城君の頭をポンポンと叩くと「もう行っていいぞ」と手でジェスチャーした。


 向こうの集団も構えていた武器を一斉に降ろし、完全に緊張状態を解いてしまった。まるでこの(いさか)いが決着したかのようである。どうやらあの坊主頭のオッサンに大きな信頼を置いているらしい。


「すまんな、うちの部下が失礼を。向こうのある砦を調査してて通行止めにしてたんだが、もう終わったから通っていいよ」

「……」


 弓術部がマシマシの魔力を集中砲火しているにもかかわらず、オッサンは冷や汗一つ流していない。それどころか何の痛痒(つうよう)も感じておらず、相当にレベルが高いと思われる。

 

 一方で役目を終えた赤城君がフラフラと戻ってきたので立木君が肩を貸して迎え入れ、ピンクちゃんとカヲルがいそいそと冷や汗を拭いてあげている。まったく、お疲れさんだぜ。

 

 自分の命を簡単に刈り取れる者の前に立つだけでも、極度に精神を削られ思考も鈍る。赤城君にとっては良い経験になるかもしれないが、カヲル達も同様の精神負荷を負うことになるのでできることなら自重してもらいたい。

 

 それでも相手クランが背を向けて去っていく姿を見て思う。

 

 赤城君が勇気を振り絞って稼いだ時間は、高レベル集団の行く末を確かに変えた。他の人からすれば戦いを回避できたのはただの結果論であり、赤城君の行動は向こう見ずなものに見えるだろう。だがプレイヤーである俺からすれば、世界を変える星の下に生まれた英雄が、その片鱗をのぞかせたように見えてしまう。やはりこの世界はダンエク主人公のためにあるのではないか、と。

 

 しかし愚かにも、第一弓術部の部長はそこで終わらせたりはしなかった。

 

「死んで詫びろ、下郎。《バーストアロー》!」

「――《リフレクト》」

 

 イケメン部長が瞳を殺意に濡らして弦を絞り、オッサンの背中に向けてウェポンスキルを放ちやがった。カタパルトが発射したようなバコンッという音と共に、矢が赤い光となって迫る。

 

 だがオッサンはすべてが見えていたのか後ろを向いたまま太い両腕を広げ、ほぼ同時にスキルを発動する。すると魔力に包まれて発射された矢は一瞬の内にベクトルが反転し、飛んできた元の軌道をそのまま戻っていくではないか。ただし、勢いを格段に増してだ。

 

 爆発的なエネルギーを伴って跳ね返ってくる巨大な光の矢。弓術部部長は呆気(あっけ)に取られて回避するチャンスを失っており、他の貴族や家来達も、赤城君やカヲルも含めて何が起きているのか理解できずにいる。

 

 この場にいる誰もが時間が止まったかのように凍り付いていた――わけではなかった。

 

 弓術部部長の鼻先まで迫ってきた矢が、突如見えない障壁(・・・・・・)に激しくぶつかって停止する。矢はなおも多量の魔力を噴射しながら障壁を突き破ろうとするが、やがて内在していた魔力が尽きたのか勢いを失速させ、ポトリと地面に落ちた。

 

 この一瞬の出来事に誰もが唖然としながら状況を把握しようと勤しむ中、先ほどまで人の好さそうな顔をしていたオッサンは、見違えるほどに獰猛(どうもう)な表情で先ほどの障壁を張った術者を探し出そうとしていた。

 

「……おいおい。単なるアホ貴族共かと思いきや、しっかり隠し玉を用意してたとはな。さすがの俺様でも今のは驚いたぜ……」

 

 地響きのような低い振動と共に、周囲が歪むような巨大な魔力が放たれようとしている。その桁違いの魔力と殺意を前に、あの八龍でさえも蛇に睨まれた蛙になるしかない。


 もう何が起こるか予測できなくなった。虐殺が起こるかもしれない。至急カヲル達をつれて離脱すべきだと考えていると、大地を魔力で震わせていたオッサンは急激に魔力をひっこめて元の不気味なほどの笑みに戻した。


「ま、面白ぇもん見れたし見逃してやるよ。次舐めた真似しやっがったら……分かってるよな?」


 オッサンと攻略クランっぽい集団は貴族達を値踏みするように見てから「またな」と言ってあっさりと行ってしまった。今の一瞬のやり取りだけ見ても、とんでもない実力者集団であることは間違いなく、仮に戦闘になっていれば第一弓術部は、家来共々皆殺しにされていてもおかしくはなかった。


(それにあのオッサン、とんだ食わせ者だったな)

 

 カウンターで放ったあの《リフレクト》という技。あれは飛び道具を一度だけ反転させるという魔術士を代表するカウンタースキルだ。無手で筋肉ダルマだったからてっきり格闘家かと思いきや、魔術士だったとは。知らないで戦うことがあれば意表を突かれていた可能性もある。どこのクランか知らないが顔を覚えておいて損はなさそうだ。

 

 隣ではチーちゃんが小さく息を吐いて緊張を解きほぐしている。目が合うと「もしわたくしが見つかったら守ってくださいましたか」と聞いてきたので、小さく親指を突き出しておくことにした。




 弓術部一行は「興覚めだ、帰るぞ」という部長の一言で去っていく。学校内では最強を誇っていた彼らではあるが、ダンジョンにはいくらでも上がいるということを痛感していることだろう。今後は不用意に殺し合いをするのは控えてもらいたいね。

 

 同様に野次馬をしていた冒険者達も期待外れというような仕草をして離れていき、残った俺達はこのまま7階の探索を続行するか否かを話し合うことになった。騒動は無事に落ち着いたものの、カヲルはご立腹である。


「情報通り、暴力沙汰やトラブルが多発してるようね。探索するにしても戻るにしても気を引き締めないといけないけれど……ユウマ。もうあんな無茶は二度とやめて」

「ああ。気を付けるよ」


 端末で情報収集していたカヲルによれば、様々なクランや貴族がダンジョンに押しかけ、ダンジョンのいたる階層で暴力沙汰が発生しているとのこと。攻略クランによっては貴族を憎んでおり、またその逆もある。そんな水と油が鉢合わせになれば、他愛ない理由だとしても殺し合いに発展しかねない。

 

 加えてカヲルが真剣な表情で「あんな無茶はやめて」と念を押す。だが赤城君の根幹を成している性格や理念はそう簡単に治るものではないし、恐らく同様のことがあれば次もやるだろうなと目に浮かぶぜ。その点、ピンクちゃんのほうが常識的な感性をしているので、まだ安心できる。やはり主人公に据えるなら赤城君よりピンクちゃんのほうが好ましいのではないか。

 

 そんな主人公パーティーのやりを取り見てピンクちゃんの育成計画を考えつつ、俺の腕端末に届いていたメールを何気なしに開くと……思考が真っ赤に染まるような内容が書かれていて思わず怒りの魔力を放出しかけてしまった。理性を取り戻すために目を(つむ)って深呼吸する。

 

「どうしたの? 何かトラブルがあったのなら相談して欲しいのだけど」

「いや、野暮用ができちゃってさ。悪いが俺はここまでだ」


 俺の異変を目ざとく察したカヲルが力になれるかもしれないから相談しろと言ってきたので、丁寧に辞退する。震えそうな手で持っていた鉄剣を腰にしまい、もう一呼吸置いて赤城君に向き直る。

 

「今日は全然役に立てなかったけど、誘ってくれてありがとう。またパーティーで組む機会があったら……是非とも呼んで欲しいんだけど」

「もちろん。君の動きは何だか参考になるからね、次を楽しみにしてるよ」


 何かあると察しても笑顔で握手し俺を送り出してくれる赤城君。勇敢であり、誰であろうと守りたがる無鉄砲な英雄気質は玉に(きず)だけど、信頼を置ける人物だと再確認できた。ピンクちゃんも「また一緒にね」と、ふんわりとした笑顔を向けてくれる優しい子だ。立木君にしても知識が豊富で仲間思いの気持ちの良い人物だった。こんな仲間なら安心して幼馴染を預けられるというものだ。


 ちょっと急ぐので「チーちゃんを頼めないか」と交渉しようとすると「わたくしもご一緒させていただきます」といって当人が首を振って拒絶する。言い聞かせている時間はないので説得は走りながらにしよう。



 

 来た道を戻って7階ゲート部屋を目指す。腹の脂肪を揺らしてえっほえっほと走る俺のすぐ後ろを、足先だけちょこまかと動かす特殊な走行で少女がついてくる。

 

 おすまし顔なのでその表情からは何を考えているか読み解けないが、俺に強い関心があることだけは分かる。東京で俺が見せたスキルや戦闘能力の秘密を知りたいのだろう。だがここから先は興味本位でついてきたら痛い目をみると忠告しておかねばならない。


「今から行くところは本当に危険なんだ。帰った方がいいよ」

「わたくしの心配ならご無用です。自分の身は自分で守れますし、万が一があったとしても“帰還石”でいつでも逃げられますので」

「……はぁ。ならせめてこれを着て素性を隠してくれ」


 絶対についていくと、かたくなな意思のこもった瞳を向けるチーちゃん。まるで駄々をこねるときのウチの妹とそっくりの目である。これは何を言ったところで帰ってくれそうもないと諦め、それなら何重にも安全策を練らねばならない。


 ポケットからステータス偽装効果のある予備の仮面と、存在感を希釈するローブを取り出して手渡す。聞けばステータス偽装スキル《フェイク》も持っているようだし合わせて使えば素性がバレることはないだろう。

 

 加えてダンジョン脱出アイテムである“帰還石”もあるなら俺が即死でもしない限り死ぬことは避けられるはずだ。なら手早く説明しよう。

 

「俺の仲間(・・)がトラブルに遭った。そこらの奴なら返り討ちにできるくらいに強いのに、負傷してるようなんだ」

「成海先輩のお仲間……ですか。どういった――いえ、微力ではございますがサポートはお任せください」

 

 俺も取り出したローブを羽織り、さらに速度を上げて冒険者でごった返している道を風のように走り抜けていく。途中すれ違う冒険者が俺達を見て目を丸くし驚いていたので、目立たないよう仮面も付けておこう。




 多くの冒険者が入り乱れ往来している廃村まで戻ると、ゲート部屋のある古びた教会を目指して滑るように駆け込んでいく。人混みの中を縫うように進みながらも浮かぶのは後悔ばかりだ。

  

 やはりこの混沌としたダンジョンには最大限に警戒すべきだった。特にあの場所(・・・・)はゲート部屋に近く、拠点など建ててしまえば襲われる危険性も十分に考えられた。何故そんな簡単なことに気付かなかったのかが悔やまれる。

 

 どうか無事であってくれと焦る気持ちを抑えながら、冒険者でごった返すゲート部屋へ入っていく。


「どちらの階へ行かれるんですか?」 

「目的地は25(・・)階だ。ゲートは俺が開く」

 

 部屋の片隅にあるゲート魔法陣。そこには1階行きのゲートがすでに開いていたが、一度閉じて新たなゲートを開き直す。手早く魔力を送信すると低い周波数の音が響き、再び魔法陣に紫色の光が広がった。

  

 チーちゃんが手を取ってくれと伸ばしてきたので、早速掴んで一緒に飛び込むことにする。視界が紫一色になっていくのを感じながら思考を加速させ、メールに書かれていた少ない情報と場所から現時点の疑問点を整理する。

 

 仲間を襲った奴らは何者で、目的は何か。

 

 襲われた場所がゲート部屋の近くなので、普通に考えれば敵の目的はゲート利権を狙ったものとなる。だがゲートが世に知れ渡ってからまだ二日と経っていないのに、敵はもう25階に到達していた。それは何故か。

 

 元から25階付近に滞在していた可能性もなくはないが、これも普通に考えればゲートを使って移動したというのが自然だ。つまり敵はゲート部屋の位置情報を最初から知っていたことになる。

 

 現時点でゲート情報を持っている組織といえば、金蘭会またはカラーズが最初に思い浮かぶが、どちらにしても東京の件の失態により自由に身動きできる状況にない。

 

 他にゲート情報を持っているとなると神聖帝国と日本政府くらいなもの。そのどちらか――恐らくは後者の息のかかった組織である可能性が高い。しかしそれはとてつもなく厄介で面倒な相手ということを意味している。

 

 ぐにゃりと曲がっていた視界が再構築され、つい先日来たばかりの薄暗い洞窟内に切り替わる。漂う魔素が一段と濃くなるのを感じながら息を殺し、周囲を窺う。

 

(どうか無事であってくれ……天摩さん)


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