兄と食堂
……………………………。
物凄い遅さ過去最高です。
大変申し訳ございません(._.)
"不定期更新"といえど限度があると
言われてもグゥの音も出ません。
しかも遅すぎる上に
中途半端な所で終わるこの
深夜アニメ感半端じゃないです。
月1放送毎回焦らしアニメなんて
見る前にシャットダウンされますねはい。
本当にすいません。
見る人がいるかいないか
行ったり来たりだと思いますが、
ちょっとずつ、ちょーーーっとずつ
更新していくので、よろしくお願いします
ー1週間後ー
影人「…ん?…ぅん………はっ!
……ここは…図書館?
そうだ!ケータイケータイっと…そっか。
左腕も、右脚も、無いんだったな…
えっと…は?…1週間経ってるし!」(ガチャ)
小悪魔「あ!起きてらしたんですね!」
影人「ん?あぁ、小悪魔か。
ああ、この通り何とかなったわ」
小悪魔「良かったです」
影人「小悪魔が看病を?」
小悪魔「いえ、私達全員で看病しました。
血を止めたのはパチュリー様ですけどね」
影人「そっか。ありがとな。
ところで、そのパチュリーは?」
小悪魔「…読書中です」
影人「ふーん…」
小悪魔「でも、そろそろ
終わると思う(ガチャ)の、で…
というより終わりましたね」
パチュリー「!……そう。起きたのね」
影人「おう。お蔭様でな」
パチュリー「身体の具合はどうかしら?」
影人「そうだな。まだ違和感はあるし、
血も足んなくてフラフラすっけど、
生きてるし。ま、大丈夫だろ」
パチュリー「…そう、ならよかったわ。
……早速で悪いけど、食事にするわよ」
影人「…お、おう」
何かあったのか?
少し冷たすぎやしないか?
小悪魔「パ、パチュリー様?
起きて直ぐに、というのは幾ら何でも…」
パチュリー「……減った血、
体力、その他諸々の為にも
食事は必要なことよ。
それも、今直ぐにね」
小悪魔「す、すみませんでした!
そこまで考えが及ばなくて!」
パチュリー「いいのよ。
貴女だって、彼を気遣って言ったのだし」
影人「なぁなぁ」
パチュリー「何よ?」
影人「今思い出したんだけどさ」
パチュリー「だから何?」
影人「…本当に3日じゃ済まなかったなw」
パチュリー「………………」バシュ
影人「痛ぇ!」
小悪魔「パチュリー様ァ!?」
パチュリー「今のはこいつが悪いのよ!
折角人が心配してるのに!」
影人「いや、わるいわるい。
心配かけて悪かった。
……じゃ、飯食いに行くか」
小悪魔「あ、なら私は
皆さんを呼んでおきますね」
パチュリー「えぇ。お願いするわ」
小悪魔「は〜い」バタン
影人「…じゃ、今度こそ俺たちも行くか」
パチュリー「はぁ…
気をつけな「おっとと」さい、よ?って
言ってるそばからそういうことするの?」
影人「いや、すまん。
そういや、脚も片方無かったんだった」
パチュリー「…ごめんなさい」
影人「……何故に?」
パチュリー「だって…そもそも貴方が
妹様と闘う原因を作ったのは私だし…」
影人「…いや、俺も結局あんたと同じ
結論に至ったわけだし、
やりたくてやっただけだからな。
それに、この世界で生きていくとなると、
命があるだけマシだと
思わないとこの先やってけねーしな」
パチュリー「それは…
そうかもしれないけど」
影人「はは。パッチェさんって、
結構色々気にすんのな。
もっと冷たい人だと思ってたから…
意外だったわ」
パチュリー「…自分が悪いと思ったら、
ちゃんと気にするわよ。
どっかの誰かさんと一緒で、
謝らないような人は嫌いなのよ」
影人「はは…そうかい」
パチュリー「それから…
その[パッチェさん]って
呼ぶのは何故かしら?」
影人「…そりゃー、あのお嬢さんが
[パチェ]って呼んでたのを
俺なりに呼びやすくしただけだが?
下手に馴れ馴れしくなくて
イイと思ったんだが…嫌ならやめるぞ?」
パチュリー「…まぁ、いいわ
それより、そろそろ行きましょうか。
お腹も空いてきたことだし」
影人「そうだな」
(あっぶな…!まさか[パッチェさん]に
突っ込まれるとは…恐るべしパッチェさん。
気をつけないとな。まあ、
多分呼んでたから大丈夫だろ)
そうして、影人とパチュリーは
図書館をあとにした
ーー閑話休題ーー
ガチャ
紅魔館食堂の扉が開く。
それぞれの思惑を抱え、
全員がこの場に集う…
影人「……………………」
パクパクムシャムシャ
ゴックンゴクゴクプハァ
パクムシャゴックンゴクプハァ
パチュリー「………………」
パク、モグモグ、ゴクッ、コクコク、プハ
レ・美「何してるんですか⁉︎」
集う…筈だった。
影人「……飯中に大声を
出すのはあんまし良くねぇな」
パチュリー「そうね。
賑やかなのと騒がしいのは別物よ?」
レミリア「え?何で私たちが悪い
みたいになってるの?
どう考えても、先に食べてる貴方達に
言われる筋合いは
ないと思うのだけれど?」
影人「栄養の補給中だ。
1週間も飲まず食わず……
よく生きてたな、俺」
パチュリー「ちゃんと水は飲ませたわよ」
影人「水は、か。
なら1週間分の飯を食わなきゃな」
パチュリー「…そうね。
どんどん食べなさい
…レミィと美鈴も
早くしないとなくなるわよ?」
レミリア「…はぁ。
私たちも食べるわよ、美鈴」
美鈴「あはは…そうですね。
食べましょうか、お嬢[バンッ!]…様?」
フラン「お兄様〜‼︎ [[[[[⁉︎]]]]]
起きてよかったよ〜![フォン][バチン!]
〜〜〜〜いったぁ〜い!
パチュリー!痛いよ⁉︎どうして⁉︎」
パチュリー「…今は食事中よ。
彼の体力を戻すためにも、
必要なものなの。もう少し
落ち着きなさい。はしたないわよ?」
影人「おぉ!ビックリしたのを
欠片も出さずにあくまで冷静に努める、
流石パッチェさん!」
パチュリー「………死ぬ?」
影人「…さーせん」
レミリア「…フ、フラン?
何故その男が…"お兄様"なの?」
フラン「? 私を助けて
くれたからだよ?それに、
お兄様が欲しかったから!駄目…かな?」
影人「…俺は構わないが、
レミリアはどう思う?」
レミリア「……いいわ。その代わり、
私もそうさせて貰うわね?"お兄様"?
影人「…はいはい。
よろしくな。フラン、レミリア」
レミリア「レミィでいいわよ」
影人「…いや、
捻りが欲しいから[レミ]でいこう」
レミリア「…愛称に捻りは
いらないと思うわ……」
咲夜「…そろそろお食事に
なされては如何ですか?」(怒)
「「「あっ、はい」」」
みんなの心が1つになった瞬間である
ーー閑話休題ーー
全員の食事が終わり、
片付けられた食卓につく住人達
全員が影人の方を見ている
影人「…さてと、そろそろ話すか。
俺と狂弥の馴れ初めについてを…」