表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第3章 ノースウエスト大陸編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

165/168

ep21-5 久しぶりの合流

挿絵(By みてみん)

(GEMINIにより生成したAI画像です。)

カインがモニタを見ながら、通信機から全員に

向けて話した。


「あと、10kmで合流する。そろそろ地上へ

 降下しろ」


カインの通信が終わると全員降下を始めた。


地上には、エル達の姿が見えた。

みんな手を振っている。


そんな中、グレンと精霊達が微妙な表情を

していた。

地上に降りてからもすぐに降りようとしなかった。


それを見かねて、ナギが

「どうしたの?グレン君、ゼノンが君のこと

 探してるよ。」


「ゼノンさんは、親友だったかも知れないが、

 今の僕にとっては初対面だから、

 どんな顔すればいいのか…。」

と、項垂れていた。


ガンガン、ガンガン。

「おい、出て来いグレン!」

 

2m超の大男が、乗り物のハッチを叩く姿を

想像すればわかると思うが、恐怖でしかない。

 

「こ、怖い…。」

 

ナギが舌打ちをして、ハッチを空ける。

「チッ。お前は何だ!ヒグマかなんかなのか!

 そんな事をしたら壊れるだろうが、

 糞が!」

と、ナギが悪態をついて降りた後グレンが続く。


グレンに何も声を掛けないで、見送ったと

見せかけて、ゼノンは、背後から長槍でグレンを

突いた。


が、貫いたのはグレンのマントで其処にはグレンの

姿はなく、背後に周り込み、剣をゼノンの脇腹に

打ち込んでいた。


ゼノンは、泡を吹いて倒れた。


「ふぅ。冗談はやめてほしいな。

 ミストさんの訓練がなかったら死んでたよ」

と、グレンはため息をついて、みんなのいるところへ

合流した。


ツイストはノアの前で、涙ぐんでいたが

キサラに頭を踏みつけられて悶えていた。


エルは真っ先にカインのところに行き、

「だ、大丈夫か?どこも異常はないか?」

と言って抱きしめていた。

(カインは迷惑そうではあったが…。)


「やぁ~、エル元気だったかな?」

とへイズが近づくと、エルは剣を喉元に突きつけ、


「女狐はどこだ。始末する。」

へイズは、にやけた顔で、

「ハハハハ。いないよ。ガルタに残留すること

 になったからね。」


エルはホッとした表情で、

「そ、そうか。別れたのか、それは良かった。」


「リンクのことですか?連絡は取り合ってます

 ので大丈夫です。御心配なく。」


へイズは心の中で、『違うよ、カイン君。

逆、逆だよ。ここは、スルーするとこ

でしょ。』と思わずには居られなかった。


「れ、連絡を取り合っている?」

エルの顔が引き攣るというか、歪んでいた。


「はい。」

「そ、そうか。今度私に会わせなさい。」

ギタギタにしてやるからね。


カインは、ニッコリ笑って

「わかりました。」

と言った…カインにはエルの殺気は読み

取れない様だ。


グレンとナギの周りには、女子たちが集まって

来ていた。

「はい、はい。そんなに集まらないの、

 散って、散って。」

 

ナギが集まってきた女子たちを排除しようと

するが、

「うるさい、あっち行ってて。」

ミアが真剣な表情で、


「グレン、私も覚えてないの?」

グレンは頸を振り、

「覚えてるとか覚えてないではなく、

 知らないんだ。初対面なんだ。」


ミアは顔面蒼白となり、立ち尽くしてしまった。


ミリネはグレンの顔を見て、

「私もわからないですね?」

グレンは頷き、

「知らないんだ。」

と言うと、ミリネは意地悪そうに、


「夫婦だったんですよ、私達。」

グレンは頭を抱えて、

「そ、そうなのか?ど、どうすればいい?」


ミリネは腹を抱えて笑っている。

「ミリネ!そういうたちの悪い冗談はやめて!」


「ご、御免っ。ほ、本当に信じると思わなかった

 ⋯あ〜(笑)、お腹痛い(笑)。」


「グレン君、御免なさい。

 ここは、こういう性格のネジ曲がった奴が

 多いから注意して。」


「ナギ様、グレンのことをグレン君って

 呼んでる、私たちもいい?」

と、エリーが言った。


グレンは、

「別に構わないよ。」

と、にこやかに応えた。


大地の精霊とリュウが対峙いや、リュウは盾に

使われていて、対峙しているのはアイリみたいだ。

「キモジジイ何しに来たのよ。」


「お前等と一緒だ。センターレイクにいく。

 あ〜、言っておくがワシはもう大精霊じゃ

 ないぞ。隠居したんじゃ。」

と、笑いながら言った。


「キモジジイ、じゃなんでいくの?」

「あいつ、全然動かないから代わりに行って

 やろうかとな⋯って思ったんじゃ。」


「お〜い、全員集まってくれ。」

エルの声がしたので全員エルのところに集まった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ