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暴君姫と7人の勇者  作者: 礫(レキ)
第1章 サウスイースト大陸編

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ep2-6 本領発揮

国境を越えると少し歩くとホワイトストーンなのだが、いつもの光景とちょっと違うようだ。

門の前には軽く1000人の兵士はいる様に見える。

なんかオレ達が来るのを分かってたみたいなかんじだ。

「待ち伏せされてるような気がしてならない。」

キサラはそれを聞いて、

「あ〜、それでしたら、夕刻にグレン殿が出兵するので準備しておいた方がよろしいのではと、市長に忠告しておきました。」

こ、こいつ。

「勝てるものも、勝てなくなるぞ。」

「これも私の役目なので。あなたの実力を確認する様にいわれてます。」

オレはため息をついた。

グリーン家の実力は国中の誰もが知るところではあるがオレがというわけではないし、『グリーン家は強そうだ』ということしか外部の人にはわからない、だから実力を見ないと本物かどうかわからないということなんだろう。

政治のやり取りとか貴族間の駆け引きとかでいわれるならまだいいが剣の腕だけはそうはいかない、

見たいのなら見せてやろう、グリーン家の真髄を。

オレは、剣の柄を額に当て、背後にいるキサラに声を掛けた。

「全員みね打ちにするが、当たりどこが悪ければ死ぬがそれは容赦してくれ。」

キサラは笑って、

「皆殺しでもいいですよ。」

「ミアに口聞いてもらえなくなるからヤダ。」

キサラは、明らかにグレンの雰囲気が変わり近寄りがたい闘気に満ちあふれてきたことがわかった。

次の瞬間、10m 先の敵兵が悲鳴と血飛沫ともに倒れていくことがわかった。

「嘘っ。10m以上跳べて強撃を打ち込めるなんて。」

わすか数分で門の近くまで進んでいることはわかったが、グレン自身は全く見えない。

そして、動けなくなった兵士が転がっている。

しばらくすると、グレンが門を開けて入って行く姿が見えた。

「こんなに強いんじゃ、部下なんて必要ないでしょ。なんであんな遠慮してるのかしら。」

キサラは地面に転がっている兵士を蹴飛ばしながら

門の方へ歩いて行った。

その様子を背後で、ゼノンが見ていた。

「全く、派手にやったな。あいつ、本気でやるのか?それならオレもやらないとあいつの足手まといにならない程度に…。」

グレンが門を開けると市長が目の前にいた。

市長は顔面真っ青で、

「い、命ばかりは…。」

「馬鹿いえ、誰も殺してねぇ…たぶん。要件はスモールレイク国の出城築城とホワイトストーンの形式的な占拠だ…占拠されたということにしてくれればいい、他は今まで通りで頼む、あと、門の外に倒れている兵士の手当を。」

オレは、後から来た新兵達に出城の築城場所を指示して、近くの芝生に横になってうとうと眠ってしまった。



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