新たなる大地へ
海斗は使い慣れた宿で身支度を整えていた。アイテムボックスから服装を取り出し、冒険者風に整えて靴紐を結ぶ。
一階に降りるとこの宿の主人と娘が出迎えた。娘が海斗に近づき上目遣いで訪ねる。
「海斗さん!女王様の命令でこの国を出ていくって本当?」
海斗は優しく微笑みながら答える。
「ああ、本当だよ」
「女王様はなんでそんな命令出したんだろう。海斗さんはずっとこの国に居ればいいのに」
海斗が苦笑いしながら答える。
「女王様は僕の気持ちを汲み取って命令してくれたんだよ。僕は世界中を旅したかったんだ」
「そうだったんだ!」
娘は溌溂として、海斗に言った。
「海斗。気をつけろよ」
宿の主人が低い声でそう告げた。海斗は主人と娘に頭を下げた。
「大変お世話になりました!」
主人と娘は笑顔で海斗を見送る。海斗が両手で扉を開けると、光が宿に差し込んだ。海斗は目を細めながら外に出るとそこには【水帝】ウェンズデイがいた。
「海斗、お勤めご苦労様」
「ありがとう、ウェンズデイ」
海斗はにこやかにウェンズデイに感謝する。
「これからどこいくの?」
「とりあえず迷宮都市ジャガーンで迷宮をクリアしようかなって思ってる」
「迷宮都市か、じゃあ私がついていってあげる。勘違いしないでよね!皆忙しいから私がお目つけ役として選ばれただけなんだから!」
ウェンズデイはそう言って海斗の手を取った。
「いこ!」
ウェンズデイは海斗と共に走った。二人の足跡が王国に刻まれた。海斗の冒険は続く。
読んでくださりありがとうございます。短いですがこれで第一部完結になります!ブックマークと★★★★★が作者の原動力になります!続きが気になる方は是非ともご声援のほどよろしくお願いします!
「面白い!」と少しでも思ってくれたら↓の★★★★★を押して応援してくれると嬉しいです!
ブックマークもお願いします!
よろしくお願いします!




