生まれ変わったら悪役令嬢!(お約束!!)
見切り発車です。
時間があったら続き書きます。
悪役令嬢に生まれ変わったらしいと気づいたのは、あざと系ヒロインが自ら見事な階段落ちを繰り広げた後だった。
当然の様に私のせいにされたようだが、前世の記憶を取り戻した私は当然の様に高熱を出してぶっ倒れてたもんだから、なんかピンチを回避した。
駆け付けた人は相当面食らったと思われる。
階段下には落ちたヒロイン。
上にはぶっ倒れてる悪役令嬢だ。
……意味がわからん。どんな状況だよ?
だがこっちとしてはもっと意味がわからん。
経過は知らんが、私は自宅である公爵邸の自室のベッドへと運ばれた模様。
今しがたまで寝ていたわけだが……
「よもやこんな記憶を取り戻す等とは思いもよらなんだ……」
わかったことは、復学したらおそらくピンチは続くだろうということ。
「当然の様に政略結婚の為の婚約だからな~」
私からはなす術がない。
階段落ちまでしたあざと系ヒロインのことだ。婚約破棄に持ち込むまで必死に罠に嵌めようと画策してくることだろう。
「……しかし、なんつーテンプレなんだ」
お約束をしっかり踏襲している。
折角なので、ここはお約束的にざまぁでも繰り広げてみるべきなのだろうか。
そう思ってベッドから起き上がると……なんだか身体が軽い。
「今なら波動砲とか出せちゃうかも~」
──どぉぉぉぉぉぉぉんっ!!
冗談半分で型を取ると、 盛大な音を立てて壁をぶっ壊すレベル(※眼前の事実)の威力の光の弾が……私の掌から放出され、遠くへと消えていった。
「……出た」
「お嬢様ぁぁぁぁぁ?! 何事ですか!?」
バタバタと家に仕える者達が慌てた様子で部屋へと駆け寄る。
私は、チート級特殊能力を神々から付与されていたことを急に思い出した。
……壁以外、なにも無いとこで良かったと思う。
先が決まってないからジャンルを決められない……




