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未来へ繋がる絆  作者: 香月 よつ葉
大学1年生
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聖なる夜に

菜須よつ葉side

四人で過ごしているクリスマスパーティーは、それぞれがプレゼントを贈りたい。という思いでみんなが密かにプレゼントを用意していた。それぞれが相手を想い選んだもの。お腹一杯食べて、飲んで喋ってあっという間に時間が過ぎていた。


お佳が突然、


「みんな今日はお泊まりね! 部屋は男女別で用意できるから。実はさぁ、クリスマスパーティーするっていったらさぁ、ケーキと七面鳥と一緒に布団を3組持ってきたんだよねぇ。だからさぁ、泊まっていって」


「良いの?」


紅羽がお佳に確認をする。


「お布団で真夜中の女子会しちゃう?」


笑ながらお佳が紅羽に返事をする。


「ここで雑魚寝にしようぜ」


うのっちが一人暴走し始める。


「嫌だよ、紅羽とお布団で女子会するんだから!」


お佳が速攻で拒否をする。


「おい、拒否早すぎだろ」


うのっちが反論する。


「宇野、うるさい」


竣が一言でこの場を納める。


「順番にお風呂に入って、そろそろお湯も溜まってるから。シャンプーとかは勝手に使って。タオルもバスタオルも棚にあるから使って」


お佳はてきぱき進めている。


誰も動こうとしないので、お佳が指示を出し始めた。


「うのっち、お風呂に行ってそれから竣が行って寝室へどうぞ。その後あたしらね」


「俺ら後からで……」


竣が言いかけた瞬間、お佳が間髪開けずに


「こうやって譲り合ってるのが無駄だから、即行動して!」


男前なお佳に誰も逆らえず、うのっちが浴室に向かった。


その間に少し片付けて三人で喋って盛り上がっていた。うのっちがお風呂から上がり、竣が浴室に向かった。お佳はうのっちを連れて男子の寝室へ連れていき、布団セットの位置を教えて竣と二人でするように伝えた。


竣がお風呂から上がり、うのっちの居る男子の寝室に案内され向かった。


残った紅羽とお佳。お佳が紅羽に


「面倒だから二人で一緒に行こう」

「えっ、う……うん」


何故か女子は二人で一緒にお風呂に行くことに。


そして湯船に浸かりながらお佳が紅羽に話を切り出した。


「紅羽、実は明日の14時に遥人先輩が家に来るの」

「クリスマスデート?」

「遥人先輩の勢いに気づいたらこうなってた」「ふふっ、良いじゃない。お昼までに私がなんとかしてあげるわよ」

「ごめん、ありがと」

「今度聞くわよ


そんな話をしてお風呂を上がり、お佳の部屋に向かった。夜中までお互いの恋バナで盛り上がっていた。



◇◆◇◆◇◆



ゆっくりした朝を迎えた紅羽たち。リビングに向かった。うのっちも竣もまだ寝ているようだった。


二人でカフェオレを飲んで話していると、竣が起きてきた。


「はよ、早いな」

「おはよう」

「竣おはよう」

「竣はカフェオレ? コーヒー?」

「カフェオレ頼んでいい?」

「もちろん!」


ゆったり過ごしていたら、うのっちが起きてきた。


「ゆっくり眠れたみたいだね」

「おぉ、布団ふかふかで!」

「あはは、うのっちらしい」


もうこんな時間なんだ……

紅羽はお佳と遥人のデートの時間を気にしていた。お洒落をする時間も欲しいだろうと気遣う紅羽。どうやって帰るように導こうか迷っていた。


「もう、あまりお佳のお宅にいても迷惑だろうからもうすぐお昼だからファミレスでお昼してから帰らない?」


紅羽は、お佳を思い早めに行動に移すことにした。


「そうだな。そうするか!」


竣も紅羽の提案に賛成した。


「お佳ファミレス行かねーの?」


空気を読めないうのっちがお佳に声をかける。


「私は、やりたいこともあるから」


「俺ら手伝うよ!」


「私は良いから、三人で行ってらっしゃいよ」


お佳はサラリと返事をする。


紅羽とお佳は顔を見合わせ目配せをした。


三人は支度をしてお佳の家を後にする。



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