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未来へ繋がる絆  作者: 香月 よつ葉
大学1年生
62/160

鳴治館大学後期スタート

菜須よつ葉side

大学生活初めての夏休みを有意義に過ごし、それぞれが成長して講義室に戻ってきた教育学科生。


「元気だった?」

「課題終わってる?」

「夏休みどうだった?」


そんな会話があちらこちらで飛び交っている。


「紅羽、早いな」

「竣、おはよう」

「はよ」


隣同士に座り、いつものように色々話ながら時間を過ごす。


廊下がざわついていて講義室の前で一段と騒がしくなる。そして勢いよく扉が開かれ


「おっはよーー」


うのっちが元気よく入ってくる。


「おぉ、うのっち! 久しぶり」

「うのっち、課題終わってるの?」

「相変わらず元気だね!」


学友から声がかかっていた。


「相変わらずね」

「アイツはあんなもんだろ」

「そうね」


うのっちが学友に右手をあげ挨拶しながら紅羽たちの傍にきた。


「おはよー 紅羽、竣」

「宇野君、おはよう」

「はよ」


うのっちが竣の後ろの席に荷物を置いて荷物を整理し始めた。


珍しくお佳は始業ギリギリの登場だった。


「お佳、おはよう。遅かったね」


紅羽が声をかけた。


「ごめん、ごめん。入り口のところでさぁ、荷物ぶちまけた子がいてさぁ、一緒に拾ってきたんだぁ」


「そう、大変だったね」


「いやいや、別にあたしがぶちまけたんじゃないから大丈夫だよ」


あっけらかんと話すお佳に、お佳らしいなぁ。と思う紅羽。


「オリエンテーションするよ!」


教授が入ってこられ後期の講義のための説明や教科書の説明などが行われた。


それぞれ決意を新たに後期のキャンパスライフが始まった鳴治館大学の学生たち。




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