物語の始まり編 その1
はじめまして小説書いたの初めてです。
至らぬ点があるかもですが、生ぬるい目で見守ってください。
「…もう少し注意するべけだったかな?」
小学校のころ先生がよく「ポケットに手を入れちゃいかんよ~」とか言っていたが…
まさかそれが原因で死んでしまうとは…
僕の名前は上野口 陽。
高校生だ。…いや正確には《だった》だな。
ある日雪の日僕はいつもどうり登校しようとしていた。
しかし、なんとも間抜けなことに凍ったマンホールで滑って転んだ。
ポケットに手を入れていた僕は頭を強打し、当たり所が悪かったのかポックリ逝ってしまった。
そのとき、手をポケットから出していたら地面に手をついて終わりだっただろう。
だがもう遅い。死んでしまったものはしょうがない。でも…
「なんで僕まだ地球にいるの?天国とか行くんじゃないの?」
そんなことを言っていると、目の前に犬が現れた。
僕は犬が好きだ。天国に行く前に目に焼き付けておこうとその犬を見ていると
『あぁ?』
と犬が言った。
!!?
「こえーよ!マジでこえーよ!っていうか何で犬がしゃべってるんだよ!」
『わおーん』
なんだ、ただの空耳か。よかった。
『我は神なり』
と声がした。
やっぱり空耳じゃなかったぁぁぁ!ていうかなんか言ってるし!
…何だ夢か。じゃなきゃ犬がしゃべるなんてことないもんな。起きたらベッドの上にいるんだろうな。
まったく驚かせやがって。
『夢では、ない。現実逃避をするな』
「心の声を聞くな!」
人の心の声を聞いて人の言葉をしゃべる犬って…
『我は神なり』
さっきよりさらに大きな声でそう言った。
「…」
『なぜだ…なぜなんだ』
「なにが!?」
『なぜお主はびくびくせんのだ?雷の神は皆びくびくしておったぞ。』
「なんか知ってる気がする」
何で神がアニメ知ってるんだよ。
『神世界ではアニメもあるぞ。』
「だから心の声を聞くなって。そして神世界ってナニ?」
ていうかアニメがあるって神世界は地球にあるのかよ。
『今日はお主に謝りに来た』
「はぁ?なんで神が人間に謝りに来てるんだよ?」
『今日、お主は死んだ。』
「…ああ、知ってるよ。」
『それで…その…』
なんだ?
『言いにくいのだが…ちょっとこっちのミスでおぬしを殺してしまったのだ。』テヘッ
「…」
『…』
沈黙が流れる。
「はぁ?何ミスしてんだよ!ミスで関係ない人を殺すなよ!それと犬にテヘッてされてもいらっとくるだけだよ!」
『すまん!ほんっとにすまん!』
まじか…僕が死んだのは神のミスだったのかよ…まぁあの死に方は不自然すぎるとは思ってたけどね。
「…ちなみに僕は後どれくらい生きる予定だったんだ?」
『そうだな…あと36年くらいかな』
「ということは53歳で死んだはずだったてことか。病死か?」
『いや、酒で酔っ払って店のカウンターの角に頭ぶつけて死ぬ予定だった。』
けっきょく頭ぶつけて死ぬのかよ…ていうか…まぁいいやもう終わったことを考えてもしょうがないな
『お主、名は?』
「何で神なのに名前わかんないんだよ!」
『名というのは人が人に勝手につけたものだ。それを神が知ってるほうがおかしいだろ。』
言われてみればそうだな。
「僕は上野口 陽。」
『そうか陽というのか。』
「ああ…」
『い、いやほんとに悪かったと思ってるぞ?』
「ああ…」
『だからお主を転生させる!』
「ああ…ああぁぁ!?」
『よろこべ』
「そういえばお前なんで犬の姿してるんだ?」
『だって我、犬ですもん』
「え?神じゃなくて?」
『とても神な犬なのだ』
「なにそれ?」
『聞いたとおりだ。』
「まぁいいけど…犬ならさ、もう少しぬっぽくしゃべれないのか?」
『わんわん』
「そうじゃなくて…」




