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舞台裏 二度目の恋

3/3

三話同時投稿です

 セクストゥス・リュープス・ルベルムは純血の魔法使いの貴族家、ルベルム家の長男であった。

 裕福な貴族家出身の彼の人生は順風満帆に見えた。


 ……が、しかし彼にはある問題が一つあった。

 

 異常なまでの加虐癖・嗜虐癖である。


 彼は相手を痛めつけないと、たたせられない(・・・・・・・)人間だった。


 悩んだ時期はあった。

 自分は異常なのではないかと、深く自己嫌悪した。


 彼はその気持ちを十八歳まで堪え続け……

 そしてついに爆発させた。


 彼は奴隷の召使の少年を欲望のはけ口に使い、殺した。

 それが彼にとって、最初の殺人である。


 一度やってしまえばもう二度も三度も同じこと。

 奴隷の少年や少女を購入しては、殺すを繰り返す。

 やがて奴隷では満足できなくなり……無産市民に手を出した。

 それでも満足できなくなると、市民権を持つ裕福な平民階級(プレブス)に。

 それでも満足できなくなると騎士階級(エクイテス)貴族階級(パトリキ)に。


 その時、すでにセクストゥス・ルベルムは三十歳となり……

 一定の地位を築いていた。


 少年少女を拉致監禁し、そして証拠を隠滅するための魔法の腕と、そして権力を得るために奔走した結果である。


 魔法戦士としても名を轟かせていた彼は、国立大学の臨時教師として赴任した。


 そこで彼は一人の学生を見つけた。

 美しい黒髪に、白い肌、整った容姿。

 そして黒い縁の眼鏡の青年だ。


 時折眼鏡を外すと、彼の黒い瞳は……真紅に変わる。

 それはとても美しく、神秘的だった。


 タルクィニウス・バルシリスク・アートルム。

 当時、十八歳。

 大学の最上級生だった。


 (何と、美しいんだ……)


 セクストゥス・ルベルムは一目でタルクィニウス・アートルムを気に入った。

 この青年と肌を交わしたかった。


 そして……その白い喉を締め上げたかった。

 肌を体液でぐちゃぐちゃに汚したかった。

 その腹の中にある内臓の色を見たかった。


 泣き叫び、懇願し、許しを乞う姿を見たかった。


 そして……最後には絶望の表情で死ぬ姿を見たかった。


 

 早速、セクストゥス・ルベルムは行動に移した。

 タルクィニウス・アートルムを深夜の大学に誘き寄せたのである。


 そして奇襲攻撃を仕掛け、魔法で拘束し、誘拐しようとした。


 だが……





 「貴様の噂は、聞いていたぞ? セクストゥス・ルベルム」


 タルクィニウス・アートルムは笑いながら言った。

 彼の足の下には……セクストゥス・ルベルムの頭があった。


 タルクィニウス・アートルムはいとも簡単にセクストゥス・ルベルムを撃退し、そして追い詰めたのである。


 「お前がいくら証拠を隠滅しようとも、だ。噂までは消せない。俺が無警戒で来ると思ったか? 間抜けめ!!」

 「っぎゃあああ!!」


 タルクィニウス・アートルムはセクストゥス・ルベルムの顔面を蹴り飛ばした。

 ボールのようにセクストゥス・ルベルムは吹き飛ぶ。


 小柄なタルクィニウス・アートルムに対し、筋骨隆々の大柄なセクストゥス・ルベルム。

 

 それはまるで小人が、巨人を使って玉遊びをしているように見えた。


 「ほら! 何とか、言ったらどうだ? この社会のゴミクズめ! はははは!!!」


 何度も。

 何度も。

 何度も。


 タルクィニウス・アートルムは笑いながらセクストゥス・ルベルムを蹴り飛ばした。

 

 蹴り飛ばすのに飽きると、タルクィニウス・アートルムは杖を取り出し……

 呪いをかける。


 「笑い死に魔法ってのは、知ってるか? 俺の友人曰くだ、こいつは応用が効くらしい。気が狂うほどの『笑い』、死にたくなるほどの『痛み』、脳が壊れるほどの『快楽』……それを交互に繰り返す、特製の呪いを考えたんだ。その実験台になれ、そして少しは役に立て。社会のゴミクズめ。『狂い死ね』」


 その後、タルクィニウス・アートルムはセクストゥス・ルベルムを数時間に渡って痛めつけた。

 そして……

 夜が明けようとする頃に、タルクィニウス・アートルムは言った。


 「さて、ゴミクズ。お前に更生のチャンスをやろうじゃないか……このまま社会のゴミクズとして死ぬか、それとも、この俺の崇高なる目的に協力するか。好きな方を選ばせてやる」


 そう言ってタルクィニウス・アートルムはゴミのように転がる、セクストゥス・ルベルムの口元に靴を向ける。


 「さあ……舐めろ、ブタ野郎。俺に服従しろ……そうすれば、肉の盾くらいには使ってやるよ」


 セクストゥス・ルベルムはその時……

 胸の高鳴りを感じた。


 彼は確信した。


 ああ、これは恋だと。


 もはや迷うまでもなかった。

 セクストゥス・ルベルムはタルクィニウス・アートルムの靴を舐めた。

 

 タルクィニウス・アートルムの高笑いが響いた。






 それからタルクィニウス・アートルムは己の弁舌と、そしてアートルム家の人脈を使い……

 着々と支持者を増やしていった。

 伝統派の純血の魔法使いの殆どをその配下に収めた。


 そして自分に反抗する魔法使いや資産家たちを攻撃し、その財産を奪い……

 それを貧困に苦しむ下層市民に分配することで、多数の平民たちからの支持を獲得した。


 多くの、非魔法使いたちにとっては、伝統派も閥族派も変わりはない。

 どちらも魔法使いの利益を口にしているだけであり、非魔法使いたちには興味のない話だった。


 故に非魔法使いたちの多くはタルクィニウス・アートルムを、伝統派を支持したのである。


 彼らにとって、伝統派は成金の富裕層、不当に富を独占する新貴族(ノビレス)たちを打ち倒し、そして貧困に苦しむ自分たちを救済してくれる、救いのヒーロ―だったのだ。


 最終的にタルクィニウス・アートルムは平民たちからの圧倒的な支持で執政官(コンスル)に就任。

 そして平民会を煽り、元老院から非魔法使い出身の魔法使いを追い出し、そして彼らの土地を公有地として市民に分配する法律を制定させた。


 そして元老院の議席の全てを伝統派で埋め尽くし……

 賛成多数で終身独裁官(ディクタトル)に就任した。

 

 こうして、独裁政治を完成させたのである。


 伝統派の貴族や利益を得ることができた者たちは、この時代を「光り輝く時代」と評し、そして非伝統派の貴族や、財産を奪われた者たちはこの時代を「暗黒の時代」と評する。


 もっとも……セクストゥス・ルベルムにとっては、他者からの評価などどうでも良かった。

 彼にとっては、タルクィニウス・アートルムの側にいられたこの時が、もっとも幸福な時代だった。


 タルクィニウス・アートルムは秩序を重んじる人間だったため、セクストゥス・ルベルムの遊び(・・)は大きく制限を受けたが、それでも良かった。


 (いつか、絶対に……この男を超えて、屈服させ、穢してやる!)


 それは異常な恋心だった。

 異常ではあったが、間違いなくセクストゥス・ルベルムにとっては恋だったのだ。


 遠い、遠い彼方に映る大きなタルクィニウス・アートルムを追いかけ続けるのは、とても楽しかった。

 

 しかし……

 ある日、突然にタルクィニウス・アートルムは病死してしまう。




 心に大きな穴が開いたようだった。

 何をしても、楽しくなかった。

 奴隷を買って、壊す遊びも……以前ほど彼を高揚させなかった。


 以前はタルクィニウス・アートルム似の奴隷を買い、それをタルクィニウス・アートルムに重ね合わせることで、彼は快楽を得ていたのだ。

 

 しかし今では、もうこの世に存在しないタルクィニウス・アートルムを思い出し、辛いだけだった。

 

 空虚な、空虚な時間だけが過ぎていく。

 しかし……

 ある日のことだった。


 彼は耳にする。


 ルルテリア家が、あのタルクィニウス・アートルムの娘を引き取ったと。

 

 ……実際のところ、セクストゥス・ルベルムにとってはタルクィニウス・アートルムの娘は、どこまで行ってもタルクィニウス・アートルムの娘であって、タルクィニウス・アートルムではなかった。


 だから今まで気にも留めていなかったが……

 急に気になった。


 もっともルルテリア家の家長、ルキウス・ルルテリアの目は厳しく、セクストゥス・ルベルムの接近は許されなかった。

 そこで彼はタルクィニウス・アートルムの娘、ユースティティアの大学入学を待って、その年の財務官に立候補し、当選した。


 財務官としての立場を使い、大学に入り……

 偶然を装ってユースティティアの様子を見ようと考えたのである。


 まずは彼はユースティティアの大学での様子に関する聞き取り調査を開始した。

 それは……彼をひどく失望させた。


 ユースティティアは大学でイジメられているのにも関わらず、全く反撃をしないのだという。

 大人しくイジメられたまま。

 

 (所詮は、娘。……タルクィニウス・アートルム様とは違う、か)

 

 そう思った。

 しかし状況は急転する。


 いつの間にかユースティティアは大学で恐れられ、そして派閥を作るまでになったのである。

 セクストゥス・ルベルムは興奮した。


 もしかしたら、タルクィニウス・アートルム様に似ているのかもしれない……


 期待を胸に抱き、ついに大学へ赴いた。

 そして……ユースティティアは、タルクィニウス・アートルムと瓜二つの美しい少女だった。


 瞳の色だけは違うが、しかしそれ以外はタルクィニウス・アートルムを女にした姿と言っていいほど良く似ていた。


 黒髪も、白い肌も。

 意志の強そうな瞳も。

 そして自分を侮蔑する視線も。


 何もかもが懐かしかった。


 セクストゥス・ルベルムの心は、十数年ぶりに高揚した。






 「そういうわけだから、ホーラ殿。協力して貰うぞ」

 「ふむ、まあ金さえ払ってもらえるのであれば何でもするがね」


 セクストゥス・ルベルムに対し、白髪の五歳ほどに見える幼女がいった。

 もっとも……幼いのは見た目だけ。

 実際は百年以上の時を生きる、強力な魔女である。


 レムラ共和国とは外国となる、グラキア地方――現在ではレムラ共和国の属州――出身の、時空魔法を専門とする魔法使いの傭兵だ。


 「何をすれば良い? セクストゥス・ルベルム」

 「タルクィニウス・アートルム様の娘、ユースティティアお嬢様の奴隷を攫うのだ」

 「ふむ……理由を聞いても良いかな?」

 「ユースティティアお嬢様を誘い出し、犯すのだ」

 「命の恩人の娘を犯す、か。相変わらずのゴミクズ野郎で安心したよ、セクストゥス・ルベルム」


 ホーラは侮蔑の眼差しでセクストゥス・ルベルムを見た。

 そして……肩を竦める。


 「もっとも私も人のことを言えないがね……良いだろう。攫うだけで良いのかな?」

 「いいや。……いろいろと裏の伝手を使い、アートルム様に恨みを抱いている者たちと連絡をつけた。彼らにそれを引き渡すのだ」


 無論、彼らにとってはセクストゥス・ルベルムも仇の一人。

 だからセクストゥス・ルベルムは複数の人間を間に通して、連絡を取り合っている。

 依頼主がセクストゥス・ルベルムとは分からないようにするためだ。


 「ふむ……それで?」


 「その後、そのアートルム様を恨んでいる者たちと、ユースティティアお嬢様を戦わせる。そしてユースティティアお嬢様が勝ったら、俺の出番だ。その時、あなたには時空魔法で空間を隔離していて欲しい。俺も多少は使えるが……できれば、ユースティティアお嬢様との逢瀬に集中したいのでな」


 「空間の隔離だけで構わないか?」


 「ああ。それ以外の空間の操作は俺が行おう……それと、あなたには最悪、俺が負けそうになった時のために控えて貰う」


 するとホーラは肩を竦めた。


 「大袈裟だ。それは絶対にあり得ない……十一歳児だろう? 貴様が焚きつける予定の、アートルムを憎んでいる男共に負けて、強姦されて死ぬのがオチだろうに」


 するとセクストゥス・ルベルムは真顔で言った。


 「その時はその時だ」

 「……ふむ、貴様の考えが読めんな。そもそも犯したいだけなら、そんなまどろっこしいことは言わず、私に直接ユースティティアを攫えと言うだけで良い。何を考えている?」


 ホーラが尋ねると、セクストゥス・ルベルムはニヤリと笑みを浮かべた。


 「タルクィニウス・アートルム様は奴隷には(・・)優しかった。奴隷を見捨てるようでは、タルクィニウス・アートルム様の娘とは言えない。そして……タルクィニウス・アートルム様の娘ならば、平民上がりの薄汚い魔法使いの数人は倒して貰わなければ。まあ……俺が負けることは万が一にもないと思うが、あのタルクィニウス・アートルム様の娘だ。億が一のことを考える」


 「意味の分からん理由で無駄なリスクを背負う割には慎重だな。まあ、良いだろう。金さえ貰えれば、な」


 ホーラは肩を竦め……

 そしてその場から姿を消した。









 「どういう風の吹きまわしだ?」

 

 ユースティティアを見逃したセクストゥス・ルベルムに対し、ホーラは尋ねた。

 セクストゥス・ルベルムは紅潮した、どこか夢心地の顔で言う。


 「ふむ、分からんか。おこちゃまには早いかもな」

 「貴様より年は多いぞ」


 ホーラは鼻で笑う。

 セクストゥス・ルベルムはにちゃり、と笑みを浮かべた。

 

 そして人狼化を解き、筋骨隆々な姿へと戻る。

 脂肪はもう一度、溜め直す必要がある。


 「恋だよ」

 「……恋?」

 「ああ……恋をしてしまった。二度目の、恋だ。タルクィニウス・アートルム様の娘としてではなく、ユースティティアお嬢様、その人のことが好きになってしまった」

 「それはまた……」


 御愁傷様、ユースティティア。

 ホーラはユースティティアに対し、心の底から同情した。


 「しかし恋したことと見逃したことの何の関係性がある? まさか、まともに恋人としてお付き合いしたくなったなどとは言わないだろうな?」


 絶対にあり得ないと思いつつ、ホーラは言った。

 セクストゥス・ルベルムは頷く。


 「犯し、殺すことは変わらない。だが……今度は追う恋愛ではなく、追われる恋愛をしてみたくなった」

 「……追われる恋愛?」


 ホーラは首を傾げる。

 セクストゥス・ルベルムは昔を懐かしむように、夢見心地で言う。


 「タルクィニウス・アートルム様に対して、俺は追う恋愛をした。あの人を屈服させ、ぐちゃぐちゃにするために……人間をやめた。もっとも叶わなかったが……まあそれはそれとして、楽しかったのは事実だ。だが今度は別の恋愛がしたい。……そう、追われる恋愛だよ。ユースティティアお嬢様はきっと、俺のことを恨んでいるだろう。俺を殺したいと思っているはずだ。そう、俺がタルクィニウス・アートルム様を殺したいと思っていたように」


 「なるほど……共感はできんが、理解はできた」

 

 つまりユースティティアが自分を倒すために、強くなろうとする……

 追いかけてくる様を見たいのだ。

 そして追いかけられないように逃げ……待ち構え、そして今度こそその心を圧し折る。


 「あぁ……楽しくなりそうだ。正直、ここ最近は鍛錬をサボっていて、体が鈍っていた。もう一度、鍛え直そう。ふははは……それが愛する者への敬意だ」


 セクストゥス・ルベルムは拳を握り締めた。

 少なくとも全盛期の力は取り戻さなければならないと、心に誓う。



 「気持ちの悪い男だ……是非ともユースティティアお嬢様には勝って欲しいものだな。さて、それはそれとして……今後も御贔屓に頼むよ。もっとも……次はユースティティアお嬢様に雇われて、貴様を殺しに来るかもしれんがな」


 ホーラが笑って言うと……

 セクストゥス・ルベルムも笑みを返す。


 「それは楽しみだ……ユースティティアお嬢様と並べて犯し、殺してやろう」

 「それは恐ろしい話だ。私も……貴様に負けぬよう、鍛え直すとでもするか」


 そう言ってホーラは姿を消した。

 セクストゥス・ルベルムは夜空に輝く満月を見上げ、手を伸ばす。


 「あー、ユースティティア。お前のおかげて……俺の止まっていた時間は動き出したよ」


 それから笑みを浮かべる。


 「もっとも……勝つのは、俺だがね」

というわけで、取り敢えず終わりです

原版は「努力チート」だったわけですが、それから変えて良かったと思います

最初のは割と酷かったので


投稿しながら思ったのは、ユースティティアを子育てする話とかも面白いかなと思いました

その場合はユースティティアを引き取った主人公と、ユースティティアの子育てバトルとなるでしょうね。

主人公「人のモノを盗んではいけません」

ユースティティア「何でダメなの?」

みたいな? デレるまで時間が掛かりそうですね。


機会があったら、リメイクする形で、主人公がユースティティアを引き取る話を書きたいです

多分その場合、


主人公の設定は

独裁者、アートルムの元親友。しかし政治思想で対立。恋人をアートルムに寝取られる。さらに両親を殺したアートルムに対し復讐を誓い、最終的にこれを打倒した英雄。


ユースティティアは

アートルムと、主人公の元恋人(婚約者)の娘。


という感じにしようと思ってます




以下、ルート分岐一覧


・元婚約者の手を取るか、否か

取る→婚約破棄ルート

取らない→本編


・決闘を申し込むか、否か

申し込む→本編

申し込まない→惨めな学園生活を送り、イジメられ続ける


・アウルス・アルゲントゥムに友達紹介をして貰うか、否か

して貰う→本編

しない→孤独でボッチな学園生活を送る


・アルミニアに子守歌を歌って貰うか、否か

して貰う→アルミニア攻略ルート

しない→本編


・一人で廃墟に行くか、否か

行く→本編

行かない→アルミニアは死ぬ。主人公、闇堕ち


・セクストゥス・ルベルムに許しを乞う

乞う→性的に食われた後、奴隷にされ、最終的に生的に食われる

乞わない→本編


・ルーナ・ルキウスに愛していると言って貰えるか、否か

貰える→ハッピーエンドコース。ただし、『主人公』ではなくなる。(それなりに平凡な人生を送る)

貰えない→トゥルーエンドコース。聖女となるか魔女となるかは誰にも分からない

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