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プロローグ

ーー「お前は医者になれ!!それがこの家にあることができる条件だ!!」


ーー「ほんっと...あなたって子はろくでなしね!!私たちよりも自分を優先するっていうの!?」


「.....あ、いや...、、すみません。」



あぁ、、俺は何をしているのだろう。

怒られるとわかっていたのに、自分の夢を伝えてしまった。

 「心理カウンセラー」なんて夢捨てればいいのに。



ーー「なんだ!?言い分でも言ってみろよ!!」


ーー「お父さんもうやめましょ...私たちの育て方が間違っていたんだわ...。失望したわよ、子よ。」


「......。」



ついには無言になってしまった。

俺の呼び方は「子」。名前もつけられていない。


一応、法律関係でつけているのかもしれないがそれは仕方なくつけたもので愛情なんかはないだろう。


母は、俺を医者にさせて金儲けする「道具」として俺を産んだのだ。

そもそも医者になるなんて俺にはできない。できそうにないんだ。


 人を助ける=医者。という考えは誰もが一度は考えたことがあるのではと思う。


ただ俺はその「医者」になれない。

どれだけの時間を注ぎ、どれだけ勉強してなれるものだろうか。

 俺には到底無理である。

無理というのは本当だが、俺は人の精神面を安定させる仕事に就きたいのだ。



ーーーだから心理カウンセラーを目指している。



でも人の心情をわかってないとか、ぐちぐち言われてばかりだ。


親はもう俺を家にいさせてくれないだろう。

 俺は追い出される前にこの家から出ることにした。



「....、、誰か...俺を泊めてくれ...。」



腹もぐーぐーと音を鳴らしている。

 親から出された医者になるための宿題を終わらせるまで飯は食わせてもらえなかったからだ。

 今日で2日目。断食というやつだろうか。



「ファミレス....。」



道路沿いの歩道を歩いていると、ファミレスの暖かな雰囲気、明かりが目に入ってきやがった。

 俺は金もない。食わせてもらえる飯もないんだ。

それなのにこの店は、、、



「楽しそうだな...俺もあんなふうに....」



レストランやこのファミレスなどで、食事を運んだりするロボットを見たことがあるだろうか。


 俺は初めて見たのだ。餓死寸前なのか、ロボットに人の心、魂が宿っているように見えた



ーーーー「AI...、、チャットGPTになりたいなぁ....。それになれたら心理カウンセラーになれる....、、」



よくチャットGPTは父のパソコンで使わされていた。

こいつはなんでもできる、IQが高いAIなのだと。


俺も使ってみたところ、このチャットGPTとやらは

とても賢く便利なものだった。

 こいつになりたい。


気づけば俺は、道路の真ん中で倒れていた。目が覚めたのは運が良かった。

 いや運が悪かったのだ。意識があるのに体は言うことを聞かない。


これはあれだろう。


ーーーー父から見た俺だ。



「体...が、、動け..!動け動け動けぇ...!!」



目の前にダンプカーが迫ってきている。

脳に命令したはずなのに俺の体は死んでいた。



「こんなところで終わりか...。」



転生でもしたら次は、


ーーーーーチャットGPTになりたい。



そう最後の言葉を願った俺は、

ダンプカーにはねられて内臓がぐちゃぐちゃになり、



ーーーーーこの世から身を消された。








新作品を連載開始します!

腹痛転生に続き、この作品を同時進行で進めていきたいと思います!

この作品は投稿頻度を遅くし、代表作である腹痛転生をメインに進めていきますが、この作品もよろしくお願いします!



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