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神対応のオーランド系とキャメロン系の和やか会談



「すいませんでした。

今、宇宙人て言ったらいいのか分からないんですけど、彼らのUFO内に居りまして、そのテクノロジーを使っている最中なんですが、たまにと言うか、殆ど私が使うと暴走状態になるのですが、決してあなた達を脅かそうとしている訳ではありません、(むし)ろ、そうですね、良き相談相手になって頂きたいのです」


わたしは、長老高位聖職者に喋っている内に、こんな感じで、世界の識者とか聖職者、リベラルな人々を見付けて、ブレーンを作って皆で和気藹々(わきあいあい)と和やかな感じで、工藤ちゃんG7とかG8とか勝手に作って、会議を開いて、そこで決まったことを、って言うか、その会議自体も同時世界公開を、このテクノロジーを使ってやっちゃえば、世界各国の人々が瞬時に情報が行き渡って、まずは新聞や雑誌等の紙媒体の大幅な削減が出来、もう地球に優しいエコが出来るのだ。


そうすれば、世界の報道陣、特にテレビ関係者がいちいち、G7とかG8の開催地にそこのテレビ局の経費を使って、飛行機を使うと、燃料もかかるけど、これもいらないし、そして、工藤ちゃん会議の出席者は私がこのUFOで迎えに行けば、交通費も浮くし、このUFOテクノロジーを使うだけで、CO2がかなり抑えられるぞ、凄い、究極のエコだ。


地球に優しすぎるぞ!みたいなナイスアイディアを同時に考えながら、不謹慎にも話していた。


「はい、そんなことでしたら、喜んでお受けいたしますよ」


う~ん、今までにない和やかな雰囲気だ。


「あの~、宜しければ、その、工藤さんのサポーターである宇宙の遥か彼方から地球にいらしたお二人方と是非、御挨拶をしたいのですが!」


長老高位聖職者は恍惚のような表情で私にお願いを申し入れた。


彼は完全に人類の英知を超えた、スーパー英知、大いなる存在として、彼らオーランド系とキャメロン系を崇めた感覚で見ているのだろう。


そして、例のごとく、当の本人達はテレビカメラの横か後ろにいて、まるで若手のADのように黒子に徹していたので、私と一緒に写ることを拒んでいるようだった。


だから、当然、私が彼らを映る様に呼ばなくてはいけないし、そして多分だが、彼らは映るのを拒むんだろうな~と考えたが、ヴァチカンの高位聖職者であり枢機卿の長老、所謂お年寄りからご丁寧にお願いされたのだから、引っ張ってでも、の、覚悟で二人をカメラの前に映る様に声を掛けた。


彼らはやはり、最初は躊躇しているようだが、昨日に比べると、幾分早く納得したのか!諦めたのか?分からないが、私の座っているソファーの後ろにカッコ良く立った。


ホント、ハリウッド俳優のような華やかな井出(いで)(たち)は、私の存在など小さなゴミや、チリの様に吹き飛ばされる感じなほど、その空間ごと持って行かれた。


俗に言う、イイとこ取りだ。


そして、一瞬、思ったのは本当のオーランド・ブルームとかキャメロン・ディアスは昨日の放送から、色々と大変だろうな~と言うことで、彼らがヴァチカンの人たちと何か話している間、他のテレビモニター当の本人関係の番組があったら確認しておこうとも思った。


「初めまして、私はローマ・カトリック教会の・・・」


で始まり、当然の様に、彼らは二人の名前を伺ったが、二人は特に名前はありませんときっぱりと答えた。


長老が基本的な質問を彼らにした。何故、地球に来たのかと?それに対し、我々はなにも態々(わざわざ)、地球だけに来ているのではない、とオーランド系が答え、他の知的生命体のいる星ならどこにでも行きます。


とも付け加えた。


オーランド系のさっき言った他の知的生命体のいる星の(くだり)で、他の枢機卿たちもどよめきの声を上げた。


私はそんなヴァチカンと二人の会話を聞きながら、アメリカのゴシップ番組を見ていて、やっぱりオーランド・ブルームやキャメロン・ディアスの所属事務所関係や本人にも電話とかで確認をしていた。内容は、ばかばかしいけど、今話題の宇宙人は、あなた方の映画か何かのキャンペーンではないのですか?とか、日本人の工藤さんとは面識がありますか?


とか、工藤さんをどう思いますか?


とか、その辺は日本の芸能リポーターと変わらない程、くだらない質問で公共の電波を使っていた。


あんなくだらないことにも、この地球の化石燃料やそのエネルギーによって排出されたCO2が地球の大気に放出されるのだろうな~と、自分でも感心するほどのエコ大臣みたいになっていた。


また、他のテレビモニターでは隠しカメラなのかお忍び工藤ちゃんカメラなのか分からないが、インドとかサウジアラビアとかの寺院内でのイスラム教の聖職者達が、やはりの密談を開始していた。


それは中国のどこかでも行われていて、その数だけでも優に100カ所は降らなかった。多分、これでも割愛しているような気がしたが。


「地球以外にも人類と同じような、いや、それ以上の知的生命体がいるのですね?」


長老はまるで神と話しているみたいに有り方や~状態で、しきりに納得しているのか頷きながらオーランド系の話を聞いていた。


「現在は分かりませんよ!大分前の話ですし、実はここで言う地球歴の時間的概念が宇宙では通用しない場合もありますので」


と、キャメロン系も彼らの話に参加した。


そんな光景を見ながら、ふっと感じたのは、ヴァチカンの枢機卿たちは確かに今まで、聖者として識者として生きてこられたとは思うが、ある意味、神の(しもべ)になり過ぎていて、彼らでこの人類とやらを未来へと導こうとする意欲が欠けているのでは無いのかと、勝手ながらに感じた。


そして、そんなことを考えている自分をUFO天井一杯まで高く漂っている幽体離脱俯瞰野郎が、笑いながらちょっと前のお前は、もっとペケペケ野郎だったぜ!と言っていた。勿論、その通りなのだし、今でも自分が人類をジャッジすることなんて、とてもじゃないけど、と、考えていた。


ただ、このUFO内のテクノロジーに触れたことにより、操作したことにより、不思議なほど感性なのか気力なのかが、研ぎ澄まされてきているような、精神的に充実しているような気がした。



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