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世界各国のメディアを情報収集!そして、世界最大宗教ヴァチカンが動く



とりあえず、私は今現在の世界の動きを見ようと重要な放送を行っていそうなテレビ番組だけ選択するように意識した。


そうすると、(ほと)んどが日本以外の番組になるので、意識的に日本の番組も入れた。


なにかの本で読んだ中で、日本のニュースやメディアは世界では通用しなく、世界は日本の報道を欲していない、とか書いてあったが、こんな形で、ってUFO内徹子の部屋で思い知らされているとは、なんだかな~な気持ちになった。


日本のテレビ番組だけが、昨日報道した映像を繰り返し流し、急遽集めた何の専門家か有識者か分からないが、スタイリストに決められた(この色のイメージが良くなりますよ!的な)スーツを着て、相変わらず元アイドル、元お笑いの司会者に進行されて、質問を受け、それに対して答える形式を取っていた。


そんな穏やかな日本のテレビ番組とは対照的に、御隣の中国・韓国では工藤潤が世界の独裁権力を握るのか?


とか、今また日本からの逆襲が始まる、とか、中国は国のカラーが赤なのか、画面が赤っぽい色で構成された画面作りの中、なんともヒステリックな口調で、まあ、UFO内だからなのか分からないが、私には完全な日本語を女性アナウンサーや男性のアナウンサーが喋る言葉を聞いていたが、やっぱりお国柄なのか、早口で、なんか感情的なアナウンスだった。


しかし、昨日、私がお(きゅう)を全世界にすえたので、私に対しての言葉選びは各国慎重だった。


世界経済の影響ではアメリカの平均株価が軒並み下がり始め、特に軍需産業系が大きく落ち込んだ。


また、昨日、テレビ画面に魔法の様に映し出された要人、ニューヨーク市内に潜伏していたテロの首謀者は激しい銃撃戦を展開し、全員が射殺された。


アメリカ大統領はいつもの感じで地方演説をしていたが、特に昨日の話には触れなかったし、その演説に来ていた観衆もあえて聞かなかった。


まるで腫れものを触る様に、避けている感じだ。


しかし、アメリカの世論調査ではアメリカ大統領の支持率は大きく下落し、新しい政党の大統領を望む声もあった。


ペンタゴン内をモニターに映してみた。


今ではこのUFO内「徹子の部屋」スタジオは私の意思で動き、増幅し、消えては表れ消えては表れていて、一つの動く機械生物の様だった。


仕舞にはスタジオ内の機材達が「はい、ご主人さま」って言ってまるでビデオドローム状態になるのでは、と変な想像も一瞬してしまった。


また、さっき知ったのだが、ここのテレビモニターは私の意思とは関係無く、重要である場面や陰謀を孕んだ存在に対し、その場に監視カメラや隠しカメラの祐無も関係なく、映像を流している時があった。


私としては大いに助かるものだが、こんなに世界中がここのUFO内で監視されて、それも人間の意識レベルまでも監視されていることが分かってしまえば、全人類は一体どうなるのだろう?


まさか皆が皆、聖人では無い、多少の軽い犯罪はしているだろうし、この私だって、結構、自分に都合の良い解釈とかして、人の心を踏みにじる行為をしていたと思うし、未だにアダルトビデオは借りるし、買う派ではないが、それに結構、時間にルーズだし、誰も見ていない処で万引きをしたり、ってエロ雑誌が多かったが、警察のお世話になるようなスピード違反とか、流石に他人さまの命を奪うような殺人は無いが、しかし、私の言動がきっかけで自殺したり、とか連鎖的にだったら、誰だか知らないけど、いたら嫌だな~と考えた。


と、言うことは、このダメダメな私でさえ、こんなに聖人とは程遠い存在なのだから、もしかしたら世界の要人になっている人間は、人様には言えない暗くダークな闇をいくつも持って生きているのかもしれない。


そんな、いくつも(すね)に傷がある要人たちで各国が運営されているってことが、実は大変危険な状態ではないのだろうか?


私は自分のダメダメさ感も(かえり)みず、世界の危機ってやつの思いに耽ってみた。


相変わらずUFO天井部では幽体離脱した自分が俯瞰で私を見て笑っていて、たまにUFOから外に出ることもあった。


UFOの外では真っ赤な夕日がどこの海なのか分からない白波に反射し、その映像とダブる様に、どこか外国の、多分ヴァチカンの枢機(すうき)(きょう)みたいな人々が、古い石造りの教会みたいな処で密会をしているようだった。私がそのモニターに対して興味を示し出すと、そのモニターは画面が大きくなり、音も私に最適な音量で聞かせてくれた。


彼らはどうもヴァチカンの高位聖職者たちだった。



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