夢日記2026.3.29<侵入者、その名もアラブ人。>
いつも通りの煩わしいアラームの中。ほぼ寝ている頭を起こす。
長期休みというものは相変わらず人間をだめにするようで、いつも通り潔い二度寝をむさぼろうと枕に頬ずりをする。そんなとき、窓のほうから耳に聞き覚えのない音が入ってきた。
ガタンと何かを地面にぶつけるような。そんな音だ。いつも通り横の倉庫に作業員が出社してきたのかな?
と一瞬考えもしたが、やーけに音が近い。こんな近くで、人のベランダの上で作業する作業員がいるか。普通に犯罪者だ。
さらっとそうは思うが、自覚してしまえばこっちのもん。
鳥肌が止まらなく恐怖で起き上がれなくなった。
お願い助けてママまだ死にたくない。
青年であり成人の私の人生はまだまだこれから続き、きっと彼女とやらもでき、会社に入り、結婚し子供に囲まれながら死ぬんだろう。こんなところで死ぬわけにはいかないのだ!!
とにかく生き延びなければならない。屈してはならない。だけど相手には見つかりたくないのだ。複雑ながらに好奇心という魔物に打ち勝つことのできない弱い心をもった青年Aは陸上自衛隊もびっくりなレベルの遅さの匍匐前進で掃き出し窓へと向かった。
高校入学初日に転校生のスカートをそーっとめくったあの日を思い出すかのようにカーテンを下からめくると、(そんな経験も勇気もない)本来であれば空の空間があるはずのその場所には脚立が置いてあった。
視線を上へと流してゆく、するとあれは…なんだ?人種でいえばアラブ人というんだろうか、とにかく日本人だとは思うことが難しいほどの顔と肌の色の濃さをした推定30代男性が脚立の上にハンマーを掲げたまま立っていた。その横にはまたまたおそらくアラブ人だと思われる女性が男性を少し心配そうな眼付きで見ている。脚立から落ちないかを心配してみているのだろうか。そうと思える優しい心を持っているのであれば他人の家に侵入しようとしているその男を止めてはくれませんかねお嬢さんと思う気持ちは置いといて、見つからないために下からのぞいたのにふつーに見つかった。
まず気づいたのはアラブの女。女の感というやつなのだろうか。こちらが見たとほぼ同時にこちらを認識してきやがった!
私が見ていることを認識したやつらはなんと横暴にも人のうちの窓をバシバシとたたき始めたのだ。ここで私が繰り出すはZ世代お決まりの必殺技スマホで撮影だ!
あまりにも弱すぎる。警察に頼ることしかできないZ世代という弱い生命体は証拠を捕って、SNSで拡散するか、警察に突き出すの二つの方法しか知らないのだ!
そしていつも忘れがちであるがその二つ、どちらもなんと生存していないと不可能なのだ!つまりここで私を殺してしまえばあいつらの勝ちってこと!
そして私の繰り出した唯一の技はかんっぜんに悪手だったようで、撮影を確認したやつらはまるで動物園で柵のうえからバナナを投げられたお猿さんのように暴れだした。それもただ暴れたんじゃあねえぜ。
なんと隠し持ってたナイフの柄でまどをたたき始めやがった…!
しばらくして、アラブ人は窓が異常に硬いことに気づき、ベランダから降りてどこかへ行った。だがなぜか逃げたというわけではないと私は確信していた。
奴らがむかった先はそう。玄関である。窓も破れない装備をしている人間がどうやって玄関を敗れると思ったのかは謎であるが、そう確信をしていた。
案の定、玄関からはすさまじい音が響く、ドアは決して敗れそうにはないが、恐怖感はかなりあおられる。もしそれが奴らの戦略であるならばかなり有効だったと言えるだろう!コングラチュレーション!
これにはさすがの青年も行動を起こさないといけない。一人暮らしのはずだがなぜかうしろにいた妹に現実のものとは完全にレイアウトが違う部屋の中になぜか二つあったクローゼットの中に入っていろと命令。
覚悟は決まったようだな青年。
そして始まったは高速電話番号入力であります!即座に携帯の番号入力画面へと操作をし、110という私が大学の弱者男性学部でならった必修科目の知識を存分に生かして電話をかけた。
やけにコールが長い。実際に電話をしたことがないのでわからないが、こういうのはわんこーるとかで対応してくれるものではないのだろうか、だって緊急なんだぜ?これから死ぬかもしれないんだぜ?
その電話はアラブ人たちが玄関をあきらめてベランダへと再降臨するまでかかることはなかった。
ベランダのカギは確実にしまっていた。窓のガラス自体もやけに硬かった。それはさっきの奴らで検証済みだった。だから安全だと高をくくっていた。のだが、なぜか今回は違ったらしい
なんかふつーにすーっと窓、あきやがった。
あいつ裏切りやがったんだ…!などと窓に対してわけのわからない怒りをぶつけながら恐怖でスマホを落とす。相手は果物ナイフを持っていた。
目には目を、歯には歯を!もうどうにでもなれ!!と思い私はキッチンの棚の中に入っていた愛用包丁を取り出した。
するとなんとびっくりアラブ人は銃を見たかのようにおびえだすではないか!これには中学生脚本家もびっくりのご都合展開によりアラブ人は尻尾を巻いてベランダから飛び降りて逃げていった。長ったらしい展開の上にあっけなさすぎる最後だが、このまま進んでたら少なくとも私は死んでいたのでこれで、よいのだー!
書体を変えてみることにしました。少しラノベ風というか痛めの文章でこれからは書いてみようと思います。テンション高めで。




