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残り火  作者: 一色 サラ


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3/3

3話

中休み、少し寝れると思ったがあまり寝れず。午後5時に、夜の営業のためにレストランに向かった。

エレベーターを降りて、店の入り口に近づくと責任者の上泉《うわいずみ》が見えた。

「やっと来た。」

 私は何か失敗をしてしまったのろうか心配してると、上泉の後ろから男女で30代ぐらいの2人が会釈してきた。2人ともスーツ姿だった。

「どうかされましたか?」

「戸塚さん、君に話があるって、警察の方が来てるんだよ。」

「何もしてませんよ」

「あの、この方はご存じですか?」

 女性から1枚の写真を見せられた。正人だった。

「いえ」

とっさに嘘をついてしまった。なんで警察がここにいるのかよく分からなかった。

「とりえず、刑事さんと管理室に行ってくれ。」

 上泉に言われた。

レストランの中の奥にある管理室に行くことになった。本当に何も知らない。何を聞かれるのだろうと不穏な気持ちで、管理室に入った。

「どうぞ」

 少し狭い机を挟んで向かい合うように前に2人が座った。

「山添が殺害をしたことはご存じですか?」

「その人のことはよくわかりません」

「戸塚梨帆さん、山添正人について小さいなことでもいいので話していただけませんか?」

「はい?別れたんですよ。よく知りません。もしかして私を殺したかったとか…」

 驚きすぎて、声が小さくなった。

「まあ、その危険性はないとは言い切れませんが」

 男性の警察が女性に何か話して、こちらに愛想笑いしてきた。

「なんで、私がここにいることを知っているのですか?」

「それは詳しくは教えれられません。で、山添とは合コンで知り合ったですよね?」

 男性がこちらのペースを乱して、主導権を握ろうとしてくる。

「合コンじゃありません。ただ飲み会です。」

「そこで、山添と知り合ってですね。その飲み会はどのような形式で知ったのですか?」

「インターネットで、飲み会イベントと掲載されていたのでそれに参加しただけです。」

「そうですか。それはいつ行われましたか?」

「去年12月中旬です。日付までは覚えていません」

 そこから、どうやって付き合うことになったのかなど、聞いて来た。そのあと、花火大会で突き飛ばして、逃げ帰ってしまったこともまで話すと、「ありがとうございました。また何かあれば聞きにきますね」と警察は帰って行った。

 上泉に聞かれて、隠すのも面倒だし、仕事影響を与えるのも嫌だったで、殺人を犯した人と付き合っていたというと本当の話をした。

「女子高生は君の代わりに殺されていたら、可哀想だね」

 無神経なことを言って、仕事に戻って行った。もしかしたら、私も殺されていたのかもしれないと思うと、恐怖でしかなかった。


仕事が終わって、テレビを付けると、正人の殺害のニュースの続報が流れていた。そこに4人の写真が流れてきた。その人たち顔に見覚えがあった。そう飲み会で参加していた私と正人以外の人物だった。その4人が正人によって殺害され、すべて建物は火災されていた。

「トイレが火事にならなかったからつまらなかった」と正人が供述していると報道されて、身震いが起きた。

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