↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
1/3

見つけたtake3

「琉生さんっ。見つけてくれてありがと!」

彼女は小さな手でやや大きな俺の手首をぐっと握った。





高校1年の夏。まだジメジメした体育館内のクーラーを付けて、ダラダラと中に入る。

俺(大野琉生(りゅうき))は春、軽音楽部に入部した。部員は3名。中学生の時、某人気バンドアニメの影響を受けて入部したなんて言えない。今日は珍しく体育館で練習する。

この高校はいつの時代なのか、クーラーが体育館と教室にしか付いておらず、今日みたいな暑い日は体育館で練習する。

「こんにちわわ」

ドラムの岡嵜(じゅん)。顔はいいと思うがナゼカボウズ。俺に続いて2着で体育館に到着。案外運動部が遅いなんてことを思いながらギターを背中から下ろす。ドラムセットは昨日のうちに運んどいた。


俺は自分のギターのチューニングを合わしていく。気づけば、運動部の輩が増えていた。


 ベースが10分遅れてきた。


「こんちゅーーー」


片手には売店のりんご100%ジュース。立本玖音(くおん)。顔面はショタ顔。ズボラで一時期は風呂キャンしてたらしい。3人で談笑してると、誰かの足音が体育館に響いた。顧問の白石だ。そして顧問が息を切らしながら言った。

「す、すまんんんんん!吹奏楽部に負けて体育館使えん!」

負けたとは。

「どうゆうことすか!?」

岡嵜が言うと顧問はぺこぺこしながら話してくれた。

吹部の顧問が発表会が近いのでどうか体育館を使わせてくれないかと頼まれたらしい。

優しい白石は快く了承。

空いた音楽室が使えると思った白石が確認しに行くとサブメンバーの練習で使っていたとの事。吹部は全国大会常連。部員も多い。この高校に来た子の4割はここに入る。


 白石は権力的に音楽室使わせろなんて言えなかったとの事。

「いやぁ待ってくださいよ。こっちも一応あるでしょコンテストが。」

立本の一言に俺らは頷く。


「だから近くの中学校が体育館を貸してくれるらしくて。」


 幸いにも歩いて行ける距離にあった。

「こんなところに中学校が。」

俺は隣町に住んでいるので知らないことだらけだ。

白石はこの中学校の校長の旧友らしく、すんなり体育館を貸してくれたらしい。

「なんか中学生の前って緊張すんな。」

そうか。体育館だから誰かいるのか。

「お、おい。おまえらきいてるか?」


いたのはバレー部。

なんとなーく立本をからかいたくなって、耳元で

「可愛い子でもいたか」

と囁いた。すると


「ひぇ!?」


と、いつもスカしてるとは思えない声を出した。案外かわいい声でるじゃねえか。


少し窓から夕日が差し込む。バレーコートに。ふとそちらに目を向けると、1人女の子が見えた。

一瞬男子かと思った。マッシュショートというのだろうか。髪がすごく短い。


後ろは、短く刈り上げてある。


顔は中性っぽくイケメンにも見えるが微かに可愛さを感じる。

一目惚れ。中学の頃以来の夏の匂い。こんな事言ってるけど、もう一目惚れは3回目。もう自分の心は信じられないな




5分の1実話です。嘘です。すみません正直に言うと、今書いてる話のまんまの女の子に一目惚れしたことだけしか実話じゃないす。許して

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。