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詩集擬き  作者: 針山
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輪(わ)

一人でいる事が

楽だと思ってた

一人でいる事が

当然と思ってた

誰にも迷惑がかからないし

誰にも迷惑をかけられない

だから一人が楽で

ずっといるべきだと思ってた

ずっとずっと

一人だった

声をかけてくれた貴女が

解らない

みんなと違って

みんなと同じで

なのに声をかけてくれた

解らない

嬉しいんだろうか

申し訳ないんだろうか

解らないから

言葉にできない

言葉にできないから

伝わらない

くっついて

離れて

またくっついて

一緒にいる時間が増えて

一緒にいる人達が増えて

嬉しくて

申し訳なかった

私なんかの為に

一緒にいる事が

ごめんなさい

そう言うと

貴女は笑って

そう言うと

貴女は怒って

そう言うと

貴女は喋って

そう言うと

貴女は集まって

ごめんなさいじゃ違うって

ありがとうって言い直す

ありがとう

一緒にいてくれて

ありがとう

声をかけてくれて

ありがとう

みんな私の

友達になってくれて

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