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詩集擬き  作者: 針山
30/355

仰空(あおぞら)


ほんの少しのきっかけで

貴方と解り合えたかもしれない

ほんの少しの誤解で

貴方と理解し合えたかもしれない

そんなもしの未来

訪れなかった過去を振り返り

握り締めた拳

下らない話を繰り返して

そんなことも大切な想い出になって

無駄話を繰り返して

そんなことが大事な思い出となって

嬉しいことの中心で

段々と積まれていく

貴方がいればいい

着々と崩されていく

貴方がいなくていい

今日は笑っていたくて

貴方のことを思い出さないように

大きな声で笑おう

きっとそれは成功して

みんなと一緒に笑えるんだ

少しずつ消えていく貴方との思い出

振り返れば

残滓だけが欠片となって輝いてる

振り返って振り返ろう

空の淡い甘さが

少しだけ好きになった今日を見つめて

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