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『28番』  作者: コアラ
28/36

『突入』

研究施設が見えてきた。

5階ほどのさほど大きくない施設。

鉄門が閉じている。

乗り込むのがバレてるってことだな。


俺は無線を飛ばす。

「田宮隊長、まもなく現場です。装甲車で突撃して門を突破するので、全員で突入してください」

『了解!』


「みんなシートベルトを!おっさん!ぶち破れ!」

「おうよ!」


ガァンッ!!


エンジンが唸りをあげ鉄門をぶち破る。

激しい衝突でシートベルトが食い込む。

門番を撥ね施設の入口で急ブレーキ。


後方の護送車も続き、警備員たちが続々と出てきて、銃撃戦が始まった。

「おっさん!電気設備はどこかわかるか?」

「念写で細かく書かれてたからだいたいのアタリはついてる。こっちだ」

剛に続き、地下の電気室に向かう。


地下には広大な格納庫のようなものがあり、装甲車とかを乗せるであろう巨大エレベーターがあり、その中の一室に電気施設があった。


(すげーな、色んな車両や兵器がある。あとでパクろう)


「ここだ。電気系統麻痺させるのはちょいと時間かかるぜ」

「そんなの待ってられないから爆破しちまおう!」


「いや、ダメだ。予備電力があるからそれごと麻痺させるから待て」


剛は操作盤に操作パネルを接続した。

「俺たちは外で警護してるぞ!」

続々と武装した研究員がやってくる。

俺はアサルトライフルのセーフティを外した。


「おっさん!急げよ!弾あんまねぇんだから!」

「お前が高速でバカスカ撃ったからだろ!」


「う、うるせぇ!さっさと電源落とせ!沙夜ちゃん後ろに下がってて!」


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