『突入』
研究施設が見えてきた。
5階ほどのさほど大きくない施設。
鉄門が閉じている。
乗り込むのがバレてるってことだな。
俺は無線を飛ばす。
「田宮隊長、まもなく現場です。装甲車で突撃して門を突破するので、全員で突入してください」
『了解!』
「みんなシートベルトを!おっさん!ぶち破れ!」
「おうよ!」
ガァンッ!!
エンジンが唸りをあげ鉄門をぶち破る。
激しい衝突でシートベルトが食い込む。
門番を撥ね施設の入口で急ブレーキ。
後方の護送車も続き、警備員たちが続々と出てきて、銃撃戦が始まった。
「おっさん!電気設備はどこかわかるか?」
「念写で細かく書かれてたからだいたいのアタリはついてる。こっちだ」
剛に続き、地下の電気室に向かう。
地下には広大な格納庫のようなものがあり、装甲車とかを乗せるであろう巨大エレベーターがあり、その中の一室に電気施設があった。
(すげーな、色んな車両や兵器がある。あとでパクろう)
「ここだ。電気系統麻痺させるのはちょいと時間かかるぜ」
「そんなの待ってられないから爆破しちまおう!」
「いや、ダメだ。予備電力があるからそれごと麻痺させるから待て」
剛は操作盤に操作パネルを接続した。
「俺たちは外で警護してるぞ!」
続々と武装した研究員がやってくる。
俺はアサルトライフルのセーフティを外した。
「おっさん!急げよ!弾あんまねぇんだから!」
「お前が高速でバカスカ撃ったからだろ!」
「う、うるせぇ!さっさと電源落とせ!沙夜ちゃん後ろに下がってて!」




