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小躍りは事故のもと

3月と9月に、何かしらの人事指令が出るウチの会社。


思い返せば2回目の手術の後、『昇給しない』と聞いていたのに、昇給を言い渡され、「拒否します!」と答えたけど、却下された事がある。

2回手術して、薬の飲みながら働いてる本調子ではない私を昇給させるなんて(昇給すると、給料が上がるけど責任も重くなる)バカなの?!

と思ったけど。

それが、温情だと疑わない、体育会系の会社が私の勤め先なのだから仕方がないと諦めた過去がある。



金曜日のことである。

課長補佐という責任ある役職を打診され、「嫌だ!」と断ったら、「わかりました」と引き下がってもらえたので、ニコニコで帰宅した私。

嬉しくて家で浮かれていた。


訳のわかんない小躍りをした後、何を思ったのか『バイク川崎バイ◯』さんの、「BKB」をしたくなった。


BKBはご存じだろうか?

片足で立ち(私の場合は右足。これ以下の文章は右と左で書きますので想像ください)

右手は体に沿わせてピッチリとする。

体重をかけていない左足は膝横に足の裏を当てて「b」を作り、左手は腕を組むように脇腹に当てて「P」を作ると、自分が『B』を使った事になる。

それから、左手を斜め上に上げると同時に、左足を斜め下に向けて『K』を作る。

これを繰り返すと『BKB』になり、最後に「ヒーア」と言うギャグなんだけど。


その動きをしたくなって、相方に見せつけるように、「B」と叫びながらカタチを作り、その直後「K」と叫びながら勢いよく手足を動かした。


ドフッ!


激しい音を立てて、私の左足が隣のソファーの木製部分に直撃して、私はしゃがみ込んだ。

「痛い!」

うずくまる私を見て、相方はニヤリと笑う。

バカだと思ったらしい。

「痛いの?」

その問いに対して私は、

「ヒーア」

と答えるしかなかった。


「足見せてごらん?」

「ヒーア」

私は小さく答えて押さえていた手を離す。

左足の薬指が紫色になっていた。

痛い。

馬鹿としか言いようがない。

恥ずかしい。

とりあえず一晩様子を見よう。

そう決めて、ベッドに入る。


土曜日。

この日は予定が一日中入っていた。

だから、病院に行く暇はない。

行ったところで、過去に足の指を骨折した時に病院に行ったのに曲がって繋がってしまい後悔した。

だから、今回は行かない!

固く心に誓って友達の経営する美容院に行く。


「めいちゃん、歩き方変だよ?」

「うん。ちょっとBKBごっこしてて足を…」

「動画見て真似したくなったの?」

「違う。唐突に踊りたくなった」

友達が笑い転げたのは見なかったことにしておこう。


そして家に帰って相方に歩き辛いと愚痴をこぼすと。

「もう一回踊ったらバランスよなるかもよ?」

と、無事な右足をぶつける事を期待されてしまった。

酷い…。

そしてその後、飛んできた蚊を叩こうとして、自分の腕をむやみに叩いてしまい、「自傷行為?」と聞かれる始末。


「なんで、自分を叩いたり、ぶつけたりするかなぁ」

とニヤつきながら言う相方に、開けたペットボトルを置いた瞬間に蓋を閉めて、飲みづらくするというイタズラを決行しようと思う。

結果報告は後日!!!!















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― 新着の感想 ―
こんにちは。 ちょうどテレビ朝日のアメトークで「BKBほっとけない芸人」が放送されたばかり(24日放送)だったので、なんてタイムリー…と思ってしまいました。未視聴なら今ならTVerで視聴出来るので、…
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