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指定席には罠が潜んでいる

不定期更新の日記です。

お読みいただけると嬉しいです。

旅行好きな私。

でも地方だから交通手段は限られる。


そうだ。

仕事で傷心(これは毎日の恒例)だから、気分転換だ!

ということで、直前にホテル予約して1人で新幹線に乗りました。

当然、指定席を取らなきゃいけない。

自由席があるのは停車駅の多い新幹線だし、それはだるい。


平日だし、昼間だし。

そんな混んでないから、駅に行ってから切符を買おう。

直前でも席は空いているだろう。


これが間違いだった。

結果、券売機に25分並んだ。

みんな券を買うのが遅い。


何故だ。

5人しか並んでいないのに、全く進まない。

私の後ろのサラリーマン風の人なんて、イライラが爆発寸前。

自分の番になった時には、出発は10分後だった。

急がなきゃ。

たいして席を選ばず空いていた窓側の席を買って、すぐに新幹線のホームに向かった。


地方の新幹線ホーム、平日のお昼。

急いで自販機でお茶を買って、先に買っておいたお弁当のレジ袋にお茶も入れて、駆け足でホームに滑り込む。


すでに、ゲートの前には行列ができていて、その最後尾に並んだ。

よかった、間に合った。

安堵して、間髪入れずにやってきた新幹線に乗り込んでゆっくりと席を探した。


自分の座席を探していると、音もなく新幹線は動き出した。

最後尾に並ぶとそうなるよね。


気を取り直して席を探す。

切符を買う時に、車両を選ばずに最初に表示された車両で予約したから、他の車両の込み具合はわからないけど、少なくとも私の予約した車両は空席が少なかった。


私の席は、2人がけの窓側。

自分の座席を見つけると、通路側にはすでに座っているおじさんがいた。

その方の前を通り、座席に着き、お弁当を広げました。

お腹空いていたしね。


ここで、私は朝から運が悪かったことを忘れていた。


そもそも何故、平日の昼間に新幹線に乗ったのか。

それは有給休暇をとっていたから。


なぜ、有給休暇をとったのか。

それは、歯医者さんで「親知らず抜いた方がいいから、総合病院に行ってください」と紹介状をもらったから。

仕事は傷心だし、病院のために金曜日有給取ったし。

そうだ、旅行に行こう。

ということでホテルを取ったのだった。


朝、紹介状を握りしめて総合病院に向かい、口腔外科の受付に着いたのは8時15分。

受付を済ませて、初めの診察後レントゲンを撮ったのが9時過ぎ。

なのに、結果のお知らせが3時間後だった。

何故???

しかも、「あなたは親不知抜かなくていいですよ」の一言を聞くのに3時間……。

ずっと「次お呼びする患者さん」の欄に私の受付番号が表示されたまま3時間。


お弁当を広げて、「今日は病院に恵まれていなかった」と思いながら、適当に買ったお弁当が美味しそうだった事に期待値を膨らませる。

結構離れた駐車場から重たい荷物を持って、移動が大変だった、とか。

でも、もう新幹線に乗ったから大丈夫とか、自分の目の前のことばかり考えて。

そしてお弁当を一口食べる。


うまい!

お弁当をタラフク食べて、お茶を飲んで。

ふぅっと一息ついて、その時、初めて気がついた。


あれ?


お隣のオジサンの作業服に既視感が。

くすんだ薄い黄緑色の工事現場の方が着る作業服の上下。

半袖の作業服なんて珍しいけど、シワになりにくい素材の一般的な作業服。

なんか既視感強めだなぁ。


んん?

ここで我にかえる。

私はくすんだミントグリーンのシャツを着ていて、しかも半袖。

某プチプラな洋服チェーンで数年前に買った接触冷感のシワにならない、ちょっとパリッとしたシャツ。


くすんだミントグリーンと、くすんだ薄い黄緑色。

ほぼ同じような色だ…。

しかも、お隣の作業服のオジサン、私と同じタイミングでお弁当食べていて、なんだかお連れ様みたいになっている。


気がついてしまったが最後。

リンクコーデみたいで、なんだか気まずい。

指定席だから、席は移動できないし、自由席の車両がない新幹線だ。

おじさんが降りるか、私が降りるまでずっと隣同士だ。

私の目的地は終点。

オジサン、どうか途中で降りてくれ、!

という願い虚しく、終点まで隣同士でした。


周りが白シャツだらけで自分も白シャツでも気にならないし、周りが黒いTシャツで自分も黒いTシャツでも気にならないのに。

ちょっと珍しい色だと、一気にお揃い感が増す事に驚いた出来事だった。


まさかこんな罠が待っているとは!

結局この日はあまり運がよろしくなく。

晩御飯にふらっと入ったステーキ屋さんで、一口ステーキセットを頼んだら、小さめの笹団子くらいのサイズの、完全にレアな一口ステーキが4粒ついた御膳が出てきました。

ステーキ噛みきれない。

ナイフはない。

ステーキソース極端に少ない。


という事で、口一杯にステーキを一粒頬張り、ずっと噛むという苦行を行いました。


しかも。旅先で通りかかったチャンスセンターに「今日は一粒万倍日」と書いてあったから、宝くじ買ったのに。

結局、この日は、なんの日でもなかった…。

普段、宝くじなんて買わないのに。

何故、よりによってこの日に買ったのだろうか。

運の悪い日ってそんなもんだよね。


あーあ。



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