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ロボットなおたん  作者: Nau
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【第89話】睡眠シアターシステム

とある日の午前中。研究所にて。おなじみの3人。


かえぽ助手「ふわあ。。」


ぽん博士「かえぽ君、寝不足かね!?」


かえぽ助手「あ!すみません!!。。最近、睡眠時間をとっている割にはなぜか眠気が取れなくて、、よく眠れてないのかなあ。。」


なおたん「かえぽー、寝不足はびよーんの敵だよー♪」


かえぽ助手「『美容』でしょ!『びよーん』の敵って何よ!?」


ぽん博士「かえぽ君、もし眠りが浅いようであれば、うちの『睡眠シアター・システム』を試してみるかね?」


かえぽ助手「え?だけど研究所にある『睡眠シアター・システム』は逆に睡眠が浅くなって睡眠障害を起こす危険性があったから一旦研究をストップさせていたんじゃありませんでしたっけ!?」


ぽん博士「元々、睡眠シアター・システムは眠りながら映画などを観られるという目的のためだけに開発したシステムだったからね。」


かえぽ助手「でしたよねー。忙しくてなかなか映画を観る暇が無いという人たちのために開発されたものでしたよね。『寝ている間に映画が観られる!』ってスゴイ!って思っていました。」


なおたん「うひょー!私も眠りながら映画観たーい♪」


かえぽ助手「なおたんはわざわざ眠りながら観なくたって、起きているときにいくらでも時間あるでしょ!!」


ぽん博士「だけど、あのシステムは開発当初から賛否両論だったんだよなあ。最終的に『やっぱり寝るときはしっかり寝なければ!』っていうことになって開発を中断したんだよね。。けどせっかくの画期的な発明だったから、システムを改良して今度は『快適な睡眠をとって気持ち良く目覚めるためのシステム』ということでプログラムし直しているんだよ!」


かえぽ助手「あ!それだったらイイですねえ!!、、やっぱり前のシステムと同じ様に寝ている間に映画が観られたりするんですか!?」


ぽん博士「そうなんだけど、睡眠の質のことを考えると、睡眠時の脳神経に送る映像はなんでもイイって訳にもいかないんだよね。。とくに今回のシステムは『目覚めたときの気分の快適さ』を重視しているんだよ。その人のTPOに合わせて、例えば『落ち着いた静かな気分で目覚める』とか『活動的で元気な気分で目覚める』とかいくつか選べるようにしてあるのだ!」


なおたん「わー♪イイナー!眠りながら『カエポリン』とか『Negiranger』とか『水戸黄門』とか観たいなー♪」


かえぽ助手「だからーっ、起きているときにいくらでも観られるでしょっ!!。。てか、そうまでして『水戸黄門』も観たいの!?」


なおたん「やひちさん、カッコイイもーん♡風車ぴゅーって投げるんだよー!私もぴゅーって投げたーい♪」


ぽん博士「『弥七』だろ!!、、まあ、将来的には睡眠の質を下げずに自分の好きな映画が観られるシステムにしていこうと思っている。とりあえず、今のシステムの実用性をテストしてみたいんだよね。。それで先ほど、かえぽ君が睡眠で困っているって言っていたから、ちょうどイイなと思ったんだよ。」


かえぽ助手「あ!それであれば私試してみてもイイですよ!!」


なおたん「私も眠りながら、やひちさん観たーい♪」


かえぽ助手「『弥七』でしょ!!、、博士ー!なおたんがすっごく試したがっているから、なおたんを先でテストしてもらってイイですか!?」


ぽん博士「わはははは!なんでそんなに眠りながら観たがるんだろな!?、、なおたんは予想外のものに興味を示すんだなあ。。じゃあ、睡眠中のなおたんの脳波チェックを兼ねて、システムを試してみるかね!?」


なおたん「うっひょー♪私先でイイのー?。。かえぽー!ありがちゅー♪、、あとでキャンディあげるねー♡」


かえぽ助手「なんか私、ちっちゃいコみたいね。」


そして、睡眠シアターシステムの装置がある研究室に3人は移動した。


ぽん博士「よーし!じゃあ、なおたん!そこのベッドで寝てみてくれるかー!?」


なおたん「はーい♪なおたん、寝まーす!!、、かえぽが1匹、かえぽが2匹、、」


かえぽ助手「いつもそうやって寝ているんかいっ!?」


なおたん「すー。。(_ _)...zzzZZZ乙乙乙」


かえぽ助手「てか、眠るの早っっ!!」


ぽん博士「では、今回は『幸せな気分で目覚める』というプログラムにセットして、、と。」


なおたん「それをしなくても、なおたん、いっつも幸せそうに起きてきますよね!!」


ぽん博士「ははははは!まあ、そうだな!!、、ただ、今回は各プログラムに対して、睡眠中のなおたんの脳波等の変化をチェックしてみたいんだよ!!」


なおたん「うーん、、うーん。。」


かえぽ助手「あれ!?、、なんか、なおたん唸り声あげてますよ!、、眉間にシワ寄せてますし!!」


ぽん博士「おやー?、、おかしいなあ!?。。設計上では幸せそうに笑う寝顔になる筈なんだが。。映像プログラムのほうは異常無いみたいだしなあ。。」


かえぽ助手「博士!今、なおたんの脳には、どんな映像が流れているんですか!?」


ぽん博士「私のベストギャグ100連発だ!!」


-END-

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