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ロボットなおたん  作者: Nau
81/150

【第87話】○○の振る町

ここは、とある商店街『風呂町ふろまち』。毎年この時期恒例の商店街のお祭り『風呂町だんだん』が開催中だった。

午後から時間の空いたぽん博士たちが遊びに来ていた。


なおたん「うひょー♪いろんなお店があるんだねー!食べ物のお店もいっぱーい♪、、肉巻いたのとか肉挟んだのとか肉混ぜてあるのとかあるよー!。。かえぽ、かえぽー!どれ食べるー?何食べるー!?」


かえぽ助手「なおたんは食べることばっかりだねー!、、てか、肉しか目がいってないし!。。ほら、人がたくさん居るんだから、あんまり離れないようにしてね!迷子になっちゃうわよ!!」


ぽん博士「ウニッコの2ステージ目は午後の4時半からだったかなあ?、、前のほうで観るにはそろそろ向かったほうがイイかなー!?」


かえぽ助手「えーと、、あ!そうですねー、7番町のほうのステージになりますね!。。博士の目的はやっぱりそれになりますか!(笑)」


ぽん博士「あははは!やっぱりそうなるだろー!!、、とくに最近のウニッコはカエデちゃんの進化がすごいから、見応えがあると思うよ!!」


かえぽ助手「大学卒業してからのカエデちゃんはエネルギッシュですよねー!。。あれ?、、なおたん?、、どこ行ったのかしら!?。。もー!だから離れるなって言ったのにー!!」



なおたん「ポンキー!どのお店がイイかなー!?、、みんな美味しそうだよー♪」


ポンキー「ワン♪」


なおたん「あー!ポンキー!焼き鳥売ってるよー♪。。おじさーん!焼き鳥くーださいっ♡」


焼き鳥屋のおじさん「あいよー!今焼いたばかりで熱いから気をつけてねー!」


なおたん「おじさん、イイ男だから焼き鳥たくさん売れちゃうんだねー!すごいねー♪」


焼き鳥屋のおじさん「おー!お嬢ちゃん、嬉しいこと言ってくれるねー!!、、よーし!サービスしちゃうよー♪」


なおたん「うひょー♪おじさん、スーパーイイ男ー♪ありがっちゅー♡。。ポンキー!ヤッタねー♪」


ポンキー「ワン♪ワン♪」


なおたん「今度はフランクフルト買っちゃおーかなー♪。。おねーさーん!フランクフルトくーださーい♡。。あー!お姉さんはこの『だんだん』のお店の人の中で、いっちばん可愛い顔してるねー♡だからみーんなココで買っていくんだねー♪」



かえぽ助手「なおたん、どこいっちゃったんだろー、、まったくもー。。」


ぽん博士「あははは!どうせあっちこっちのお店で食べ物買いまくってるんだろ!心配しなくても大丈夫だ!、、お!ウニッコ始まるぞ!!」


かえぽ助手「出囃子の音楽かかっちゃいましたね、、あ!なおたん、きました!、、なんか両手にいっぱい食べ物持ってますよ!!」


なおたん「ぽんちゃー!かえぽー!こんなにたくさんもらえたんだよー!!みんなで食べよー♪」


かえぽ助手「ちょっと!もう始まっちゃうから食べてられないわよ!!、、なんでこんなにたくさんあるの!?」


なおたん「カッコイイおじさんとカワイイお姉さんにいっぱいサービス♪サービス♪してもらったんだよー♪」


ぽん博士「こんないっぱいもらったのか!!、、私らだけでは余ってしまうなー!。。あ!そうだっ!!」


そしてウニッコの登場!曲は『とびうおがペットナンダー』


ウニッコ「どーん、たっちみー♪ どーん、ほーみー♪ どうせーあーなーごのー♪。。」


メグ「準備はイカー?、、、って、あれれー!?、、よくなーーーいっ!!ストップ、ストップ!!。。ちょっとー!!!そこーっ!!『ウニライト』じゃなくて何振っているのよー!?」


あきらかにペンライトとは違うものを振っている大勢のファンの人たち。


カエデ「焼き鳥にフランクフルトにアメリカンドックに、、唐揚げ持っている人までいるよー!?」


ウニッコファン「わー!ごめんなさーい!今、そこのおじさんから急に渡されちゃって、、どうしようかと思って。。ここで食べる訳にも捨てる訳にもいかず、、とりあえず一緒に振ってみましたー!!」


ナオ「えー!?どのおじさんー!?」


ウニッコファン「あそこに居るおじさーん!!」


メグ「あああー!!お父さんっ!?」


ぽん博士「なおたんがたくさん貰ってきたから、みんなにあげたぞー!!」


なおたん「メグちゃんたちの分もちゃんとあるからねー!、、サービス♪サービスー♡」


-END-

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