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ロボットなおたん  作者: Nau
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【第86話】ミカちゃん

ぽん博士の研究所。5階にある研究室にて。


かえぽ助手「博士、この布を被せているモノは何ですか?」


なおたん「♪なんだー、なんだー、なんでっしゃろなー♪」


ぽん博士「あー、それはロボットの『ミカちゃん』だ!」


かえぽ助手「『ミカちゃん』!?、、これは何をするロボットですか!?」


ぽん博士「清掃作業の補助をするロボットとして開発中なんだけど、それは主に床とか低所の棚なんかを掃除するロボットだな。。あ、ちょっとその布を取ってみてくれるかね。」


かえぽ助手「あ、はい!わかりました。」


覆ってあった布を取るかえぽ助手。

そこには小型の人間型ロボットが置いてあり、顔のパーツなどは付いていない状態だった。


なおたん「わー!『のっぺりぶう』だー!!」


かえぽ助手「それを言うなら『のっぺらぼう』よ!。。本当だ。顔は描かれてないのね。」


ぽん博士「まだテスト段階のロボットだからな。それになおたんとは違って実用性のみを重視しているから、顔を作ることは元々考えてないのだ!」


なおたん「お目々とか無いと寂しいねー!、、ねーねー、ぽんちゃー、ミカちゃんにお顔描いていーいー!?」


ぽん博士「だから、ぽんちゃではなくて、ぽん博士だっつーのに!!。。あー、どうせテスト機だから、別にかまわんぞ。好きな風に描けばイイ!!」


なおたん「うひょー♪やったー!!、、かえぽー、ペンペン貸してー!ぺんぺーん♪」


かえぽ助手「はいはい、ペンねー。。じゃあこのフェルトペン使って。」


なおたん「さんきゅー、かえぽー!。。お絵描きお絵描きー♪、、よーし、ミカちゃん、お顔描くよー♪、、へーのーへーのーぽーてーちーーー!。。できたー!うひょー!可愛いー♪」



挿絵(By みてみん)



ぽん博士「…。なおたんにはこれが可愛いと感じるのかねえ。。」


なおたん「ミカちゃん、動かないのー!?」


ぽん博士「ああー、そうだなあ、、どうせこのプロジェクトも進めないとだから、久しぶりに稼働させてみるか。。よし、なおたん!ミカちゃんの頭を撫でてみてくれるか!!」


なおたん「はーい♪、、ミカちゃーん!イイコイイコー!なでなでー♪」


ミカちゃん「♪私、ミ・カ、ミーカちゃーん!お掃除ロボットー!、、ミカー!ミカー♪」


なおたん「わー!ミカちゃん、動いたー!歌ってるー♪」


ぽん博士「ミカちゃんはメインスイッチを入れた直後に歌を歌うようにプログラムしてあるのだ!!」


かえぽ助手「実用性のみを重視したんじゃなかったんですか!?」


ぽん博士「いやー、、テスト機だからな!わはははは!!。。では、ちょっと動かしてみるか。。えーと、『ミカちゃん、床を掃除してくれるか!?』」


ミカちゃん「ガッテン承知の助ー!、、♪お掃除大好き!ミカー!ミカー♪ミカー!ミカー♪。。」


なおたん「うひょー!ミカちゃん、歌上手だねー♪」


かえぽ助手「博士ー、、歌ってないとダメなロボットなんですか!?これー!?」


ぽん博士「これが『しょうミカちゃん』の特徴なのだ!楽しく歌いながら、床を掃除する!、、我ながら素晴らしい発想!わはははは!!」


かえぽ助手「『実用性のみ』てのからかなりかけ離れているじゃないですかっ!?。。『小ミカちゃん』ってことは、大きいほうのミカちゃんもあるんですか!?。。ところで『ミカちゃん』って名前はどこから。。!?」


なおたん「ぽんちゃの初恋の女の子の名前だよー♪」


ぽん博士「わわわわ!!、、なんでそんなこと知っておるのだっ!?」


 ガチャーーーン!!


かえぽ助手「あれ?、、今、向こうの部屋で大きな音がしませんでした!?、、ちょっと見てきます!!」



なおたん「あー!おっきなミカちゃんだー♪」


かえぽ助手「ああー!博士っ!大きなミカちゃんが天井の蛍光灯、全部壊してしまってますよー!!。。これ早く止めないとっ!!、、停止スイッチはやっぱり頭ですか!?」


ぽん博士「おやー?なんで大きなミカちゃんが自動で動いているのだ!?。。もしかして同期のリモートスイッチが作動してしまったのか!?。。あ!そうそう!そっちのミカちゃんの停止スイッチは『耳に息を吹きかける』のだ!!」


かえぽ助手「なんで『おおミカちゃん』のスイッチはそんな変態チックなんですかっ!?。。なおたん!急いで耳に息を吹きかけて!!」


なおたん「了解ねぎねぎー♪、、ふーっ!!」


かえぽ助手「あン♡。。。あ、いや、私じゃなくてっ!!あっち!ミカちゃんのほう!!」


なおたん「なんだー!ミカちゃんにかー!、、はーい♪」


かえぽ助手「博士、小ミカちゃんはまだイイみたいですけど、大ミカちゃんのほうは改良が必要ですね!。。だけどやっぱり大ミカちゃんだけあって大きいですねー!、、2メートルくらいありますかね!?」


ぽん博士「いや、実はそれは『中ミカちゃん』なのだ!!」


かえぽ助手「え?これ『中ミカちゃん』!?」


なおたん「あー!窓の外から誰か覗いてるよー♪」


かえぽ助手「ええ!?、、ここ5階だよっ!?」


ぽん博士「あれが『大ミカちゃん』だ!!」


かえぽ助手「えええーーー!?」


なおたん「かえぽー、もう一回ペンペン貸してー♪」


-END-

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