【第78話】ナオの生誕祭
ここは、とあるイタリアンレストラン。ウニッコのリーダー・ナオの生誕祭が行われようとしていた。
初めてのソロ・コンサートということもあって、控室で一人で居たナオはいつもより緊張していたのであった。
ナオ「あー、、なんか緊張するー。。今日は、ぽちゃんもカエちゃんも居ないから心細いなー。。」
コンコン♪
ナオ「あ、はーい!」
なおたん「ばー♪」
ナオ「あれ?あれれー!?なおたんー!?」
メグ「ナーオちゃん♪」
ぽん博士「ちょっくら、お邪魔しますよー♪」
かえぽ助手「こんばんは~♪」
ナオ「ぽちゃんー!?、、あれ?ぽちゃんのお父さんー!?、、わあ♪かえぽさーん!!。。え?えー?どうしてー!?」
メグ「私はもともと来るつもりだったんだよー♪ナオちゃんビックリさせようと思って黙っていたけど!、、カエちゃんもすっごく来たがってたんだけど今日は仕事入っていたから仕方ないよねー。。あ、それでね、私以外のこの『すぺさる』な方たちはね、『ナオちゃん応援隊』でーす!!」
なおたん「じゃじゃーん♪」
ぽん博士「こら!説明ハショリすぎだ!!、、いやね、娘から聞いたんですけど、今日ナオちゃんの『生誕祭』なんだけど、きっとナオちゃんはスゴイ緊張しているよって。ナオちゃんのことだから本番になればきっと大丈夫だと聞いたんだけど、、普段娘が世話になっているし、今日が誕生日ということであれば、お祝いを兼ねてなにか力になれればなあと思って来たんですよ!」
かえぽ助手「私は博士の手伝いとして一緒に来ました。。っていうかライブが観たかったってのが本音ですけど!うふふ♡」
メグ「もー、お父さんこそ、説明不足だよー!、、そもそも、本当はナオちゃんに会いたいもんだから、そーやって、なんか理由こじつけてここに来たんだよ!お父さん昔からナオちゃん大好きだから!!」
ナオ「わー♡嬉しいですー!!」
ぽん博士「わわわ!メグ!ば、ばかっ!なななにを言っとるのだ!!」
なおたん「ぽんちゃ顔真っ赤っ赤ー!赤ぽんちゃー参上ー♪うひょー♪」
ぽん博士「人をインチキなヒーローみたいな名前で呼ぶなー!!、、コホン!あー、それで、なおたんをここに連れて来た訳は、なおたんの新しい機能をナオちゃんに役立てたかったからなんですよ!。。時間が無いから詳しい説明は後にしますけど、人間は固有の周波数というものを持っていて、それは人によって違う数値になっているんです。。なおたんは人から発せられる周波数をキャッチして、なおたんの内部で同期させて逆になおたんからその人に向けて周波数に特定の数値をプラスして送ることによって、その人の精神を落ち着かせて同時にその人本来の能力を最大限に発揮(ry。。」
メグ「。。ナオちゃん、わかった!?」
ナオ「えーと、えーと、、よくわからないけど周波数がナニかするんだねー!!」
かえぽ助手「『シンクロ・システム』って言うんですよ。今日のライブ中になおたんがナオさんに適した信号を送ることによって、ナオさんは本来の持っている力を100パーセント発揮出来というシステムなんです。だからいつも通りに楽しんで歌って下さい!。。うふふ♪、、博士、ナオさんとたくさん喋りたいもんだから、ああやってわざと説明を長くしてるんですよ!!」
ぽん博士「わわ!か、かえぽ君!!」
なおたん「わー!赤ぽんちゃー再び参上だー!!とおー♪」
ぽん博士「と、とにかく、なおたんが観ているから安心してライブを頑張って下さい!!」
そして数分後。大勢の観客が見守る中、ナオの生誕祭がスタートした。
ナオ「(えーと、なおたんドコだろう?、、あ、居た居た!。。あれ?なんだろう?なおたん観ていると、なんか安心するー。それになんだかワクワクしてきた!今日スゴイ頑張れる気がする!!。。これが『ちんくろ・システム』かー!スゴーイ!!)」
メグ「あ!ナオちゃん出て来た!!、、わあ!イイ笑顔ー♪ナオちゃん、すっごいイイ表情してるー!!」
ナオ「みなさーん!こんばんうにうにーーー!!、、ウニッコのナオでーす!!、、今日は私の生誕祭にたくさんのお客さんが来て頂きまして、本当にありがとうございまーーす!!、、今日は一生懸命歌いますので、みなさんも楽しんでいってくださいねーー♪」
ナオの歌が始まった。いつもに増して最高のパフォーマンスを魅せるナオ。
かえぽ助手「ナオさん、綺麗な声ー!すごーい!!」
メグ「。。すごい!、、え?ナオちゃん、もともと歌上手いけど、ここまですごかったっけ!?、、あ、なんか涙が。。ナオちゃんすごいよ!!」
なおたん「ナオちゃーん♡、、う、、うゔぁーああ!。。」
かえぽ助手「なおたんまで感動して泣いてる!、、あーあー、鼻水まで垂らして!、、ヘンなとこリアルに出来てんのよねえ。。」
大勢の観客を感動させ、最後まで素晴らしいパフォーマンスのまま、ライブは無事に幕を閉じたのであった。
メグ「ナオちゃん、お疲れ~!、、すごいヨカッタよ~!!、、私感動して涙出て来ちゃった!!」
ナオ「あははー!本当ー!?ありがと~♡。。あのね、なおたん見つけてから、すごい気持ちが落ち着いて、いつもよりもさらに楽しく歌うことが出来たんだよ!、、『ちんくろ・システム』ってすごいんだねー!!」
メグ「それ『ちんくろ』じゃなくて『シンクロ』だよー!(笑)。。だけどお父さん、このシステム大成功だったね!!」
ぽん博士「あははは!、、いや~、、すまん!、、実は『シンクロ・システム』というのは嘘なんだ!!、、これはまだ未完成のシステムなんだよ。。かえぽ君にも協力してもらって、ちょっとお芝居させてもらった。ナオちゃんにリラックスしてもらいたかったから、なんかイイ方法は無いかなーと思ってな!、、ナオちゃん!申し訳ない!!」
メグ「えー!?あれ嘘だったの!?、、だって、ナオちゃんの歌ホントすごかったよー!!」
ぽん博士「いや、確かにナオちゃんの歌は素晴らしかった。だけどそれはナオちゃんのもともとの能力だよ。リラックスして歌えたことによって本来の実力が発揮出来たということじゃないかな!」
かえぽ助手「本当に感動しましたよ!ナオさんの歌の力ってすごいな!って思いました。ロボットのなおたんまで感動して泣いてるくらいですもん!!」
ナオ「わあ♪ありがとうございます!!。。だけど、ちん、、じゃなかった、、えーと、なんだっけ?、、そのなんとかシステムのせいじゃなかったんですか!?。。だって、私、なおたん見つけたら、直前まで緊張していたのがスパッて無くなったんですよ!、、なんかとても優しい気持ちになれて癒されていったような感じでした!!」
ぽん博士「ほー!それは興味深い話ですねー!。。もしかするとなおたんには一部の人に癒しを与える、なんらかのエネルギーが出ているのかもしれんな。それが何かはまだわからんが、今後のロボットの開発に多いに参考になる話だなあ!!」
かえぽ助手「それこそ、ナオさんとなおたんの周波数のようなものが同期したということですかね!?」
なおたん「うひょー♪私とナオちゃんのハートが『ちんころ』したんだねー♡」
かえぽ助手「『シンクロ』よ!」
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