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『殴り書きのページ』
物語をよりどころに。
文字を書く。
現実は綺麗なようで、裏っ側は真っ黒で、それを見ながら、私たちは思う。
他人事。
かわいそう。
感動。
羨望。
おいしい。とご飯を食べながら。箸を手に。
それが、当たり前だと。
それが。
嫌になるときがある。
だから。──物語をよりどころに、文字を書く。
夢をみる。
物語を読んで、涙を流す。
心ふるわす物語に憧れて、いつか自分も。と理想を抱く。
世界は変わらない。
だから。よりどころに物語があればいい。
他の人は、別の何かかもしれない。それでもいい。それは素晴らしい。




