ますたーかなぼう
総合評価200pt!!
感謝!ただ感謝!
うおお!がんばります!
身の丈の三倍はある勇者の槍(金属の塊付き)を俺は持ち上げていた
片手で
バカな...確かに俺の力のステータスは高めだったが
こんな芸当が出来るほどのものではないハズだ..
あれだ、この金属が軽いんだ
ファンタジーの不思議金属に違いない
重さをほとんど感じないし
「こんなかるいきんぞくもあるんだなー、れどき」
「.......!!.....!!」
顔すべての穴という穴を全開にしてレドキは固まっている
「お、おい、れどき
ほ、ほらこれこんなにかるい....」
俺は勇者の槍(金属塊付き)をぶんぶんと軽く振る
俺は確かにぶんぶんと軽く振ったつもりだったが
ブォオン!!という轟音とともに強風が巻き起こり、
自分でやっておいて驚いた俺は思わず勇者の槍を手放す
ズドォッッッッ!!!!!!
地響きを立てながら勇者の槍(金属塊付き)は地面に落ち、ひび割れを作った
....いやいや、いやいやいや
何トンあんだよ!おかしいだろ!物理法則ガン無視じゃねえか!
なんのスキルだこれ!どうせまた変なスキル発動したんだろ!
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【加護】
『ようじょの力』
巨大武器スキル【極】
巨大武器使用に関して物理法則を無効にします
ようじょといえばでかいぶき!
【加護】
『鬼の力』
金棒スキル【大】
【称号】
『鬼のお姫さま』
金棒スキル【極】
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いっぱい発動してた
ようじょといえばでかい武器って誰目線だよ...
同じ効果を持つスキルが重複してトンデモ効果になったのか?
てかこれ金棒扱いかよ、確かに広く見れば金棒なんだろうけども
音と地響きでオーガ達が集まってきた
青鬼のおっちゃんが駆け寄ってくる
「おい!なにがあったんだ!?
姫様に怪我はないか!?」
レドキが声を震わせながら答える
「お、お姫が、勇者の槍を...」
「何!?抜いたのか!!」
「あのまんま持ち上げちまった...」
「......はあ?馬鹿言うな
力自慢の大人が複数人で転がして少しずつ動かすのが精々だぞ...」
「マジだぜ!な、お姫!」
「まじだぜ...」
俺はもう一回ひょいと持ち上げてみせた
やはり軽い木の棒くらいにしか感じない
「なあッ...!!!」
「ほらな!?お姫すげえぜ!!
勇者の槍(?)を扱えるんだ!」
「いやー...あつかえてるうちにはいんねえだろ?ぬけてねえし」
「何言ってんだ!どうせ抜けたとこなんか誰も見た事ねえんだ
お姫が勇者で決まりだぜ!」
『ソレハ無イ...』
「ああん!?誰だ今言った奴あ!!」
レドキが怒りの形相で周りのオーガ達に問うが、皆ぶんぶんと横に首を振った
「出てきやがれ!!我らがオーガ族の姫を侮辱するやつぁ例え同胞でも許さねぇぞ!!」
『我ダ、オーガノ若人ヨ。
コノ娘ハ勇者デハナイ』
んん?まさかこの声...
「『やり』がしゃべってる!?」
『コノ娘カラハ勇者ノ力ヲ感ジヌ...
フム.....常識外レノ金棒スキルダ
コノ状態ノ我ヲ振ルッタノモ頷ケル
シカシ我ヲ扱エルノハ勇者ノミ、
今スグ手ヲ離シテモラオウ』
槍が喋ったのには驚いたがまさか自意識まで持っているとは...
嫌がられてまで使おうとは思わねえし素直に元の場所に戻すか....
「何ィ?黙ってりゃ好き勝手言いやがって!!
お姫にお前が扱えねえだと?
だはははは!!!笑わせんな!お姫は見事にお前を振るったじゃねえか!!」
おいレドキ余計な事いうな
『ナラヌ!我ハ勇者ニ使ワレル事ガ使命ナノダ!第一我ノ封印ハマダ解ケテオラヌ!!』
そーだそーだ
「お姫に簡単に振るわれてビビって目覚めた奴がよく言うぜ!
封印だあ?そんなもん解けないまま使ってやらぁ!
どでけえ頑丈な金棒としてな!
現にお姫の金棒スキルが発動したんだろ?さっき自分で言ってたしな!」
「「「そーだそーだ!!」」」
そーだそーだ
って、皆レドキにのせられてんじゃねえ!
『グヌヌ...』
おい!頑張れ勇者の槍!!
お前アホのレドキに言い負かされていいのか!
「フン!まあお前が納得しようとしまいと使えるもんは使えるんだ
しっかりとお姫の金棒として働いてもらうぜ!」
「流石は姫様だ!」
「やはりやる事がちがうな!」
「いいぞー!レドキ!」
「たまにはいい事いうな!」
勇者の槍と俺の意見はガン無視で話が進んでいく!!
「おいまて!おれはまだ...」
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封印されし勇者の槍を装備しました
【特殊効果】
耐久値:∞
封印状態
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お前もかステータス




