25.コンラッドの夢幻
離縁が成立してから数日——そう、たった数日のことだった。
「コンラッド様、あの噂は本当ですか?」
いつもなら妻の男狂いか、イザベラの縁談か、と弱々しく笑って見せるところだが、どうにも眉の形を迷ってしまう。
というのも、いま話しかけてきた男の顔が期待や羨望、好奇心に満ちた明るいものだったからだ。“あの噂”の真偽を探るにはいささか不謹慎が過ぎるのではないか。
けれどこの男はそんな無作法な真似をするような男ではなかった。だからコンラッドはハッキリした態度をとれずにいる。
「何とか仰ってください! 我々にまで黙っているだなんて水臭いではありませんか!」
「……と、言うと?」
「王都にベリアルドの菓子を売る商会を立ち上げるという話ですよ! いや、商会と言って良いのか…… サロンのような、その場で貴婦人がお茶をしたり、しかし品物を購入も出来ると! このような事業、噂にしか聞いたことがありませんでしたが、貴殿は以前ディディエ様と会合を重ねているようなことを仰っていたでしょう! これなのですね!」
男は興奮気味に唾を飛ばしながら一気に話した。
そのせいで周りの紳士、貴婦人は逸る好奇心を抑え切れずといった具合にゾロゾロと集まってくる。
「グレース様が責任者だと耳にしたのですけれど、援助されると仰っていたのはこの事だったのです?」
「まさかそんなことはされないでしょう? 離縁する妻にこんな大変な事業を任せるなんて……」
「コンラッド様! あのベリアルドの菓子が買えるというのは本当なのですか! コンラッド様ッ!」
「あの……、衣装の仕立てもそこで受け付けると聞いたのですが……」
彼らはワーワーとコンラッドが話す隙もなく喚き立てた。貴婦人だって黙っていない。貴族がこのような自分本位な会話をするのは滅多にあることではないのに。
それほど彼らは興奮していて、天に神託を仰ぐようにコンラッドに群がっているのである。
「お、落ち着いて、皆さん。ええ、たしかにベリアルドと事業提携の話は出ています。しかしまだお伝えできる段階ではないのでね。いや、参ったな」
コンラッドの制止に貴族たちの猛口撃は一旦の落ち着きを見せたが、カラカラ、ザワザワ、明るいお喋りは続いていた。
視線をコンラッドに縫いとめたまま、口元を手で隠してコンラッドが知らない話ばかりする。
それはまるで自分だけが台本を渡されていない喜劇の舞台。
「街の中心部にサロンを構えるとは、王家も一枚噛んでいるのだろうか」
「きっとそうだとも。私も今日ここに来る途中に通りかかったんだがね。そうそう、普通の屋敷とは違っていたから一度馬車を止めさせたんだ。それで遅れてしまったというわけさ。決して寝坊なんかではないんだから、私を悪く言うのはやめてくれたまえよ?」
「お前さんの悪評など知ったことか。それよりそんな説明じゃあ何も知らないのと同じことだよ。どんな屋敷だったかくらい聞かせてくれても良いじゃないか」
「そうだなぁ。温室のような…… だが解放感があって…… うーむ、透き通っていたかな?」
「あらまあ、本当に寝ぼけていたのではありません?」
「ダハハ! 違いない! 其方やはり寝坊したのであろう?」
「いいや、私は本当にそれを見たんだ。それはもうじっくりね」
「クラブのようなサロンだと聞いたのですけど、解放感があると仰るならまったく違いますわね」
「“商人の居ない商会”だという話ですよ?」
「サロンで商会? 店にわざわざ足を運ぶなんて考えたくもありませんけれど」
……何がどうなっている。菓子だと? 商会? サロン?
コンラッドは困惑の冷や汗を垂らしながらこの異様な空気に臓腑の据わりを悪くした。
真相を掴むため、必死に会話を追ってはなんとか辻褄を合わせようと自分の流した噂と紐づけていく。
ベリアルドの事業であることは間違いない。菓子だからというより、この時期にそんな大それたことをする人間は頭のイカれたベリアルドくらいしかいないので。
しかし、そこに自分が関与しているとされたわけ…… 服飾事業のことが漏れて…… 混同しているだけだろうか。では妻が責任者という話はどこから来た……
「あら、ミラーナ様! ベルティーユ様もお揃いで」
「ごきげんよう、盛り上がっていますわね。なにか景気の良い報せでもあったのです?」
華々しくやってきた二人の貴婦人に合わせて高貴な塊はふたつに割れ、彼女たちを取り込むとまた道は閉じてひとつの塊に戻って行く。ついでに、ミラーナの側には紳士が、ベルティーユには貴婦人が、と無意識に働いた嗜好に選り分けられて。
二人はどんな社交の場でもこうして人に囲まれる。ベルティーユの人柄、ミラーナの色香。彼女たちは皆に好かれているし、派閥が決まっていないため下心を込めてニコニコと接待するのである。
「ベルティーユ様はお茶会にベリアルドの菓子を…… アッ、もしやこの件もなにかご存知なのでは?」
「うふふ、どうでしょうか…… わたくしからは何も」
「まぁ! やはりご存知なんだわ。では貴族派に?」
「コンラッド様も隅に置けませんな。いつの間にドアンラック家まで引き込んでいたのです?」
「卿は手の早いお人だから!」
ドッと、その場に笑いが起こる。
が、コンラッドは「ハハハ、言いがかりです」と空笑いするしかない。派閥に所属しておらず、人に好かれるベルティーユを取り込めるならそうしていた。けれど、夫のジェフリーがああなので、社交の多い貴族派は絶対に無いだろうとコンラッド自身も諦めていたのだ。彼女との接点は無い。
だが、菓子となれば彼女が何か知っているかもしれない、とそちらを盗み見た。ふわふわ長閑な笑みのベルティーユが「何のお話です?」と可愛らしく小首を傾げていた。
その愛らしい眼差しとコンラッドの揺れる視線がかち合った瞬間、コンラッドの右の頬から腕にかけて、ぞわりと嫌な鳥肌が走る。
ベルティーユの柔らかく垂れた目は笑っていなかった。
どちらかというと嫌な感情。憐れむような嫌悪の眼差し。
コンラッドが信じられない思いで二度、三度まばまたきを繰り返すと、もうベルティーユはホロホロ笑ってミラーナを見ていた。
いつもの優しげな笑みである。何もおかしなところはない。いまのは見間違いだろう。自分には嫌悪される謂れも、何もないのだから。
焦げ付いた心臓を宥めていると、ベルティーユに寄り添われたミラーナが、嘲笑するような口端で「コンラッド様がご存知なのではなぁい?」と言った。
じっとり絡め取るような、粘度のあるミラーナの声がコンラッドの胸から喉から舌の根を圧迫して、思うように言葉が出てこない。いや、頭の奥の方までそれが達したのか、何を言えば良いのかすら分からなかった。
「は、はは…… いや、私は」
またドッ、と笑いが起きる。
舞台で台詞を忘れてしまったみたいに。焦っている自分を見てそれがまた観客の笑いを誘うみたいに。
明るい笑い声に包まれながら、コンラッドだけが違う世界にいるようだった。
皆が身に覚えのない称賛が降り注ぎ、皆が囃し立て、お祝い言葉を述べる。
——パチパチパチパチ……
どこからともなく乾いた拍手が起こる。それは次第に広がって、母国に勝利をもたらした騎士の凱旋のごとく、熱気を孕んだ喝采に変わっていく。
「さすがコンラッド様!」
「貴族派の希望!」
「ガーランドがオラステリアを制するのだ!」
ガラガラ、アハアハ笑う声が何も知らない自分を笑っている。
貴族派でも無い者まで嬉しそうに手を叩いている。
悪い夢でも見ているのか。
衣装の下にはじっとり汗をかき、軽く挨拶をしながら足速に高貴な熱気を掻き分けた。
やっとその集団から抜け出たとき……
——シン、と音が消えた。
もちろん人の気配はある。時を止めたように静止した視線がジッと背中に集まっている…… ような気がする。
見られている。どうなっている。皆が、自分の一挙一動、指先の震えまでも監視し、脳みその奥底まで入り込んですべてを暴こうとしている。
そんなふうに思えて、小刻みに息をしながら逃げるようにサロンを後にした。
「ハァ、ハァ…… ハッ…… 何だったんだ。どうなっている……」
壁に手を突き、内からドクドク暴れ回る胸を押さえた。
皆、おかしかった。普通ではなかった。変な薬でもやっているのか、それとも自分がおかしいのか。何が正しい。息ができない。
「コンラッド様」
ビクッと肩が跳ねた。それと一緒にギュッと縮んだ心臓が一拍おいて再び鼓動を再開する。
ド、ド、ド、と三度血液を送り出す間に、その声が補佐官のものだと分かって大きく息を吐いた。
「……なんだ」
「どうされたのです?」
どうって……
そばに駆け寄った補佐官を見てまたゾッとした。
補佐官は心配そうに眉を下げている。あのサロンの様子になんの疑問も持っていない。急に駆け出した主人を奇妙に思っている顔だった。
……おかしかっただろう? 異様だっただろう?
それを説明しようと思っても、上手く言葉にできなかった。彼らはただ噂話を信じて、勘違いしているだけで…… 言葉にすれば何のことはない。壁の染みに怯える幼な子のような訴えに聞こえるだろう。
ではこの肌で感じたアレはなんだ。
何にそんなに怯えて……——
コンラッドは怯えていた。
怯えていることに気付いて、またブルっと背筋を震わせた。
何かがどこかで始まっている。得体の知れない何かが。
この世ならざる見えない何かに顔を覗き込まれているような心地がした。
◆
シェリエルは布で目隠しをされ、ユリウスに手を引かれて歩いていた。
何も見えないが不安はない。
視覚が遮断されたことでいつもより感覚が鋭くなっているような気がする。
指先からじんわり伝わるユリウスの魔力はここがどんな戦地であっても世界で一番安全な場所だと思わせてくれた。
「どこに向かっているのですか? 王都ですよね?」
「座標を読んだのかい?」
「はい。でも別邸でも無いですし…… あ、サロン……」
「君の下僕がせっかく知恵を絞ったんだから、もう少し気を遣ってやりなさい」
「下僕とはなんです。わたしは先生とは違うのできちんと皆を尊重しています」
「私の人権は無視するくせに」
「え、あ。もしかして猫ちゃんと間違えたことを根に持っているのです?」
「全然ちがう」
「ん。では…… うーん」
ユリウスがヘソを曲げる理由が分からない。ウンウン唸っていれば、急にジェリービーンズを散りばめたみたいなカラフルな気配がした。
それでシェリエルは目的地に到着したらしいと分かって。分かっているのに何も分かってないふりをしてユリウスの腕にギュッとしがみつき、「な、なんですか…… 先生?」と可愛く言ってみる。
けれどもやはり、上から「白々しい……」と乾いた声が降ってくるのであるが。
「シェリエル様! 御生誕十五年のお祝い申し上げます!」
きれいに揃ったいくつもの声に合わせ、するりと目元の布が取り払われる。あたり一面にブワッと花が舞っていた。空いっぱいの花々が視界を埋めている。
「わッ! え! わぁ!」
これにはシェリエルも目を丸めて素で驚きの声をあげた。
こんなにたくさんの花を一体どうやって…… と。
ぐるりと空を見上げると、“グリちゃん”の背に乗ったヘルメスが空を小さく裂いて、そこから花をバラバラ落としていた。
下ではシャマルやジゼルが風を起こして降ってくる花々を舞い上がらせているらしく、花は重力を無くしたみたいに揺らめいている。
幻想的な光景に言葉を失い、シェリエルはポカンと口を開けて空に広がる花畑を見ていた。
「シェリエルー! アハハ、びっくりしてる」
「驚きました」
「お祝いはしないって約束だったけどね。ついでだよ」
「あ、サロンの開業祝いですね」
「そそ、ほら」
ディディエの視線の先。モーゼスたちがぴょこぴょこ跳び上がって花をひとつひとつを籠に集めていた。地面に落ちる前にすべてを回収する気らしい。いくらなんでも無理があるだろう、そう思って目尻を下げる。
が、きっとディディエが指したのはそれではない。その向こう。
花々の向こうにはジゼルにシャマル、それにイザベラ、メヒティルまでいて、奥にはどこかの上品な貴婦人が優美なドレスを身に纏って立っていた。
「……? あ、グレース様?」
グレースは眉を柔らかくして軽く会釈するだけ。自分は後で良いと、この庭を飾り立てた若者たちに場を譲ったのである。
シェリエルはユリウスに手を引かれて花の降る庭を歩く。
「シャマルとジゼルが準備してくれたの?」
「ご迷惑ではありませんでしたか」
「とても嬉しいわ、ありがとう」
「しぇ、シェリエル様! こ、今年のお花です!」
シャマルが真っ白なチューリップの束を差し出した。「今年の」と言うだけあって、シャマルは毎年花を贈っている。
主人に贈り物をする際は家業にまつわるものや、消え物が良いとされている。
装飾品などは従者の買える品を主人に身につけさせることになるし、だいたいは花や茶葉、貿易をしていればまだ仕立てていない珍しい布地などを贈るのである。
シャマルは家門が植物の研究をしているので、毎年珍しい花を贈るのが恒例になっていて、昨年はそれに倣って皆で花を贈ることになった。
が、シャマルはそれでは家門の特性が埋もれてしまう。
それで、今年は特に気合を入れたらしい。
まだ花弁を閉じる蕾のそれは、淡い魔力を帯びていた。
「シャマル…… 魔花にできたのね」
「はい! 今年こそはと。結局、父に手伝ってもらったのですけれど……」
「どんなお花なの?」
「属性は無属性ですが、こうして束にしておいて——」
シェリエルが抱えるチューリップたちの頭をシャマルが緊張した指先でちょんちょんと触っていく。すると眠っていた子が揺り起こされるように、蕾んでいた花弁が少しだけ緩んだ。それと同時に花弁の内側でぼうっとエメラルドの光が灯り、煌々と発光する不思議な花になった。
白い花弁は良く光を通す。妖精の発する光みたいに、淡く、儚げに。少し開いた花弁の口からパチパチと、小さな小さな碧い煌めきが立ち昇る。
煌めきは少し風に揺られてほとんど音をさせずにパッと爆ぜた。
それは良く耳を澄まさなければ聞こえない、妖精の囁きのようでもあった。
「かわいい…… 本当にすごいわ、シャマル」
「あ、あ、ありがとうございます。恐縮です。少しの間しか灯らないのですけど、でも、あの。無属性なので、魔力を外から込めることも可能で……」
シャマルは顔を真っ赤にして自分の魔力を込め始めた。
すると、澄んだエメラルドの海原が夕陽に染まるように、赤みを帯びてゆっくりオレンジに変わっていく。それからもう少し朱を濃くして、シェリエルの胸元には夕暮れが訪れた。
「素敵…… 部屋の灯りをすべてこのお花にしたいくらい……」
シェリエルは目を細めてうっとり頬を夕陽色に染めた。
全員がハッと息を飲んで、普段は滅多に顔色を変えないシェリエルの——茜さす少女の顔に見惚れるのであった。
そんな穏やかな、この煌めきの一幕に転換の合図が差し込まれる。
「な、なんだ、これは!」
場違いな怒りと焦りを含んだ男の声。
後頭部までぴったり撫で付けていたであろう油っぽい髪をパラパラと顔に落としながら、コンラッドがズカズカと庭に入り込んできたのだ。
そのうしろからベルティーユとミラーナが焦った様子で「おやめください! ここは私有地です!」「わたくしたちを追って来たのですか!」と重そうなドレスを引き摺って来る。
コンラッドはサロンから出て行くベルティーユとミラーナを見つけ、彼女たちがあの悪夢のような企みに関与していると踏んで後をつけて来たのである。
するとやはり彼女たちは話の種となっていた不思議な屋敷の前で馬車を止めたではないか。聞いていた通りの開放的な庭は馬車からでも良く見渡せる。
コンラッドの目に映る花々に彩られた幻想的な空間は、先ほどの悪夢の続きに思えて。発色の良い色とりどりの貴族の髪色と、空を舞う色鮮やかな花々が重なって、わけも分からず馬車を飛び出していた。
「おやおや、コンラッド卿ではありませんか。今日は内輪の集まりです。卿は招待していないはずですが」
理知的で、それでいて微かに狂気を震わせるような冷たい声だった。
シェリエルの貴重な心の揺れを観察していたディディエは邪魔をされたと思ってすこぶる機嫌を悪くしているのである。
だから特上の笑みを浮かべ、シェリエルを庇う形でコンラッドの前に立ちはだかり、食卓に入り込んだ家畜を見るような目でズン、と声音を落として……
地を這う低い声で言う。
「ここはさぁ…… 調理場じゃないんだよねぇ。順序って物を知らないのかなぁ? 豚だってさぁ、まず屠殺場を経由して美味しく調理されてから僕らの前に並ぶわけ。ね、分かる? 僕って優しいよね。言葉が通じるかも分からない動物にこんなに丁寧に教えてあげるなんて、教師が馴染んできたのかもなぁ……」
「なッ、なん、だと……」
コンラッドは耳を疑うか、目を疑うか、とにかく信じられないみたいな顔で、瞬きもせずにディディエを睨み付けた。
人懐っこい笑みは友好的。震えを促すような声は威圧的。言葉は…… 彼は何と言ったか。およそ今までの関係からは考えられないような事をディディエは口にした。
しかし、信じられないことに、彼の言葉は真実のように聞こえた。
それで、自分が豚の姿に変えられてしまったような錯覚に陥って、慌てて手足に視線を落とすのである。
人だ。きちんと、人だった。豚や鳥のように扱われただけ。それだけ。あれは現実じゃない…… ではこれは?
この不気味な沈黙にはユリウスの凪いだ声がよく通る。
「せっかく来たんだ、お茶でもして行くかい?」
「あ、いや…… それは」
「アハ、そうだね! コンラッド卿がお祝いに駆け付けてくれるなんて光栄ですよ。さぁ遠慮なさらずに!」
ディディエはさっきのが嘘みたいに明るい声でカラッと言った。
にこにこ屈託なく笑って、嬉しそうに言ったのだ。
コンラッドは何が本当か、何が現実か分からなくて、ただその場で立ち尽くす。
ぴょんぴょん跳びまわっていた男の子たちは花籠を抱えて動きを止め、いつのまにか花は止んでいた。
はら、はらり。迷子になった花びらが遅れて舞い落ちるだけ。
ディディエとユリウスが示し合わせたように二手に分かれると、学生らはそれと同時にザッと二列に整列した。奥には華やかなテーブルが見えている。
言葉もなくコンラッドを迎える花道が出来上がったのである。
コンラッドは進むしかなかった。
進む以外の選択肢がこの場には用意されていないのだから。





