表彰式
ようやくマスコミの取材が終わり、両親やクラスメイト達の所へ向かって行けた。
「お母さんお父さん銀メダルだよ」
両親に銀メダルを見せた。
「詩織おめでとう、努力の結果だから、私達も嬉しくて涙が、ほらこんなに…。」
お母さんは、詩織と抱き合った、父親は銀メダルを詩織から受け取って、しみじみとメダルを見つめている。
詩織は、尚美と信子にメダルを見せた。
尚美「本物だ、初めて見たけど詩織は、やっぱり私達のスターだよ」
信子「私達をオリンピックに連れて行く約束達成したね、おめでとう、詩織」
「皆さんの応援が有ったから二位に入れたんだよ、ホントにありがとう」
信子と尚美に詩織は感謝の気持ちを伝えた。
二人と話した後に今度は木村先輩の所に感謝の気持ちを伝えに向かう。
「木村先輩有り難うございました。お陰様で銀メダルとれました。」
木村「詩織さんの普段からのトレーニングと努力の成果だから素晴らしい銀メダルだよ、オリンピックも応援に行くからな、今日は親父は来れなかったが、地元のケーブルテレビを見ながら詩織さんの応援をしていると言っていた親父も喜んでいるよ」
詩織「木村先輩有り難うございました、お父様にも宜しくお伝えして下さいね」
木村「俺にも何か手伝う事が有ったら言ってくれよな力に成るから」
「木村先輩有り難うございます、宜しくお願いいたします」
木村先輩にお礼を言って青島先輩の所に行く。
「青島先輩応援有り難うございました、銀メダルです」
青島「詩織さんおめでとう、泳ぎを見ながら足首を心配していました、痛みは有りますか?」
詩織は、青島先輩が自分の体の事を心配してくれている心の優しい人なんだと思った。
「足首の痛みは有りませんでした、始まる前にドクターが診察してくれましたから試合中は大丈夫でしたよ」
青島「今日はホントに良かったね、おめでとう、これから祝賀会でもするのかな?」
詩織「祝賀会は、しません家に帰って休みます」
青島先輩にお礼を言って両親の所に戻った。
詩織「お母さん、ドクターにお礼を言いたいのですが見当たりません、何処に居るのか知りませんか?」
母「ドクターなら、決勝戦が始まる前に帰られましたよ」
「帰っちゃたの?なんで!」
一番私の事を心配してくれたドクターが、いない!?銀メダルのお礼を言いたいのに、何で帰られたのか不思議に思った。
母「ドクターも忙しいのよ、詩織に伝言を頼まれましたよ」
「伝言って?」
嫌な予感を感じた。
母「明日再検査をするから総合病院へ来て下さいと言ってました。」
「やっぱり手術するんだよね」
「ドクターとの約束ですものね詩織」
銀メダルの喜びが無くなりかけた。
私の足首はどうなるんだろうと一気に不安感になってきた。




