つづき
車内アナウンスが流れた
「このバスは本日の水泳大会会場直通のバスです、乗り間違いのない様にお願いいたします」
信子「私調べて来ましたよ、代表に選ばれるには、今日の大会で二位以内に入れば確実で、三位は、補欠候補なんだって」
尚美「やるわね、信子は情報集めたいしたもんだわ」
詩織「私は、コーチから、聞いていたから知っていましたよ」
信子「なんだ、そうでしたか、当たり前だよね、選手なんだもの」
三人て話ながらバスは、会場へ到着した。
いよいよ決戦の時間が近づいて来た。
信子と尚美は応援席にむかう。
詩織は、選手控え室に入った。
コーチ「詩織おはよう、足首の状態はどうですか、まもなく、ドクターも来ますから、足首の今の状態を良く話して、痛いなら手当てをして頂きなさい」
「はい解りました」
「詩織、リラックス、リラックス、緊張し過ぎよ」
コーチ「予想通りに詩織は、午前中の予選は、最終組のレースになったわ」
「誰と一緒ですか?」
「勿論強豪達ばかりですよ、アフローネにエリアス、最も注意が必要なのは、アニーにマリーヌだわね彼女二人は、今年の記録で詩織より速いタイムを出しているわよ」
「やっぱり、あの2人と同じ組み合わせですか」
「そうです、必ずこの2人に勝たなくては、代表には選ばれませんからね」
コーチと打ち合わせをして要るとドクターが声をかけてきた。
ドクター「おはよう、詩織さん、足首の状態を見せて下さいね」
「先生おはようございます、今日は宜しくお願いいたします」
コーチは、ドクターと詩織をメディカルルームに案内した。
ドクターは細かく詩織の足首を診察し、簡単な治療をした。いよいよ予選が始まった。
詩織は、ラストなのでコーチと選手控え室でライバルの泳ぎをモニターで見つめている事にした。
水泳は個人競技なんで各位自分のモチベーションをベストの状態にしてレースに備えなければ、勝てない。
詩織も自分のレースに備えて、何回もイメージトレーニングをした。
残り3レースになった。
ここまでの記録は、まだ私のベストタイムより悪いので少しだけ安心出来た。
午前中の予選の成績は、32位までに入れば、午後の決勝に出れる、でも決勝の最終組に入る為には、8位以内に入らなければ成らないなどと考えながら、レースを見ていた。
いよいよ残り2レースに成った。
詩織は、プールサイドに移動をして、レースを見守った。
応援席から叫び声が聞こえてきた。
「詩織!ガンバ〜」
「絶対、勝てよー」
見ると尚美や信子達の他に木村先輩に青島先輩クラスメイトが横断幕を掲げていたので、手を振って応えた。
両親や担任の先生に校長先生も応援してくれていた。




