発病4
教室に入り、先生やクラスメイトに経緯を報告した。
すると、仲良しの信子が話しかけてきた!
「詩織心配したんだからね、先生から、詩織が病院へ行った、って聞かされたから、何で私にメールしてくれなかったの?」
信子は、少しだけ怒っている様に見えた。
「ゴメン、ちょっと足首に痛みを感じて、お母さんに言ったら、直ぐに病院へ行く事に成ったから、信子に心配かけてしまったね。次からはちゃんとメールや携帯するから、許して!」
「今回は、許してやるけど、ちゃんと連絡しなけりゃあダメだよ、凄く心配したんだからね!」
「うん!有り難う、結果が解ったら直ぐに知らせるから心配しないでいいから」
「よし!直ぐに知らせなさいよ、何かあったら直ぐに詩織の所に行くからね。」
スイミングスクールの練習や、強化プロジェクトはどうする積もりなの?詩織は、オリンピック目指して要るんだから、頑張んなくっちゃね。
詩織は、授業が終わり次第に自分が所属先のスイミングスクールのクラブに向かう。
でも、いつもとは少しだけ気が重苦し、コーチに病院での診察の事を話さなけれならないから…
スイミングクラブに着くと直ぐにコーチの所に向かった。
「セレナさん、実はお話しが有ります。」
おう、来たな!話しって何んだ、いよいよ来月から、バタフライの代表選考会が始まるんだぞ!
遊んでいる暇はないんだからな!!
詩織は、病院での診察の話をコーチに告げた。
今も足首に痛みが有るのか?なら今日は、仲間の泳ぎ方を良く見て置け、悪い所が有ったら、アドバイスをしてあげなさい!
そうだね!いつもは、私が皆さんからアドバイスを頂いているのだから、今日は、皆の泳ぎ方を注意深く観察しょう、と決めた!
スイミングクラブでの良きライバルである、ミサ・ネットにアドバイスをしに話をかけた。
「ねえ!ミサ、泳いでいる時にね、左右の足のバランスが崩れるから、気を付けてね、特に左足に力が入り過ぎみたいだよ!」
「有り難う、詩織!だから右側にコースが変わるのかな?もう一度気を付けて泳いで見るから、また良く見ていてね。」
「解ったよ、じゃあ良く見える位置に居るから、もう一度左足に気を付けて泳いでみてね。」
私はいつものお礼を兼ねてしっかりと、ミサの泳ぎに目を向けて観察をした。
「その調子だよ、ミサ、上手に泳げている!」
私はプールサイドから、泳いでいるミサに声を掛けた。
ミサは、プールから上がり詩織に近づきお礼を言った
「詩織有り難う、泳ぎに不安があると、タイムが延びないから、アドバイスは、助かります。」
いつも私が、コーチやミサから助けて貰っているから、今日位はお返しをしなければね!
「処で何か、悪いの詩織!」
「うん!ちょっと足首に痛みがあったから、病院で診察したんだよ!」
足首に痛み!?大丈夫なの?心配そうに聞いてくれた。
「診察結果がね、出るまでは少しだけ心配なんだけどね、多分大丈夫だと思って要るんだ!」
「そうだね!なんて言ったて、詩織は、このクラブのスター何だから!!」
「スターだなんて!?大げさなんだから!」
「本当だってば♪コーチも自慢して要るよ!詩織は、オリンピック候補生なんですもの♪来月から代表選考会始まるから、皆詩織を応援してるんだからね♪」
笑顔で微笑みかけるミサちゃん♪