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知らされる事

仲良いクラスメイトへの挨拶もそこそこに校門を出て帰宅の途中見慣れた女性が手をヒラヒラと向けていた

「姉ちゃん何してんの大学は?」

「今日はもう終わったわよ優斗を迎えにきてあげたんだから」

「はぁどうもありがたいです恥ずかしいです」

 話もそこそこに聞いてみたい事を投げてみる

「姉ちゃん今日何の話するのか知ってるの?」

「ん〜大丈夫よ父さんから教えてくれるから」

 笑顔で返されたその表情には少し緊張を感じられるが説明はしない意思が見て取れる、姉にしては珍しい真面目な証だ

 若干の不安を感じつつ家の前にまで来ていた

 玄関ドアを開けると母さんがいつものように出迎えてくれる

「おかえりなさい二人とも手洗って着替えてらっしゃいな」

 促されるまま洗面所に向かい自室にて身支度を済ませる

 そしてリビングに行くと父と母そして姉がいつもの席で待っていた

「おかえり優斗、昨日言った伝える事あるし座ってくれ」

 そう告げた父の顔は少し緊張が見える今まで見た事無かった顔だった

 席に座り用意されていたお茶を一口啜って気持ちを落ち着かせて問いかける

「あの伝えたい事って何?」

 父は少し目を細め話だした

「優斗が十六歳を迎える時に話すと決めてたんだ、お前にとってショックはあるかもしれないが聞いて欲しい」

 真っ直ぐに視線を逸らさず父は言葉を紡いだ

 母も姉も真剣な顔で静かに聞いている

 そして父はゆっくりとハッキリと言った


「優斗お前は父さんと母さんの実の子では無いんだ」


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