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第九十章 Return, at the Fastest Speed
「詳しくはサカマシュに戻る道中で聞かせよう。
わたしもサミュラカアンに受けた傷が深く、少し休みながら帰途に着きたい。
しかし、これをどう報告すればよいのか。
何しろ生き残っているのはわたしたち4人だけだ。
にわかには誰も信じてくれないだろう。」
わたしはそう言ったが、ここでマカが、わたしたち全員を救う発言をしてくれた。
「ネウ、そうではない。
ラガナルがまだ生きている。
もし、私たちより先にラガナルがサカマシュに着き、私たち四人が図ってハカル王を殺したと言われたら、私たちはここで終わりだ。」




