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終章 Worrying about Tasty Rabbit Meat

こうして、トゥシュ殿に別れを告げて軍法会議にかけられたわたしは、どうしたわけか、ハカル王殺害の罪は追及されず、ラート攻略の任に就くこととなった。

部隊全滅という失態もお咎めなしだった。


判断を下したのは、ギラウ軍法会議長だ。

隻眼の老兵は、眼帯に片目が隠されていて、表情が読みづらい。

この判決には、死刑すら覚悟していたわたしはもちろん、トゥシュ団長や、マカたちも驚いた。


何かの意図が働いていることは確かだが、誰の思惑なのか、読み取ることはできなかった。


不思議なことはもう一つ起きた。

軍法会議が開かれた夜、城の牢屋の壁が壊され、ラガナルが脱獄したのだ。

壁は外側から破壊されていたが、どういうわけか、見張りの兵は誰も気が付かず、みすみすラガナルに逃げられてしまった。

サカマシュ国内での目撃情報もなく、国外逃亡したと噂されている。


こうして、わたしは今ラートの地を踏んでいる。

マカ、ラカラスは王都に残ったため、ラミスのみがわたしに随行している。


「ラートにはうまい兎肉屋があるかねぇ…?」


わたしの横で馬を歩かせながら、ラミスは能天気に兎肉の心配だけをしていた。


〜聖剣ピュア・ウォーターの伝説・完〜

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