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CARD15

 ◇


「優輝くん、起きて」

 固い床とごわごわの毛布に包まれた浅い眠りは、先輩のその声で遮れた。

 当初は、最低二時くらいまではぶっとうしでデュエルと思っていたのだが、実際は割と早い段階で消灯してしまい、結局いつも通りくらいの時間に眠りについたのだ。

 だが、いかんせん硬い床。快眠など望むべくもなく。逆に浅い眠り故に、起き上がるのがさほど苦ではなかった。

「もうついたんですか?」

「そろそろ着くよー」

 起き上がって横を見ると、ギャル子は爆睡していた。こんな硬い床で、よくそんなに幸せそうな顔で寝られるな感心する。

「おーい、つくらしいぞ」

 ギャル子の腕を揺する。

「んー。無理」

 何が無理だ。

「リンボーダンス……」

 なんで夢の中で棒の下くぐってんだよ。

「レインボーブリッジはくぐれないよ」

 いつから巨人になった。

「でも頑張る……」

 そうか、頑張るのか。頑張る必要はないと思うけれど。

「なんか、簡単に起きそうにないですね」

「まぁ、まだちょっと時間あるから」

 とりあえず、ギャル子の寝起きが悪いことだけはよくわかった。


 ◇


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