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それは僕としても都合のいい話だったのでその条件を受け入れた。
彼等がティルナノークに行くとしてもラーズ国かどこかに行くとしても手に職をつければなんとか生きていけると思った。
そして僕達は捨てられた民達の説得を始めた。
「みんなー!聞いてちょうだい♪」
「おおー!トロメーアの魔王!レヴィヤターン様だ!」
「魔王様!魔王様!」
意外とレヴィは彼等に大人気だった。
「これからこの方の話しをよく聞くのよ?雑音入れたら分かるよね♪」
「イーエスマム!」
あの統率もない戦いと違ってレヴィの前の彼等は凄い節度ある行動を見せた。
「あ、あ、…初めまして皆様…僕はハルトと申します…」
僕を見た捨てられた民達は凄く白けた表情で…お前だれだ?何故そこに立っているんだ?との表情をした。
「わーい♪若様カッコイイ!パチパチ」
「ハルトちゃんカッコイイよ♡」
レヴィとジズの雰囲気作りのおかげでみんな緊張した表情で傾聴してくれるようになった。




