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もうそろ、死ぬんだから

 でも、結局こんな感じで死ぬ死ぬ死ぬ死ぬと、下向いて生きていったら後悔して死ぬことになる。それは最悪だ。俺は結局バッドエンドだが、後悔しながら死ぬのはバッドエンド中のバッドエンドだ。

 俺は半ば、最強だった。なぜなら一年後俺は生きてるかわからないからだ。だからもちろん、呼び出そうと決断するのは早かった。明日の部活終わり、すぐ片付けをしてダッシュでテニスコートに行くことにした。(木原先輩にテニス部と教えてもらった)誰かと鉢合わせたりしないかとか考えたけど、そんなこと考えるのもめんどくさい。とりあえず誰もいないところに呼び出して....。完璧だ。命を盾に告白するのだ。成功するだろう。俺にとって湯浅優奈(名前も木原情報)は生きる希望だった。

 夜は久しぶりにムラムラして、溜まったマグマを大噴火させた。

「ゆ、ゆうなああああっ」

「大丈夫??どうしたの?」

母の声で溶岩まみれのままパンツの中にしまった。

明日は絶対成功させよう。薬のおかげで体調は安定していている。余命宣告される前のような感じにもどると、まるで余命宣告が嘘のように感じてしまう。カエルの声は少し小さく、夏色も消えかかってるように感じた。

 次の日の学校、授業中のノートには「優奈」と、数式が入り混じった、スラム街のようなノートになっていた。

休み時間、俺の余命宣告の噂は台風かのごとくすぐクラス中に知れ渡った。「冗談だろ??」「誰かがデマでも流したんだろう??」その言葉を聞く度に、胸を締め付けられ息が詰まりそうになった。俺は色んな声が聞こえる中、口走るように喋った。

「正直今でも受け入れてはないよ。でも、本当のことさ。死ぬんだ1年後に。」

俺は笑われると思ってた。でも、俺の真剣な眼差しが、唯一の証拠になったのだろうか、みんな黙り込んでうつむいていた。加藤や、野球部の友達には涙を流すものもいた。俺がどれだけ愛されてたかを痛いほどわからせてくれた。俺の頬にも涙がつたっていた。鼻はひくひくと鳴ってい

る。


「これ以上、このことに関しては何も聞かないし取り繕ったりはしない。いつもの様にいじって、話しかけるから、、お前の生きるはずだった、何十年分の思い出以上に最高の思い出を作ってやるから...!!!絶対...!!1年は俺らのためにも生きろよ!!!」


加藤が下を向いていた俺の両頬を両手で触れて、上を向かせてくれた。上を向いて涙は落ちてこないはずなのに、噴水のように吹き出た。


「俺、まじで生きるよ!皆のために本気で生きるよ!!絶対!笑顔で死んでやるよ!!!!!」


その後も皆はいつもの様に、接してくれた。せいぜい1年。たかが1年。だが今年の1年は長そうだ。

 西日に照らされたオレンジ色の廊下俺は走った。部活が終わり、テニスコートの近くまでつながる廊下を駆け抜け、廊下の出口を体の勢いのまま開けた。

息は荒らく、喉からは血の匂いがした。手を膝について、テニスコートを見ると、案の定優奈さんは黒髪をなびかせていた。迎えを待っているようだ。周りの人達は立て続けに車や、バスに乗りこみ帰っている。最高のチャンスだ。だがここで走ってしまえば、息を荒らげてるすんごいブスなグロい顔を見せてしまう。できるだけスカしてcoolな顔で近ずいていく。

「プゥ」

おならもcoolにスカす。


ついに目の前にきた。


「す..少し話したいことがあって..」

「どうしたの?」


い、いやあ素晴らしいお声もお持ちですね!うんうん!

そして、考えるよりも先に声が出た。

「ひぃ、、一目惚れです!!本当に好きです!!!!つぅ..つつつぅ...付き合って....くださああああああいい!」

優奈さんは、ちょっと驚いた表情になった。

「ちょッ...ちょっと声でかいよ!頭おかしいの!?あんたと別に話したことないよね!!?何に勘違いしたの!?」

「目が合ったことです」


ききききキモイーーー!!!口走ってしまったッッッ!


「は、はぁ!!?む、無理だk..」

「僕死ぬんです」

「え...えぇ?」

「脳腫瘍見つかって、もうもって1年と...。だからだから!」

「そうなのね..でも投げやりすぎる。あんま好きじゃない。そんな薄っぺらい愛で付き合えるとでも?」

「いや、愛は誰よりも勝っています!昨日だってあなたを妄想しながら、オ〇二ーしました!!!ボンキュッボン!体までも愛していますとも!!」


あれー何言ってんだろう。でも意外に顔を赤くして斜め下を向いていた。意外と効いてるんじゃ..?


「ペチイイン!」


鋭い音が響くのとほぼ同時に、右頬がじんじんと熱くなる感じがした。


「気持ち悪い!!どこ見てんの!?てかオ〇二ーしたってどうゆう事!?オ〇二ーって!!?」

「から珍珍から白いのをビュービューって.....」

「ペチイイン」


続けて左頬が熱くなった。ばたっと腰を下ろした。女の子の下ネタが聞けた...。


「お願い!レンタル彼女みたいのでいいから..!!」

「じゃあ1回1億円ね!本当気持ち悪いこの猿が!」

「無料体験版って感じでどうですか..?」

「ペチイイン!」

「も、もう好きにすれば!?さようなら!」


 せ、成功...してるわけないか。でも、好きにしてって言ってたし。好きにしていいんだよな。いいんだよなぁぁぁ!?西日が完全に沈みそうになっていた。俺の林檎みたいな両頬は暗いオレンジ色に染まっていた。








あまり表現がパッとしないので誰か改善点を教えてくれればありがたいです!

他にもアドバイスや感想を書いてくれれば幸いです!気軽に書いてってください。誤字等も教えて貰いたいです。


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