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魔法のバッグ無しでダンジョンに行くのは無謀
レイト「やぁ、ラキ。久しぶり。」
ラキ「おお、お兄さん達か。久しぶりだね。今日はどこに案内してほしいんだい?」
レイト「採取した魔石やモンスターの素材を、通常より多く入れておける魔道具が欲しいんだけど、どこかで売ってるかな?」
ラキ「魔法のバッグだな。魔道具屋なら、大抵は置いてる。おすすめの魔道具屋に案内するよ。
けど、お兄さん達がまだ持ってないのは意外だな。」
アーリー「冒険者は普通持ってるの?」
ラキ「装備もろくに買えない駆け出しの冒険者以外は、パーティーに一つは持ってるね。特にダンジョンに行く奴らや遠出する依頼を受けた奴らは必須さ。武器、防具を装備して、水、食糧、回復薬、野営道具に予備の装備を持ちながら、戦ってモンスターの素材や魔石の回収なんてできるわけないよ。魔法のバッグができる前は、荷物持ち専用の職業があったくらいだからな。おっと話が長くなったな、ついて来てくれ。」




