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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

俺の小説を読んだお嬢様が、主人公の少女に惚れてしまったようなんだが。

 翠命はある日、こっそり書いている小説を夢月に読まれてしまう。
 小説を書いていることを秘密にする代わりに、翠命は夢月にその小説をプレゼントする。
 夢月はその小説の主人公である黒巫女にすっかり惚れ込んでいるようだった。
 翠命は小説がきっかけで、夢月と仲良くなる。
 翠命には矢千夜という恋人がいたが、段々夢月が気になってきてしまう。
 夢月は資産家の令嬢だった。彼女は翠命の執筆活動を応援するために小説に支援金を出したいという。
 翠命は金銭への欲と、彼女との縁を保つためにその話を受け入れる。
 矢千夜は翠命と夢月の関係を知り、翠命と別れる。
 翠命はそのことにショックを受けたが、夢月との関係が良好なためすぐに忘れてしまう。
 夢月は翠命を温泉旅行に誘う。彼は二つ返事で承諾する。
 温泉旅行先で、別れたはずの矢千夜から電話がかかってくる。
 矢千夜は夢月には怪しい噂があるからすぐにわかれた方がいいと翠命に忠告する。
 だが翠命はその忠告を無視してしまう。
 温泉旅館で翠命は前触れなく体調を崩す。
 それは夢月の仕業だった。
 翠命は体調を崩している間に夢月に体を改造されて、黒巫女らしい姿にされてしまう。
 夢月は黒巫女様にどうしても会いたくて、我慢できなくなった。そこで黒巫女について世界で一番詳しい作者である翠命を、彼女にしてしまおうと思いついて実行に移した。
 翠命は夢月に考え直してもらおうと考えた末、ラブレターのような小説を書いた。
 その小説で想いを伝えて、なんか愛で奇跡が起こせるのではという魂胆だった。
 だが夢月は翠命が矢千夜から自分に乗り換えようとしていることを知っていて、フラれてしまう。
 絶望した翠命の心の隙を突いて、夢月は暗示のようなものをかける。
 そしてすっかり陥落した翠命は、夢月の望み通り黒巫女にされてしまったのだった。

※この作品は、ノベルアッププラスにも投稿されます
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