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零式艦隊  作者: おにねぇー
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第三話 3.日本巡洋艦は駆逐艦でしょう!?

『もちだむ」と「毘沙」の戦いが終わり次に起こった戦闘は天鳳、鬼崎とメビウス、ぬるぽんです!

白熱する中各隊員は一体なにを駆使し戦いに挑むのか!?

初めての戦闘ですがご了承下さい!


「やばい、全然稼げてへん」


少し焦りが含んだ苦笑がぬるポンから発せられる。


「ぬるポンずっと隠れて打つからしょうがないしそうゆう作戦でしょう?」


「まあそうなんだけど…」


いつもは明るい口調のメビウスと違い冷静な声でそうぬるポンの不満に答える。

鬼崎と天鳳に当たる少し前

先にへっくすともちだむが相手の毘沙、まこと達に当たっていた。

そこからメビウスたちは相手に来るのは鬼崎と天鳳が来ると予想。それなら高雄でいつも接近し魚雷で仕留めてくる鬼崎とシムスを使う所を初めて見るよくわからない天鳳にわざわざ接近戦をする必要は無いと考え、アトランタの物量と魚雷射程の長い陽炎で安全に勝つことに決めていた。


「それとも私よりも前に出て活躍してくれるの?」


「前に出ないでここで牽制しているよ!ああ、牽制楽しい!」


「そこは少しでもやる気を見せなさいよ…」


メビウスはぬるポンの切り替えの早さに期待していたのが呆れ半分になってしまったようだ。


「にしても中々仕掛けてかないわね」


「そうですねー天さんはともかく鬼ちゃんはそろそろ仕掛けてきても良さそうなのに」


いつもだったらこれくらいのタイミングで魚雷を放ちたくて前に出てくるはずなのだ。


「もしかしたらなにか仕掛ける準備でもしてるのかしらね」


「あーそれは在り得ますね」


「だよね!?」


「え、あ、はい。」


「じゃあもっと前に出てもいいってことよね!?」


「えぇ…前に行きたいのは自分よりもメビウスさんなんじゃ…」


「そ、そんなことないわよ!ぬるポンが前に行きたそうだったから仕方なくよ!」


「じゃあこのままキープしm「え…」よし!じゃあ鬼ちゃん達が仕掛けてくる前にこちらから叩きにいきましょう!」


「やったぁ!……っは!じゃなくてしょうがないわね、付き合ってあげるわっ!」


そんなやりとりをしてぬるポンは心のなかで思ったのだった。

メビウスさんのあれは天然でやってるのかなぁ…


「おいっしゃ!いくわよ!」


元気な人だな…

………

……

「ねぇ…なんかメビウスさんが前に出てきたんだけど…」


「そんなわけ…あるな…」


「天さん魚雷はあとどのくらい?」


「今終わるぞ」


「おけ…」


「鬼ちゃん、前にでty「勝負だよ!メビウスさん!」なんでぇ…」


鬼崎はメビウスが前に出て来たことを勝負だと取ったらしく前に進んでいく。


「こりゃ、話を聞きそうにもないな」


天さんは鬼崎の説得を諦めて前に出ることを選んだようだ。

まずは鬼崎が前に出てくるメビウスに向って一斉砲撃。

しかしそれを読んでいたメビウスはアトランタの旋回を生かして砲弾を二発の被弾で避けた。

次はメビウスが鬼崎に反撃を開始する。メビウスはアトランタの優秀な砲装填と多くある砲で鬼崎に攻撃をする。メビウスの砲撃はブランクと鬼崎の船の動きに翻弄されてあまり当たらない。しかし雨のように降る砲撃はそれをかなり補っている。

メビウスはしっかりと自分の技量とブランクを極めてアトランタにしたようだ。

そんなメビウスさんの砲撃が降り注ぐ中、天鳳はメビウスの近くに隠蔽を使いながら近付く。今、鬼崎にメビウスの気が行っているうちに叩きに行くには絶好のチャンスそう思って天鳳はメビウスに近付く。

しかしそれはぬるポンも同じ考えだった。

これがばったり合ったってことね…

天鳳は呆けるように言った。

天鳳とぬるポンは同時に逃げるために旋回をし、牽制の為に魚雷を発射する。その出来事に気付いた鬼崎はすぐさまに目標をメビウスからぬるポンに変えてすかさず砲撃をする。ぬるポンに5本当たりぬるポンの耐久は4分の3になった。

メビウスも少し遅れて天鳳にめがけて砲撃する。

しかしシムスの旋回の良さもあり被弾は一発のみで済んだようだ。だが運悪くその一発で火災が起きてしまった。火災を鎮火するには応急機能を使う必要がある。しかし一度使ってしまうと次使うためにクールタイムが必要になってしまいもっと大きい火災が起きた時には鎮火をするのに時間がかかってしまう。火災が起きている間は一定時間耐久が減っていくのでここは慎重に判断をしなければいけない。天鳳は少し悩んだ結果アトランタの火災発生率の低さを考えて消す事にした。

天鳳は次なるアトランタの砲撃から逃れるために煙幕を展開する。

ぬるポンもあれから鬼崎の砲撃を受けずに逃げ切ったようだ。

次は鬼崎が前に出る。ぬるポンにある程度のダメージを与えたことでぬるポンはあまり前に出てくることはないと判断をした。鬼崎の乗る高雄は駆逐並みの魚雷を全部合わせて16本持っている。だから中近距離戦では瞬間火力を圧倒的にアトランタを上回る。今その瞬間火力を出せるぬるポンは前に出にくい状態ある。だからこそ鬼崎は今がチャンスだと睨んだようだ。

まずはメビウスを狙っていく。

アトランタも魚雷を持っているので気を付けながらメビウスにじりじり近づいていく。

変ってメビウスは耐久が自分より減っているのがチャンスだと判断したらしく正面に一つの岩を挟んで迎え撃つ体制に入った。

先に出たのは鬼崎だった。

その動きにメビウスは岩ギリギリに魚雷を発射する。

鬼崎はそれを予想していたらしく発射のタイミングと共に減速と左に旋回を入れて魚雷をギリギリに避ける。

魚雷が通り過ぎると同時に前進し魚雷を発射するタイミングを覗う。

メビウスは前進を入れながら高雄の艦首が見えた瞬間に一斉砲撃。

かなりの至近距離での射撃だったので高雄に驚異の主砲十六門が全弾命中!

そして高雄は一番砲塔が故障してしまう。

しかし鬼崎は怯むことなく前に出る。前に出てきた鬼崎はメビウスの向って発射していない魚雷を一回発射する。

そして少し間を開けてからもう一門の魚雷を発射。

これではメビウスに魚雷を簡単に避けられてしまうが間隔をあけて魚雷を発射したことで旋回をある程度できないようにした。

そのタイミングを見計らって少し後ろで待機していた天鳳が横っ腹を見せているメビウスにめがけて魚雷を放つ!

そこでメビウスは急旋回をする。天鳳の魚雷に当たるより少ない被害で済む鬼崎の拘束魚雷に当たることを判断したようだ。

メビウスに鬼崎の魚雷が三本当たる。

ここでアトランタの魚雷兵装が故障、そして浸水の被害受けてしまう。

思いの外大きい被害に耐久を回復する修理機能と応急機能を同時に行う。

鬼崎は浸水が入ったことをしっかりと確認すると弾の種類をHE弾に込めなおす。

HE弾とはAP弾とは違い火災を起す事が出来るのだ。その火災は応急機能をつかって直すか時間をかけて消すかの二択なってくる。今メビウスは応急機能を使ったので早く火災を消すことが出来ない。それを狙って火災ダメージを入れようという思惑なのだ。

しかしどうしてだろう、鬼崎のHE弾は当たっても一向に燃えることがない。

原因はメビウスの一斉砲撃だった。

鬼崎が魚雷を発射する前、島影から出てきた鬼崎をメビウスが一斉砲撃をして艦首に当たっていた。

それがHE弾に水がかかってしまい湿って燃えにくくなっているのだ。

ここでメビウスの運の良さが発揮されたのだった。

実はメビウス、食堂のおb…人をする前は幸運の女神と呼ばれていた。戦艦の一斉射を食らってしまっても奇跡的に耐えていたり、魚雷が致命傷なまでに刺さっても試合終盤まで生き残っていたりと数々の伝説を残している。

代わりに一部の人間からは仲間を平気で見捨てているからそんなことが出来るんだ、幸運じゃなくて仲間を不幸にしているだけなんじゃないか?こ〇んなどと噂や陰口が多くうちに来るまで色々な艦隊にたらい回しされていたようだ。

しかしここ最近殆どが食堂での仕事だったのでそんな噂や陰口は減ってきている。

しれぇがメビウスを食堂の仕事に任命したのはこのことが関係しているのかもしれない。


艦隊内戦が始まる少し前…


「メビちゃん!」


「あら、ぜろさん。今日はどうしましたか?」


「いや、少しメビちゃんの今後の話をね」


「…今後…ですか。」


メビウスは話を聞いて下を向き低いテンションでしれぇの言ったことをしっかりと理解できるように反復する。


「うん、そろそろメビちゃんもここに居る期間も長くなってるからね…」


「そうですよね…薄々分かっていました…」


メビウスは淡々とした口調で話し始める。


「私は艦隊の邪魔者、膿だって、というかぜろさんにこの担当を任せられてからですかね。だけどそんなことは一切考えずに鬼ちゃんやもちさん達のことを考えてこの艦隊に尽くしてきたつもりでした。だけどやっぱり駄目ですよね…だってもう存在自体が邪魔者ですもの…艦隊にとって私は損害でしかないのですから。」


メビウスはこれまでにやってきたことを悲しくそれを嘲笑うかのように細々と語る。

そして少し沈黙したと思うと顔をバッとなにか区切りをつけるように言う。


「しかし私は後悔してなんか全くしていません。だって行く艦隊はどこもかしこも露骨に私に関わらないようにされましたがここはそんなことは一切なく皆さん温かく迎えてくれました。こんな私を温かく迎えていただいた人たちはあの艦隊以来でした。それがとても嬉しかったですし懐かしくも思いました。今までありがとうございました。私はここの方達のことを決して忘れることはないです。」


そうメビウスは静かに今までことを言い切った。


「メビちゃん…」


しれぇはメビウスのその真剣さに影響されて静かにメビウスの呼び名をいう。

そしてまたしれぇが声にする。


「なにを言ってるの?」


元気な声でしれぇはメビウスに言った。


「え?」


「俺がそんなひどいことなんかするわけないし言うわけないだろ?」


しれぇは眩しいくらいな笑顔でメビウスに告げる。


「メビちゃんがうちの邪魔者?膿?いつそんなこと言ってたの?そんなことは一切ないはずだよ?もちろん艦隊のみんなも」


メビウスは呆気に取られて目を大きく開く。


「確かにメビちゃんの噂は聞いてたよ。なんだっけ仲間を不幸にする?だっけ、そんな小さいこと気にしていたの?そんなこと関係ないって!だって零式艦隊だよ?さいきょーなんだよ?メビウスさんが今までどんなことをされたり言われたのかは知らないけどうちは絶対にしない」


しれぇは零式艦隊を自慢するようにそして確かな意思を持つように言う。

メビウスは少し理解が追いついていないようだった。しれぇはメビウスが何かを言うまで少し待つ。

そしてメビウスは今にも泣き出しそうなそんな弱々しい声で反論をする。


「…だって私は周りを不幸にするんですよ?」


「だ・か・ら!そんなの関係ないし、零式艦隊だから大丈夫!」


「…私は皆さんに迷惑をかけるかもしれないんですよ?」


「ふふふ、そんなの絶対ないしあっても俺たちなんだから問題ないね!メビちゃんも見てきたでしょ?」


「……そうでしたね…」


メビウスはこれまでのみんなを思い出しながらやっと居場所ができたようなそんな明るい安心した笑顔を浮かべる。


「うん、その笑顔でこそメビちゃんだ!」


しれぇは満足したようにメビウスの顔をみてつられるように笑った。


「それじゃメビちゃんこれからもよろしくね?」


しれぇはメビウスに最終確認をするように問いかける。

メビウスはこれから苦難を共にするしれぇとその隊員に向けるように返事をした。


………

……


鬼崎は少し焦っていた。

高雄は確かに近距離で戦うには負けることは中々ないほどに強い。

しかし数的に負けているならば話は変わってくる。

しかも今、片面の魚雷を撃ち尽くしたばかりで次の装填までかなり時間がかかってしまう。もしぬるポンが前に出てきても魚雷を発射して避けている間に逃げることが出来るがその牽制するものが主砲しかない。

これだけではぬるポンに対しては力不足なのだ。


そんな前に出るか引くべきかを迷っている中、鬼崎は何かを直感で感じ取った。

何かはわからない。

しかし勘が確実にやばいと警告を鳴らしていた。

鬼崎は旋回そして全速前進で前に進む。

その瞬間に高雄に何かが降り注ぎ大きな振動と共に大きく船体が揺れた。

耐久がごっそりと持っていかれるような、いや実際に持っていかれていた。

多分こちらのバイタルが抜かれてしまった嫌なものを感じ取った。

多分あのまま進んでいたら沈んでいたかもしれない。

その正体はメビウスの向うで起こっていた。

そう、ついにブレスが到着したのだった。

メビウスは状況を把握したようでこちらに向けて旋回を仕掛けてくる。

だがしかしその行動は間違いだったことになる

それはこちらも同じことを差すことになるからだ。

後ろからドンっと大きな音が響く。その音の正体はメビウスのアトランタに向けて跳んでゆく。そしてアトランタに二本当たる。


「あー、こりゃぎりぎりに避けられちゃったか」


少し残念そうな話が無線で入ってきた。しかし声は今にも駆け出しそうにワクワクしていた。


「やっと来たか、遅いぞー」


今までの戦況が変わるようにその存在は大きくそして

そう、ついにしれぇが到着したのだった。


どうだったでしょうか?

各隊員に秘めた思いは色々あるみたいです......

あなたにもそんなものがありますか......?

誤字脱字があるかもしれませんがそのときは報告お願いします!!

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