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第五十四話拓巳編「友から愛」

お久しぶりです。

那祢です。

書いたやつ。

一度消してしまいました!!!

携帯更新は保存しないで書いています。

戻るを押したり間違えてボタンを押すと消えることがあるのが辛い。

保存すればいいのですが・・・

ついいっぺんに書こうとする癖が。

すみませんでした。

遅れましたが楽しんでいただければうれしいです。

ではあとがきで!

龍さんが帰ると代わりに女子高生&芦川が入ってきた。

そして、ベッドを囲むように芦川、千鳥、卯月ちゃん、美申ちゃん、未歩、丑の順で座った。


「ちょっと花の準備をしますね。」


すぐに未歩は持ってきた花の準備に行った。


「拓巳さんお見舞いの品持ってきました!」

「まー。なにか~食べますか?」


元気よく卯月ちゃんとのんびりな美申ちゃんだ。

早速ビニールの中をのぞく。


「ありがとうみんな。おっ?鮭とばがある!」


魚好きな俺は喜ぶ。


「はいっ。私です。」


花瓶に花をいれ持ってきた未歩が手をあげる。

俺は届く範囲だったので頭を撫でてあげた。


「よく魚が好物だって知っていたね?」

「お弁当におにぎり。全部魚物(さかなもの)だったから」


よく観察していること。

すると


「旦那様。果物は苦手だった?」


ぼそりと言い悲しそうな顔をしている千鳥。

俺は千鳥の頭も撫でて


「大丈夫。果物も好きだから。」


と言う。

二人とも照れているのかにこにこしている。


ー ゴホンッ! ー


芦川が咳をする。

怖い顔だ。

あっ。

そう言えばスキンシップの取りすぎはいけないと言われたな。

そっと頭から手を離す。

未歩と千鳥はまだまだ撫でてほしい犬みたいな顔をしている。


「あっ!リンゴ、剥いていきますね。」


未歩はリンゴを洗いにいった。

次は芦川から


「では先輩、昨日何があったんですか?」


質問が来た。

伝えていいのか悪いのか。

殴った奴が最後に言っていた言葉。

それと名前を知っていたこと。

警察に任せればいいのでは?

色々頭に横切る。


「聞いてますか?先輩?」

「ん?んんっ?!」


顔が近い!

キスするぐらい近い。

前屈みなのでお胸のWが!


「お前、近いよ!!」

「近くて良いんです!怪我の状況見れるから。先輩の顔も見れるから。だから思い出してください。どんなことでもいいんです!」

「だから警察に任せれば良いから。」

「警察に任せられません。私達も探します!」


言うことを聞かない芦川。

それに対して俺は


ー プチンッ! ー


「だからいいって言ってる!お前達が怪我されたら俺は困るんだよ!大切な大好きな仲間。そんなの失いたくないから!あがっ!うっ・・・・いたたた・・・・」


頭が痛む。


ー ムギュッ! ー


後頭部に柔らかな感触。

これってもしかして・・・・


「振り返らないで。恥ずかしいから。」


声の主は丑ちゃんだ。

頭を抱き締められているのだろう。

丑ちゃんのWに頭が挟まっているのだ。


「丑ちゃん?」

「まだ痛いですか?」

「も、もうだいじょう・・・・むぐっ?!」


いきなりほっぺをつままれた。


「大切な仲間なのは私達も変わらない。だから心配させて。」


そう言う丑。

もういちど抱き締められた手や体は震えていた。


「・・・ごめんなさい。」


俺は皆に謝った。

そして起きたことを話し出した。

ゲームの後、買い物に行ったこと。

買って出たらいきなり襲われたこと。

その時相手がいった言葉。


ー お前。邪魔なんだよ!俺の女に手を出すな!わかったな! ー


「私達ー彼氏はーいませんよー?私はーぎゅうちゃん一筋ですしー。」


と美申から。


「私の方もないね。皆の情報なら大体はいるからね。ちなみに千鳥と未歩と丑ちゃんは君が好きなようだし。」


卯月も続けてよけいなこと言った。


「えっ?」「なんで知ってるの?」「おいっ誰がっ!」


ばらされた三人は卯月を締め上げる!

他人から言われても実は少し嬉しいものだ。

残りは・・・・


「わ、私!?私は・・・・いませんよ。だって・・・」


チラチラこちらを見てくる。

あー。

確かに同僚の前だと言えないよね。

俺は制止しようとした。

だが・・・・


「芦川先輩も拓巳さんが好きなんですよね?」


ここに爆弾がいるのを忘れていた。

三人係で止めているのに制止を聞かない。

そう、まさに爆弾が。


「「「「「「はっ、はあぁ~~!!!???」」」」」」


皆、声をあげて驚いた

俺も驚いてしまった。

そう言えば一緒にご飯食べたりした。

違う見方をするとたしかにデートだ。

女子高生と仲良くしていた時。

考えてみれば好きな人が犯罪者、またはとられるのは嬉しくない。

俺より仕事ができるのに俺より後に帰るのも一緒に帰りたいから?

俺は芦川を見る。

先程から彼女はうつむいている。


ー 本当なのか? ー


顔を覗き混むと・・・・


ー バチン! ー


芦川に頬を叩かれた!

脳みそが揺れる。


「あっ!!!ごめんなさい!わたしっ!!!」


謝る芦川のちらっと見えた彼女の顔は・・・

秋の紅葉に似た真っ赤だった。


そして俺は意識を失った。


拓巳編続きます。

拓巳を誰がやったのか?

次回は新キャラ出現予定で頑張ります。

よろしくお願いします。

那祢でした。

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