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第五十五話拓巳編「最大三ヶ月まで」

どうも那祢です。

いつもより急いで書いたので文字数少な目です。

今回は拓巳さん襲撃事件の犯人がわかります。

どんな人物なのか。

またあとがきで。

俺は目を覚ますと皆いなくなっていた。

どうやら面会時間が終わっていてようだ。

しばらくするとお医者さんと看護婦さんがやって来た。

そして診断した結果が以下のようだった。


ー 全治二~三ヶ月ぐらい ー


どうやらレントゲンの結果がでた。

かなり多くヒビや骨折しているらしい。


「いつ退院出来るんですか?」

「それはあなた次第です。足の骨折で折れている場所がくっついて治れば早くて一ヶ月ぐらいですかね。」

「一ヶ月ですか。」

「そうですね。足の片方のヒビが治れば松葉杖で歩けると思いますが何時治るかわかりませんので。」

「早く退院したいんです!お願いします。」

「そこはあなたの治癒の速度ですから私にもわかりません。」

「そうですか。」

「はい。」


俺はお医者さんが帰った後一人で考えていた。


俺は一ヶ月以上会社を休まなければならないのか。

その間、会社は待ってくれるのか?

常連のお客様には迷惑かからないのか?

不安と心配が込み上げてきた。


そう、不安と言えば

さっき皆に襲撃されたと伝えた時に彼女らはなんか様子がおかしかった。

特に未歩。

未歩は誰だろうか考えてしばらくして何かを思い出したようにしていた。

心当たりがあるのか?

千鳥は丑ちゃんを美申ちゃんと話を内緒話をしていてうなずいていたし芦川と卯月ちゃんには


「芦川先輩の回りには今のところ憧れや恋心を抱いている人は聞いたことありません。ただ、惚れられる要素はありますが。」


と内状を話していた。

一応、これ以上調べるのは止めておいてとは伝えたものの不安だな。


ー ガラガラガラ・・・・ ー


誰かが入ってくる!?

確認するとスーツ姿の男性が二人。

あっ、手帳が!

どうやら警察の方だったようだ。

そして長い事情聴取が始まった。

終わる頃には九時を過ぎていた。


俺は龍さんの持ってきたPCを開く。

そしてチェインリングスを始めた。

皆ログインしてるかな?

ワクワクしながら。



そのころ。


「くそがっ!アイツ、ボコボコにしたのに何で生きてんだよ。」


自分の部屋で騒いでいる。


「アイツさえいなければ俺は・・・・」


ー ガシャン! ー


物にあたる。

そして静寂が。

いきなり考え出した。


「うーん。どうすれば・・・・」


しばらく考え込む。


「そうかっ!アイツゲームやっていたな!」


先程までの態度が嘘みたいに。


「ふっふふふ・・・・。」


含み笑いをしだす。


「その中ゲーム内でも痛め付けたりしちゃえば!!」


バソコンを起動してアイツがやっていたゲームをダウンロードする。


「そう、ゲーム内で嫌がらせをすればどちらかゲームをやめるよな。そうすれば接点が無くなる。」


会話もなく、次第に冷めていくはず。

チェインリングスだっけ?

アクションゲームが得意な俺にとって簡単だ。


ー ピロンッ! ー


彼はダウンロードが終わったのを確認する。

よし、狩りの始まりだ。

装備を鍛えないといけない。

なれない手つきゲームを始めた。

そして出てくる敵、ボスを狩りまくる。

次第にコントローラーの使い方を覚える。

単身でクエストに出てボスを一人で狩れるようになる。


「なんだ簡単だな。」


一日あればある程度できる。


「強くなってきたな。」


いろんな仲間を利用して難しいクエストに行きまくる。

そう、おんぶ抱っこ作戦だ。

どんどん強くなっている。

足りない。

まだまだ足りない。

そう、彼は強欲なのだ。

まだ。

まだまだ。

まだまだ・・・・・

そうして彼は強くなった。

卯月、千鳥と同じくらい。

足りない。

まだまだ足りない。

あのサラリーマン。

高根拓巳をゲーム内で殺すまでは。

俺はやめない。


野望が大きい彼の名は。

狗井常永。

未歩に告白した。

卒業したバスケ部先輩であった。

狗井常永。

今回の犯人です。

まあ、人気者だったのでフラれると思っていなかった。

彼に黒星をつけた未歩。

でも諦められない。

ならば好きな奴より好きな奴が好きなものを奪えば!?

そんな風に考える。

紳士なのかそれとも?

ちなみにはじめの方にも少し彼、モブで出ています。


ではまた次回まで。

毎週ギリギリで頑張って書きます那祢でした。

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