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第四十一話拓巳編「新たな仲間?」

おはようございます。

いつもお疲れの那祢です。

今回は前回の続きです。

ダイナ・レックス二頭にどう戦う?

またあとがきで。

「よし!考えよう!」


俺は草むらに隠れながら作戦を練っていた。

出口は一箇所しかない。

ある場所は片目のダイノレックスの後ろ。

そしてダイナ・レックスは2頭いる。


まず、ターゲットを一頭に絞ろう。

運良く一頭はまだ俺に気がついていない。

探しているのは連れ去って巣に持ち帰る時に俺が炸裂矢で頭部を攻撃した一匹。

その時の爆発で片目が見えなくなっている。

なお、餌が逃げたことと片目を奪われたことでかなり激怒しているのだろう。

片目のダイナ・レックスは手当たり次第に攻撃している。


-どうする?-


しばらく考えた俺は片目のダイナ・レックスに見つからないよう少しずつ離れて遠くへ遠くへ離れた。

そして通常より密度の濃い草むらへ潜る。

俺はその草むらに「ニードルスパイク」の罠を仕掛ける事にした。

「ニードルスパイク」とは敵が通り抜けるとニードル付きの罠が斜めから飛び出しダメージをあたえる。

それだけではなく吹き飛ばす効果もあるのが便利な点だ。


「よし!!作りますか!」

-ガサゴソガサゴソ・・・-


早速スパイクを作る作業に取り掛かる。

作るには1分の時間がかかる。

それまでダイナ・レックスにばれないようにしないと。

相手を気にしながらながら俺は作業にかかる。

残り30秒。

草むらでうろうろしていたダイノレックスが動き出した。

残り5秒。

4秒。

3秒。


「グギャアアアアォォォ!」


ダイナ・レックスが叫んだ。


-ばれた!-


ダイナ・レックスがこちらに向かって走ってくる。

残り2秒。

1秒。


ニードルスパイクが出来上がった!

すかさず罠の後ろの方に逃げる。

すると俺めがけて真っ直ぐ走ってくるダイノレックス。

そして片目のダイナ・レックスは罠の位置に。


-ガコン!ザシュッ!!!-


「ガッ!!グギャァ!!!」


ダイナ・レックスは斜め奥に飛ばされた。


-いまがチャンス!-


俺はすかさず飛ばされたダイナ・レックスを確認し出口に向かって走る。

もう一匹のダイナ・レックスはニードルスパイクで怪我したダイノレックスが気になったようで駆け寄っていく。


-このまま逃げ切れる!-


そう思い俺は出口からフィールド外に駆け出した。

その時・・・


「グギャアァァァァーオン!」


片目のダイナ・レックスがとてつもない咆哮をあげた。

なにか異形な空気が後ろから・・・

振り返る俺は息が止まる。


-バサッバサッバサッバサッ・・・-


ダイナ・レックスが・・・キレた!?

スパイクにやられたボロボロ姿のダイナ・レックスが翼を広げ飛翔していた。

そいつが見ているのは・・・俺だ。


-ダダダダッ!-


俺は森や草むらを利用して逃げ出した。

それを追う片目のダイナ・レックス。


-バキバキバキ!ギャリ!グシャ!-


森や枝を気にせずダイナ・レックスは俺を目掛け突っ込んでくる。

いつもは避ける動きをするはずなのに!


「やば!なんだよあの動きは!聞いてないよ!」


ぐんぐん近づいてくる。

気配が後ろから・・・

逃げる俺の後ろには恐怖が・・・!


-ガチン!-


鋭い牙が掠める。

そして鋭い爪が!


「くっ!!!」


やられたと確信したとき


-ズガガガガガガガガガン!!!-

「ギャオッ!!」


ダイナ・レックスが爆発した?

ちがうこれは・・・


「大丈夫っすか?そこの人。」


大砲みたいな大筒をもった男が。

そして後ろには火縄銃みたいな形の銃をもった女性が。

どうやら口の中に一斉射撃したみたいだ。


「もう、ギュウ君は~。まちました~?友達のお願いで助けにきましたよ?」


友達のお願い?

誰のことだろう?

そしてギュウ君?

見たことがあるんだが・・・


「グギャアー!!!!」


一斉放火で怯んでいたダイナ・レックスが復活したようだ。


「じゃあ、倒しましょ~か~?」


とガンナーの女性が俺たちに告げる。


「やるだけやる。みなさん頼みます。」


と俺が頷きながら言うと


「いいね~!そうゆうの好きっすよ!じゃーやりますか!」


煽る大砲男。


そしてガンナーだけのダイナ・レックス狩りが始まった。

助けには言った二人組。

誰がは次回で紹介します。

なので次回もよろしくお願いします。

那祢でした。

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