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第二話拓巳編「失敗、そして・・・」

また書きました!

たのしめるといいですな~


「はぁはぁはぁ・・・・」

いきなり息切れですみません。

ただいまバイジャこと私、拓巳はチェインリングス内で追いかけられ逃走中です。

どうしてこんなことになったかと言うと・・・・


~ 一時間前 ~


さあて、VRに慣れるためにまずは町を歩くかな。

俺はクエストに出るために買い物をついでにぶらぶらしていた。

さすがに高画質のVR。

画面ではぼやけたりしていた他のプレイヤーや販売しているNPCの顔までしっかりみえるものだな。

おっ!あのプレイヤーは口元にほくろが!

う~ん。セクシーですな~。

「VR、高いのかってよかったな~。」

つい独り言を言ってしまう。

グラフィックで酔う等言われていたけど結構なれたかな?

俺、慣れるの早いほうかも!

そんな気の緩みがこんなことを思ってしまったのかもしれない。

(そうだ!みんなに迷惑かけてはいけないから少し練習するか!簡単なクエスト受けよう。)

これがあいつとの出会いになるなんて思いもしなかった。


ー冒険クエスト初級、盗賊を三人倒せ。ー


パソコン画面内で何回もやっているクエストを受けてみた。

内容は簡単、洞窟奥の盗賊三人を倒すだけ。

大体早くて十分ぐらいのクエストである。

注意点は他のプレイヤーがいるのでフレンドリーファイヤー(同士討ち)をしないようにすることかな。

チェインリングスは他のプレイヤーも一緒に同じフィールドにいるので間違って攻撃してしまうことがある。

そう、フレンドリーファイヤーができてしまうのである。

ダメージは少ないけど受けてしまうとモーション解除や怯みなどあり隙ができてしまう。

まあ、そのリアル感が好きで遊んでいるプレイヤーは多いはず。

ただ、防止対策として頭の上に名前を出しながらクエストできるので気を付けることができる。


VRを買ってノリノリの俺はそんな初歩的なことしてしまったのである。


どんどん倒す盗賊一体は弓矢でヘッドショット。

二体目は近距離で三回斬って倒した。

そして、三体目でそれはおきてしまった。


ー ヒュン! ー

口にマスクをした盗賊みたいのプレイヤーに弓をうってしまったのだ。


ー バシッ! ー

盗賊みたいなプレイヤーに矢が当たってしまいダメージ判定がでてしまう。

そのプレイヤーが怯みアクションをしたあとダメージを受けて弱ったエフェクトになってしまった。

弱ったりダメージを受けすぎると動きが遅くなったり表情が変化する。

パーティーにいる場合はフレンドの体力が画面に出るのでそこで確認をするのが一番分かりやすい。

まあ、このゲームはこんな凝った演出があるのでそこも人気があるようだ。(まあ、一部の大人には)


「ごめんなさい!間違えました。これで回復してください。」


俺は急いで文字を入力して相手プレイヤーに回復薬を使用した。

盗賊みたいなプレイヤーを回復させるとお詫びとして回復薬を渡そうとした次の瞬間、


ー ジャシュン! ー


盗賊みたいなプレイヤーが切りかかってきたのである。

(ヤバい!おこらせてしまった!)

俺は即座に逃げ出した。

それを追いかける盗賊(みたいな)プレイヤー。

自分も狩人で足が早ければ相手も盗賊なので勿論、足が早い。

そして、初のVR鬼ごっこが始まった。


そして今に至る。

えっ?ゲームやめればいいって?

このゲームその場では止められないのである。

セーブポイントか宿屋等行かないとゲームが止めれないようになっている。

そうしないとその日獲得したアイテムや武器は無かったことになってしまうのである。

ちなみに

「何か本当に寝てるなど生活感を醸し出したくて・・・」

製作者のコメントです。

そんなわけでただいま洞窟を抜けて町まで走ってます。

かなりVR酔いしてますが・・・集中しないとミスする。

とにかく走る、スタミナ無くなったら歩いたり相手を撒いたり・・。

そして宿屋まであと少しのところで道を間違えたことに気がついた。

(しまった!こっちは行き止まりだ!)

ー ザッザッザッザッザッザッ ー

後ろから気配がする。

そう、あの盗賊みたいなプレイヤーが後ろまで迫ってきていたのだった。

次回は予想しない展開が!

さあて頑張って書きます。

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