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プロローグ 「はじめましてVR?」

はじめまして那音です。

書きたかったのをやっとまとまったのでかきはじめました。

素人なので気になる点があるかもしれません。

よろしくお願いします。


俺、高根拓巳は物凄くいらついていた。

何故なら朝、会社に行く前にバスにて「痴漢!」と間違われ会社を遅刻してしまった。

そのため、会社のミーティングに遅れ一番怖い先輩に怒られた。

しかも、他のやつに見せつけるようにデスク前でお説教タイム。

課の後輩達には笑われる状況。

さらに数日かかった営業の商談を相手に無かったことにされてしまい部長に追撃までいただいてしまった。

そして残業の末、バスに乗って自宅に帰る途中。

今、時間は夜の九時。

市街から離れ道を走り揺れるバスの中。


「はあぁ~。なんだかな~。」


俺はバスの中でつり輪につかまり今日一日を考えていた。

まずあの痴漢騒動がいけない。

俺は鞄を左手につり革を右手に持っていたので自分の右側にいる女子高生のお尻には触れられるはずがない。

体が変形するように曲げるならできると思うけど普通の人にはまあ無理だろう。

車掌や警察に現状を説明して女子高生も納得し直ぐに解放されたからいいけど会社につくまで一時間もかかった。

ついたもついたで先輩が入り口でかなりお怒りの仁王立ち。


「なに遅れてるんだバカが!!」


第一声がこれでした。

そのあとは三十分お説教タイム。

だけど先輩も怒りすぎだと思う。

遅れた内容言えないけど「警察に呼び止められた」と電話で伝えたのでおれが大変な状況だったかわかってほしい。

それと怒られている時にに眺めてやけている後輩の顔、ムカついたな。

終わった後近くに来てからの一言。


「せんぱ~い、めっちゃおこられてましたね?だいじょうぶでしたか?プークスクス~!」


先輩に対してプークスクスはないだろ!

バカにしてる言い方が腹が立つ。

そして、何回も通った大口契約の奴は「君は若いからまだまだわかっていないんだよ~。君とは契約できないので今回は無しで頼むよ。」なんて言って取り消しをされるし。

そして帰ってくれば部長に呼ばれ「どうしてこうなったか説明してほしい。」と再びやってきたお説教タイム。

本当に憂鬱な一日で考えるたびため息が出る。

今日あったことを思い出しながらバスに揺られているとふと上に貼られたチラシがあった。

そこには可愛いキャラクターと大きい文字でこう書いてあった。


ー今週発売。あのVRを使った新たなゲーム、チェインリングスストーリー!これで君も冒険者だ!(VR使わなくても遊べます)ー


冒険者か~。子どもの時は勇者を夢見ていたな。

今、気がつけば営業のサラリーマン。

なにやってたのかな。

そういえば大人になってゲームらしいゲームやったことがないな~。

たしか、俺が今25歳だからかれこれ十年くらい経つのか。

ところで「VR」とはなんだ?

聞いたことはあるが・・・・・

スマートフォンを開いて調べてみる。


「VR・・V・・R・・えぇっと。ばーちゃるりありてぃい?」


しまった!つい口に出してしまい回りの人にみられてしまった。

学生には「マジでしらないのかよー。」「ばーちゃるりありてぃい?だってさ。」などクスクスわらわれている。

サラリーマン風の人には「テレビで話題になってただろ?」みたいな顔をされた。

しらなくてなにがいけない!だから調べるんだ!内容しっているのか!

そう思いながら恥ずかしさで自分の顔に熱を感じた。

チラシを見ながら揺れること5分。

バスは俺の住む近くのバス停に近づいていた。


バーチャルリアリティーゲームかー。

ゲームの世界を体感できるのは楽しそうだな。

映画みたいに現実と間違えるとかあるのかな?

「なんだか、やってみたいな。」

ん?

自分の一言に驚いた。

今までならゲームが出ると「高いからいらないしやる時間あったら寝ていたい」と思ってかわなかった。

最近、楽しいことは寝ることやバス通勤のために車に乗れないのでドライブが趣味みたいなものだった。

そんな自分が興味を持ったことに驚いたのだった。


(まあ、VRは高いけどソフトをまず、買ってやってみるかな)

ープー!ー

そう思いながら俺はついたバス亭で降りた。


そこから俺はゲーム三昧になるとは知らずに。



やっと始まりました。

次回第一話がんばります!

ではまた次回まで。

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