高梨ここあ実験します
翌日、ジャスミンさんをギルドに送り届けると
気になる事があったので皆を街に待機させて一人で郊外の空き地へやって来た
「いでよ、高機動車!」
・・・・・・・・・・・・
「あれ~何にも起きませんね・・・」
今度は強く念じて試してみよう
「いでよ!!!高機動車!!!!」
・・・・・・・・・・・・・
「あ・・・あれ?」
そう、先日魔族に破壊されてしまった高機動車を復活させようとしているのだ
「えい!えい!えい!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
近くに居た小動物たちがこちらを見ている
恥ずかしいので見ないで下さい・・・
「もしかすると、一度破壊された召喚物は2度と召喚できないのでしょうか」
今までも、もしこれが破壊されたらどうなるんだろう?という疑問はあった
が、納得した
「これは一度破壊されたら終わりみたいですね・・・」
今まで無警戒にレールガンだのヘリコプターだの果はミサイルだの出してましたが
これらは奥の手に取っておいた方が良さそうです
さてと、街に帰りましょう、宿代を払わないとですね
ポケットを弄る
「ん・・・」
手のひらの上にはジャスミンさんの護衛料として受け取った金貨10枚
年の為アイテムボックスの中身を確認するも当然お金なんて入ってない
スキルでアイテムを呼び出して商人に売りつけようにも
スキルで呼び出したアイテムは私から一定時間離れると消えてしまう
「あかん!あかんですよこれは!」
あんなスタイルが良いのに牛のように食べるラプターに加え
魔族の中でも良い所育ちっぽいグルメなペスコ
あの二人のご飯代に加え、3人に増えてしまったので宿代も嵩みます
「仕事だ、仕事をしなくては・・・」
私は急いでギルドへと向かった
掲示板を眺めるも良い依頼が見当たりません
「んー、何か良い依頼は・・・おっこれは」
「コスモ森林でコスモ草を採取したいので護衛をお願いします
1パーティーに付き金貨50枚合計4パーティー募集します」
ただの護衛依頼に金貨50枚?私はおかしいと思いつつも
無い袖は触れないので依頼を受けようと掲示板へ手を伸ばす
「ここあちゃん、それはオススメしないわ」
「えっ」
振り向くと、ジャスミンさんが立っていた
「あ、ジャスミンさん、休んでなくて大丈夫なのですか?」
「ええ、お陰様で・・・じゃなくてここあちゃん
悪い事言わないから、その依頼は手を付けないで」
「え、何でですか?もう4パーティー埋まっているとか?」
「いえ、残り1パーティーあいてるは、そうじゃなくて・・・」
ジャスミンさがとても言い難そうだ
「コスモ森林ってねオークの生息地のど真ん中なのよ」
あーなるほど、ファンタジー定番、剛力無双で異性に目がないあれですね
依頼料が高いのも頷けます
「オークの何が問題なのですか?」
「え?あぁ・・・ここあちゃんなら問題ないか・・・」
ジャスミンさんぼそぼそ喋っていてよく聞き取れない
「え?すみませんもう一度良いですか?」
「ん、あぁいやごめんね、依頼だったね受付完了しておくね
集合は明日の早朝ここだからね」
パパっと地図を渡すと、慌ててどっかいってしまった
一体何なのでしょうか・・・
宿に戻ると皆も帰宅していたので、明日クエストに行く馬を伝えると今日は就寝した
ジャスミンさんの慌てよう一体何だったのでしょうか




