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魔国の日常  作者: 盗賊
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初戦終了

 ありがとうございますっ。お気に入り登録、二人になりました!!(ぱちぱち)嬉しいです。頑張りますっ。

 と、言い切りたいのですが、戦争って、どう進めていいかわからなくなりますねっ。

 と、いうわけで休憩回ですっ←

 魔王の天幕

「たっ、だいまぁ~♪」

「ただ、い……ぁ……」ぐたぁ

「勇者!? だいじょぶか!?」

「騎C、なんでそんなに陽気に帰ってくるの?」

「はい、盗賊さん、頼まれモノだよぉ~」

「あ、ありがと。……って、聞いてる?」

「騎C、とりあえず報告を。勇者は……」

「とりあえず、茶飲むか!?」

「ありがとうモーブ……」

「ただの体力不足? 勇者、鍛え方が足りないねぇ」

「う、るさい……」

『小休憩』

「勇者、大丈夫?」

「うぅ~」

「だって勇者キノコ殺してないんだもん。そりゃ疲れるよねぇ~」

「殺してない?」

「だ、だって、だって! こんなつぶらな目でこっちを見てくるんだぞ!?」

 ぬいぐるみのような黒くてつやつやな目。

「……」

「しかも、ふかふかで……」

 短い手足、ふかふかなぬいぐるみのような体。

「魔王、火ちょうだい」

「火? そこにたき火っぽいの作ってやる」

「さんくす」

「しかも、きゅいっ、とか、可愛い声してっ……!!」

 口は漫画とかで猫とかがしていそうな、船のイカリっぽい形。

「それで、それでっ……」

「って、何してんの盗賊さぁーん?」

「ん?」

 たき火っぽいところで、キノコの一部を切り取って、串刺しにして焼いている。

「キノコぉ!!」

「勇者、これ敵だよ? かわいそうとか思ってたら自分がやられちゃうんだからね? もぐもぐ」

「何食ってんだぁ!!」

「おいしいよ、以外と……これで食糧難にはならないね」

「ちょ、おまっ、マジで食ってるやつがあるかぁ!!」

「おいしいのぉ?」

「騎C、興味を持たないでください」

「……」

 いい匂い、と耳としっぽと鼻をひくつかせるモーブ。

「……モーブ……」

「なんでもないですっ!!」じゅるっ

「ゆぅゆぅ、ここで君に一つ朗報です」

「なんだ?」

「これに命はないから安心してくれたまえよ」

「……イミフ~」

「勇者が壊れたんだが、誰か修復できるかや?」

「おい、ヒトをモノ扱いするな!」

「これは失敬」

「で、どういう意味だ?」

「人形みたいなやつってことだよね?」

「うーん、当たらずとも遠からず」

「あ、でもほらっ、勇者! 近かったでしょ!?」

「あー、そーだなー」

「なんだよぉ……」

「楽しくなかったでしょう、騎C?」

「うんっ」

「だろうね。今見てみたんだけどさ、考えて行動するロボットのようなものだから、あんまり楽しさはないだろうとおもった」

「ふーん?」

「よくわかってない君には説明しようもないけど、君の欲しいゾクゾク感っていうのは、ちゃんと生きてる相手に対してじゃないと得られないと思うね。対等に戦って、緊張感もってこそのゾクゾク感だろう?」

「そーなのかなぁー」

「……まぁ、キノコはうまいから、余裕あったらとってきて?」

「うん、いいよぉ~」

「……なんだあそこ……」

「イチャイチャしやがって……」

「マオマオ! 僕分かったよぉ!」

「何がだ!?」

「キノコはしょうゆがおいしい!!」

「……どうでもいいわ!!」

「あ、でもスープもおいしそ……」

「騎C、アホは放っておいて、報告を、早く……」

「あ、ビィさんめちゃくちゃ怒ってますねっ。えーっと、報告? キノコの出現は場所・時間、ともにランダムですね。出ないときもありましたし、バンバン来る時もありました」

「だが、森だと胞子ですぐ増えるから関係ないくらいだぞ」

「でもですねぇ、戦力的には、レベル三の勇者でも余裕で倒せますから、今のとこ擦り傷とかかすり傷とか、そんな転んだくらいの怪我しか出てませんし……」

「ただ、量が多いだけだな……」

「そうですか。でも、気は抜かないように。はり続けるのもいけませんが、抜くのもいけませんよ?」

「かなり難しいこと要求されてますぅ~……」

「頑張るしかねぇよ! 俺何にもできないけど、料理と応援は頑張るからなっ」

「うん、モーブはいてくれるだけでいいよ~」

「えっ!? で、でもっ」

「よしよし。癒される……」

「こら、あまり気を抜くなと……」

「本陣の中でくらいいいじゃないですかぁ……?」にこぉ

「……ほぉ?」くすり

 無言の攻防

「おい、お前ら、何してんだ……」

「勇者、キノコおいしいよぉ~」

「そんなの食えるかっ!!」

「おいしいのに……もぐもぐ」

「てか、盗賊、だいぶ復活したな?」

「うむ。魔王の魔力少しいただいたし……」

「いつの間に何してんだお前!?」

「護符から抜き取った。魔王の魔力は最上だねぇ」

「……おい」

「勇者、キノコ、一体でも倒してみてね? スライムよりも楽勝なはずなんだからさぁ?」

「う、わ、わかった……」

「勇者、バド力使えば余裕だろ?」

「そ、そうだなっ」

「キノコはキノコだ。キノコだと思って料理しろ」

「わかったっ」

『それでは方向性がわからなくなってきたこの辺で、さようなら』

「いきなり、ちょっ……」ぶつん

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