この突然は意想外!
第三話です。
ご意見・ご感想をお待ちしています。
(波が来ている……)
自宅への帰り道。
裕人は独りで昨夜から今までの出来事を思い返していた。
(突然デカパイづいてしまった。まさか二日で三人の立派なモノを拝めるとは。人生における生巨乳体験のピークに違いない)
裕人はふと今朝の晴とのやりとりを回想する。
(巨乳と言えば……晴は先っぽのケアを続けさせる気だ。巨乳マニアとしては嬉しいが、家族としては微妙? いや、くそマズイ。あの動画をなんとかしないと……)
今しがた生徒会室で起きたドタバタも回想する。
(土岐乃が荒れ狂っていたが、まさかあいつも僕の事が好きだったとはね。抜け駆けがどうこう言って半裸になって泣きながらリムにおっぱい相撲を挑んでいた。なかなかの光景だった。こっちも二度と見られないだろう)
先輩に負けず劣らずの膨らみを持っていた土岐乃。
「きえええええーーーっ!!」
ぼむぼむっ!! ばちんばちんっ!!
土岐乃の奇声が響く中、激しくぶつかり合うデカパイファイトを呆然と眺めながらマニアの裕人はおっぱいを支えるクーパー靱帯が傷つかないかを気にしていたのだった。
(……モテ期?)
夕飯の準備をしていた時にふと頭をよぎった。
思春期男子が憧れる単語の一つだが、なぜか裕人本人は不快感を覚えるのだった。
(いや、たまたま……たまたま、だ。一時的だ。調子に乗っちゃダメだ。すぐに元に戻る。むしろ反動ですべて失うかもしれない。覚悟しておかないと)
趣味と実益を兼ねた料理で夕飯の豚角煮を作る。電気圧力鍋を使い始めてから短時間で出来るようになり、料理する事がより楽しくなった。
「お肉トロトロ。生姜と八角もよく効いてておいしー!」
晴は褒め上手だ。
一緒に食事をしていて嬉しくなる。
弾むような感覚は亡くなった実母がいた頃も感じた事はない。
(そもそも父さん、母さんと食卓を囲んだ記憶はほとんどない。幼すぎて忘れたのかもしれないが)
「兄さん、今夜も頼むね」
ブラトップ姿の晴は食卓に爆乳をデンと置いてアピールする。
「え、ああ……その件だけど」
「ん?」
「兄妹でそういうのはちょっと……と思うよ?」
「なんで? 他人には頼めないよ。兄妹だから出来るんじゃん。私本当に辛いんだよ? 兄さんは悩める妹を助けてくれないの?」
「え……いや、決してそんな……」
新しい家族は自分を頼りにしている。無下に扱ってはいけないのでは? そう思った裕人は断るタイミングを失った。
「よかった。じゃあ今夜もお風呂から始めよ?」
脅しの動画が出るまでもなく裕人は丸め込まれてしまった。
「そうそう。ウチの母親、来月にならないと来られないみたい。仕事のスケジュールがひっ迫してるんだって。それと私だけど、週明けから同じ高等部に転入する事になったから。学校でも宜しくね!」
重要な事をさらりと伝えて晴はダイニングを出ていく。
裕人は小さくため息を吐く。
角煮の最後の一切れを味わいゴクリと飲み込むのだった。
その夜。
義兄妹は昨日と同じ行為を行った。晴は恥じる事なく全裸で湯船に横たわった。
裕人の口での施しに甘い声を隠さない。
「あぁ兄さん、すごい♡ 上手ぅ♡」
なんとなく上から目線を感じた裕人は突起した二つの乳頭を強く吸い上げ甘噛みすると晴は淡い吐息とともに体をガクガク震わせた。
就寝中も昨日と同じく添い寝して先っちょに吸い付いた。
それ以上の行為はなく兄妹は朝までぐっすり眠るのだった。
中慶学園生徒会は中高一貫で運営される。
その中に裕人とリム、土岐乃がいる。
新たに加わるメンバーとは?
おそらく……たぶん……
しかし、転校して直ぐにそんなことが?!
穏やかでない第四話、乞うご期待!




