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僕らは恋愛対象外!  作者: セドケン


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その悩み想定外!

セドケンと申します。

小説家になろうへ久しぶりの投稿となります。

私には珍しく一般作品? です。

是非ともご意見、ご感想を宜しくお願い致します。

 咲坂裕人(さきさかはると)が父親から再婚の話を聞いたのはひと月前のことだった。

 出張先の海外からスマホに入った連絡によると新しい母親と連れ子が来月から一緒に住むと言う。

 父は多忙で戻れないため対応は裕人に任された。


「まったく……いつもいきなりなんだから!」


 父の突飛さには慣れているが自分に一言もなく再婚するなんて……さすがに良い気はしない。とは言え特に反対する気もない。

 今の自分が何不自由なく暮らせているのは間違いなく世界を飛び回って働く父のおかげだ。


(親父がキツい仕事をこなしてるのは僕のためでもある。親父には親父の人生がある。尊重はする。そのかわり僕が突拍子もない事をしても文句は言わせない)


 ひと月後の夜。

 裕人が独居するマンションにやってきたのは、連れ子だけだった。


「はじめまして。晴(はる)といいます。こちらが半年遅く生まれているので、あなたがお兄さんです。私の事は晴と呼び捨ててください。あなたのこと兄さんって呼んでいいですか?」


 母は急遽の仕事のため到着が一週間程遅れるらしい。

 挨拶もそこそこに呼び方を決める新しい家族に裕人はとまどう。

 ツーブロックを七三分けしたライトブラウンのヘアスタイルにカジュアルなジャケットを羽織った端正な立ち姿。

 眉目秀麗の美少年……と、裕人は思った。

 頷いた義兄に新しい家族は瞳を輝かせて微笑んだ。


 二人で夕食を摂り裕人は先に風呂へ入る。


「あの、せっかく家族になったし……背中を流してもいいですか? よかったら話もしたい」


 返事を聞く前に晴は浴室のドアを開けた。


「?!」


 入ってきた晴の裸に絶句する。


「ああ……やっぱり兄さんも気になるよね。このだらしない体……」


「い、いや、そんな事は……」


 だらしないとかの話ではない。

 腰タオル姿で入ってきた晴の胸は男子らしからぬ巨乳なのだった。


(ずいぶん着痩せするんだな。顔はシュッとしてるのに結構なぽっちゃりだ)


「中学に入ってくらいかな? 見る見る膨らんでこの有様。結構重くて肩も凝る」


(確か巨乳症ってあるよな? 病気だとしたら辛いだろうな)


「大きいと色々大変?」


 裕人は努めて冷静に問う。


「うん。ジロジロ見てくる奴もいてキモい。だからいつもはサラシを巻いてる」


 浴槽で向かい合い湯船に浮かぶ豊満なモノを眺めていた裕人はハッとなり目を逸らす。


「兄さんはいいよ。家族だし。それで……背中を流す前にお願いがあるんだけど……いいかな?」


「僕にできる事なら……」


「ありがとう。実は兄姉(きょうだい)が出来たら頼もうと思っていた。ほら見て。おっぱいの先っちょが内側に隠れてるでしょう? 陥没乳首ってやつ。自分としてはすごく嫌なんだよね」


 晴は片方の乳房を持ち上げると、裕人の掌をとり上にボムと載せた。


(ええっ?!)


 呆然としているとさらに驚愕の一言が飛び出した。


「悪いんだけど隠れてる部分を引っ張り出して欲しい。自分でやってみたけど上手くいかなくて。中が汚れてないか確かめたい」


(マジかよ?!)


 唖然となる裕人だったが晴の表情から真剣さを感じて協力する事にした。

 念のために確認する。


「晴は彼女とかいないの?」


「かのじょ?? 彼女ねぇ……?」


「うん」


「もしかして……そっちに頼めって話? 絶対嫌でしょう? むしろ一番知られたくない相手じゃない? 内々に処理しておきたいよね」


(処理て? けど彼女に知られたくないのはわかる)


「それじゃ頼める兄さん?」


 裕人は頷く。

 早速掌に乗った乳房……推定でHカップ以上……をゆっくり撫で回す。


「兄さんは優しいね。でも早くしないとのぼせちゃうよ。とっとと吸い出してもらえない?」


(頼んできたのに結構言うのな。それにしても数時間前に会ったばかりの義弟のおっぱいにこんなこと……思っても見なかった」


 片乳を両手で掴むと先端に吸いつき舌先を隠れている所にねじ込んでいく。


「ああ、いい感じだよ……なんかジンジンしてきたぁ……んんっ!!」


 晴は両手で口を押さえる。

 甘い声を出して変な雰囲気になるのを避けているのだ。


「ああっすごい! 立ってきたのがわかる! ああ……」


 左右の乳頭を引っ張り出し状態を確認した後、お互いの背中を流し合った二人はまだ片付いていない晴の部屋ではなく、裕人のベッドで並んで眠った。


(僕に弟が出来た……兄弟最初の共同作業もすませた……まあ内容は微妙だが……背中の流し合いなんてまさに兄弟って感じ……新しい家族が出来たのは素直に嬉しいな)


 裕人が喜びを噛み締めていると横の晴がツンツンと脇腹をつついた。


「ねぇ……乳首完全に引っ込んじゃった。寝ながらまた吸い出してくれない」


「え……えっ?」


「クセづけしたら引っ込みにくくなるんだって。頼みます兄さん」


 弟の頼みを断れない裕人は布団に潜り込んで晴の胸に顔を埋めた。


(今さらだがいくら兄弟って言っても微妙な行為だよな。合意はあるけど、これがもしも異性の姉妹なら大問題だ。親父や新しいお母さんに知れたら言い訳出来ないな。万死に値するだろう)


 考えるうちにウトウトし始めた裕人は晴の乳頭に吸い付いたまま眠りに落ちるのだった。


 翌朝。


 目覚めて状況を認識した裕人は広島弁でポツリと呟いた。


「こりゃあ……わし死なにゃあいけんわ……」

裕人が目にしたものは果たして何か?

謎を秘める弟、晴の正体とは?

裕人の幼馴染・早瀬リム。彼女が動揺する理由は?

同じく生徒会の後輩・松山土岐乃(まつやまときの)が荒れ狂う時、学園に何かが起こる。

怒涛の第二話を乞うご期待!


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